Japanese
sora tob sakana、GIRLFRIEND、sleepyhead、アベンズ、ましのみ、レニー、イエスタら出演。下北沢LIVEHOLIC 4周年記念イベント・レポート第4弾公開
2019.08.14 19:00
Skream!、激ロックのふたつのメディアを運営する激ロックエンタテインメントが2015年にオープンさせたライヴハウス"下北沢LIVEHOLIC"。その4周年を記念したライヴ・イベント"LIVEHOLIC 4th Anniversary series"が6月9日から7月3日の約4週間にわたり開催された。
ぜんぶ君のせいだ。、sora tob sakana、ハルカトミユキ、モーモールルギャバン、GIRLFRIEND、sleepyhead、鶴、渡會将士、ザ50回転ズ、ザ・チャレンジなど、Skream!や激ロックと繋がりのあるアーティストを中心に、今後の音楽シーンを担うであろう多彩なアーティストが顔を揃えた全25公演からなる同イベント。そんな怒濤の4週間より、公開中の第1弾、第2弾、第3弾に引き続き、第4弾をレポートと写真で一挙に振り返る。
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LIVEHOLIC 4th Anniversary series Vol.15/16/17/19 | Skream! ライヴ・レポート
第1弾、第2弾、第3弾のライヴ・レポートはこちら。
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LIVEHOLIC 4th Anniversary series Vol.1-4 | Skream! ライヴ・レポート
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LIVEHOLIC 4th Anniversary series Vol.5/7/8/9 | Skream! ライヴ・レポート
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LIVEHOLIC 4th Anniversary series Vol.10-13 | Skream! ライヴ・レポート
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なんという透明感と瑞々しさだろうか。青春を感じさせるまばゆい輝きが詰まったこの音と詞からは、若さとは正義であり美徳であるのだということを強く感じるほかない。アニメ"ブラッククローバー"の第8クールOPテーマに起用されている表題曲は、夏の終わりのリリースに相応しい爽やかさと、さりげない味わい深さを漂わせる趣きのある1曲。一方、バンド名義での作詞作曲がなされているカップリング曲「心音」は、彼女たちのここからに向けた想いが映し出されたなかで、地に足の着いた音像が具現化されたものとなっているように感じる。平均年齢18歳という輝かしい未来への展望をいくらでも持てるバンドだからこそ作り出せる、澄みきったピュアネスから生まれた響きに聴き手はきっと心洗われることだろう。
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ヒロインになりたい
平均年齢18歳のガールズ・バンド、GIRLFRIENDの4thシングル。表題曲「ヒロインになりたい」は、大人と子供の狭間を生きる10代後半の女子が抱える日々の悩み、今だから描ける等身大の想いを詰め込んだポップ・チューン。鍵盤の音やストリングスも取り入れた希望に満ち溢れたサウンドに、SAKIKA(Vo/Gt)の大人っぽい歌声が乗ることで、よりリアルな心情と深みが感じられる。冒頭に無邪気な彼女たちの笑い声が入っているのも面白い。すでに配信されている「魅力とは?」は、GIRLFRIEND初の恋愛ソング。好きな人を想う甘酸っぱい気持ちをくるくるとループするリズムに乗せていく。クールな印象から一転し、よりポップさを追求した、彼女たちの新たな一面が窺える1枚。
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平均年齢17歳のガールズ・バンド、GIRLFRIENDがリリースするメジャー1stアルバム。夢に向かってまっすぐに進むピュアな衝動から、止まらないガールズ・トーク、退屈な学校生活、離れて暮らす家族への想いまで――10代女子のリアルを綴った等身大のロック・アルバムだが、そのサウンドは"まだ10代"と一蹴されることを決して許さない。例えば、「吠えろ」のさりげないギター・リフにはルーツへの敬意をしっかりと感じさせるほか、今作には彼女たちのロック・バンドとしての気概が随所に光る。メンバー全員が作詞作曲を担当することで、必然的に広がっていくバラエティ豊かな楽曲たちを自在に歌いこなすSAKIKA(Vo/Gt)のナチュラルなヴォーカルも含めて、とにかく4人のバランスが抜群だ。
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花束
約5年ぶりのアルバム『ハッピーエンドを始めたい』を今年7月に発売、同作を引っ提げたリリース・ツアーを現在開催中のLenny code fictionから、早くもニュー・シングルが到着。TVアニメ"新しい上司はど天然"のEDテーマに起用されている表題曲「花束」は、前述したアルバムの世界観と地続きながらも、80'sテイストのシンセはレニーのアンサンブルに心地よい浮遊感と耳新しさを与えている。また、c/wには夜が似合う打ち込みが印象的な「チープナイト」と、ストレートなバンド・サウンドを湛えた「それぞれの青」という、表題曲とは趣向を変えた2曲を収録。片桐 航(Vo/Gt)が自身と向き合うことで生まれた2ndアルバムを経て、今作で綴られた"今贈りたい歌詞"をあなたも受け取ってみては。
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ハッピーエンドを始めたい
Lenny code fictionから約5年ぶりのアルバム『ハッピーエンドを始めたい』が届いた。本作には「脳内」("炎炎ノ消防隊"第2クールED主題歌)、「ビボウロク」("BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS"2022年7月クールEDテーマ)、「SEIEN」("魔王学院の不適合者 Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~"OPテーマ)という3曲のTVアニメ・タイアップを含む全11曲を収録。片桐 航(Vo/Gt)がひたすらに自分と向き合うことで生まれたというアルバムだが、コロナ禍で思うように活動ができなかった期間を経て歌われるラスト・ナンバー「幸せとは」はバンドを続けることへの喜びと気概に満ちている。
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ビボウロク
予定していたツアーが再三にわたり延期になるなど、コロナ禍で辛酸を嘗めてきたLenny code fictionだが、3年ぶりのリリースとなった6thシングル『ビボウロク』は、思うようにバンド活動が行えなかった期間も決して無駄ではなかったことを確信づける1枚だ。片桐 航(Vo/Gt)が自身の弱さと向き合ったことで生まれたという「ビボウロク」は、人生で貰った"優しさ"に励まされながら生きる心情を歌った温かくも力強さを感じさせるナンバー。c/wには反骨心と不屈の精神を滾らせるロック・チューン「Pretty Dirty」と、バンド第2章の始まりを告げる「TOKYO」が収録された。この3曲を通して聴いたとき誰もが"新生Lenny code fiction"の姿に胸を打たれることだろう。
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1stアルバム『Montage』のリリース後、ツアーをするなかでダーク調の曲や攻めた曲の評判が良かったことに応え、"ダーク調"、"ラウドロック"をキーワードに新たな魅力をアピールしたシングル。「脳内」、「ヴィランズ」共に90年代のミクスチャー・ロックのエッセンスを取り入れながら、Lenny code fictionらしさも追求したアレンジ、サウンドメイキングが聴きどころとなった。この2曲がセットリストに加わることでライヴの盛り上がり方も変わっていきそうだ。そして、持ち前の反骨精神を剥き出しにしたそんな2曲とあえて並べたことで、メロディアスな「Time goes by」の爽やかさが際立つ結果に。カップリングだけで終わらせてしまってはもったいない。
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デビューから2年3ヶ月。滋賀出身の4人組ロック・バンドがついにリリースする待望の1stアルバム。リリースするたび新たな一面を見せつけた4枚のシングルに、新曲8曲を加えた全12曲が収録されているが、本能剥き出しで畳み掛けるようにロック・ナンバーを並べた前半は、まさに痛快のひと言だ。「Enter the Void」、「欲を纏う」、「Vale tudo【MAKE MY DAY】」の3曲は中でも特にインパクト大。そこで今一度自分たちがどういうバンドなのか存分にアピールした意味はリリース後、大きな意味を持つと思うが、後半に並ぶのは、バラードの「オーロラ」を含むじっくり聴かせる曲の数々。それもまた彼らの魅力だ。メンバー全員が火花を散らしながらぶつかり合っているような演奏にも、バンドの矜持が感じられる。
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Make my story
フィジカルとしては前作『Colors』から1年4ヶ月ぶりとなる4thシングル。TVアニメ"僕のヒーローアカデミア"のオープニング・テーマとして書き下ろした表題曲は、キャッチーなインパクトをテーマに作ったダンサブルなロック・ナンバーだ。曲の印象がポップだからと、逆にそれぞれの楽器の個性を際立たせることを意識したロッキンなアンサンブル、そして不屈の闘志を、これでもかと歌った歌詞も聴きどころとなっている。キャッチーというテーマが、持ち前のロック・バンド精神を結果的に引き出したところが面白い。華やかなルックスとは裏腹に、この4人組、気持ちはとことんロック・バンドなのだと改めて思わせる。疾走感が心地いいTrack.2「影になる」と連作バラードのTrack.3「Wonder」をカップリング。
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Colors
TVアニメ"パズドラクロス"のオープニング・テーマ「Colors」を含む3rdシングル。カップリングを含め、毎回、異なる魅力をアピールする平均年齢23歳の4人組はライヴ・チューン3曲を詰め込んだというここで、ロックな部分やハードな魅力を改めてアピールしている。ファンに対する想いを伝えたかったという表題曲は、展開の読めないドラマチックな構成からダイナミックなバンド・サウンドが浮かび上がる。また、カップリングの「Alabama」と「Romance」は共にストレートなロックンロール・ナンバーだが、若いカップルの無軌道なラヴ・ストーリーを男女それぞれの視点で歌った歌詞にも耳を傾けたい。ライヴ・チューンだからって"勢いだけで勝負!"とならないところが彼らならでは。
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Flower
"スタイリッシュ・ロック・バンド"を掲げる平均年齢23歳の4人組が前作『Key -bring it on, my Destiny-』から3ヶ月でリリースする2ndシングルは前作同様、疾走感と力強いメッセージが彼らの王道と言えるロック・ナンバー「Flower」の他、ドラマチックなバラード・ナンバーの「オリオン」、歌謡ディスコ・ロックなんて言ってみたい「KISS」というそれぞれにタイプの異なる3曲を収録。幅広い曲が自分たちの武器のひとつだと自ら言っていることを考えると、"スタイリッシュ"という言葉が表すのは単にバンドのヴィジュアルに留まらないような気もする。それぞれにスタイリッシュな3曲を聴き応えあるものにしている演奏や、サウンドのプロデュースを手掛けるakkin(ONE OK ROCK他)と作り上げたアレンジも聴きどころだ。
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Key -bring it on, my Destiny-
滋賀で結成された4ピース・バンドのメジャー・デビュー・シングル。テレビ・アニメ"D.Gray-man HALLOW"のオープニング・テーマとしてオンエア中の表題曲には、今現在のバンドの姿を映すように"誰一人邪魔はさせるか/初めて自分で選んだ道だ"という決意が。王道をてらいなく進むギター・ロックの疾走感を荘厳なストリングスがさらに後押しする。そのあとには、自分を形作る過去や他者の存在をまるごと肯定するTrack.2「世界について」、アメコミ的世界観で変身前後におけるヒーローの葛藤を描いたTrack.3「Showtime!!!!」と続く。"始まり"という一貫したテーマに基づいた3曲には、平均年齢22歳、若き彼らの等身大の感情が宿った。
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Yap!!!
I Wanna Be Your Hero
the telephones/lovefilmで活躍する石毛 輝(Vo/Gt/Syn/Prog)の新プロジェクト"Yap!!!"。彼らの記念すべき1stミニ・アルバムは、まさに"踊れるロック"の再来だ。Track.1「Dancing in Midnight」でのシンセサイザーで始まるイントロと石毛の持ち味であるハイトーン・ヴォイスには思わず胸が高鳴った。だが、今作には一味違う"聴かせる"楽曲も。それがTrack.5「Before You Leave」。ピアノのしっとりした音色から始まり、波の音が時々流れつつ、石毛の声が遠くまで響き渡るシリアスな1曲に仕上がっている。3ピースという必要最小限のメンバー構成でありながら、繰り出される音の厚みは最大限となった今作。これからの音楽シーンに彼らがどう風穴を開けていくのかとても楽しみである。
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avengers in sci-fi
Dune
前作『Unknown Tokyo Blues』より約2年ぶりにリリースされるフル・アルバムの舞台は情報社会の果てに荒廃した近未来の世界だが、それは空想でもなく何でもなく、私が生きる現代の成れの果てだ。実は中身は空洞なのに上っ面だけで繋がる人と人との関係性に警鐘を鳴らす、いや、怒りをぶつけるように鳴らされる全10曲。それらは、一時の快楽ばかりを求め即時性と瞬発力だけが強くなるエンターテイメントへのアンチテーゼと言えるだろう。あなたはこれをどう受け取るだろうか。Czecho No Republicのタカハシマイがゲスト・ヴォーカルとして参加したTrack6.「Still In A Dream (feat. Mai Takahashi)」も収録。
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avengers in sci-fi
Disc 4 The Seasons
前作『dynamo』から約1年半振りとなるニュー・アルバム。彼らの持ち味でもあるアッパーでハイテンションなグルーヴはさらに磨きがかかり、先行シングル『Sonic Fireworks』でみせたドラマティックな世界感を押し広げたメロディアスでとても美しい作品でもある。特に今作は四季をテーマに制作され、楽曲それぞれ変化を持ちながらミッド・テンポの曲もエネルギッシュなナンバーもアルバムとしてひとつの世界感に統一されている。独特のダイナミズムに満ちたソング・ライティングも健在で、急速なダンス・ビートとソリッドなギター・サウンドのバランスも今まで以上にしなやか印象。新たなアベンズのSeasonsを感じさせる充実の傑作。
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avengers in sci-fi
Sonic Fireworks
avengers in sci-fi――不思議なバンドだ。無数のエフェクターを駆使し、有象無象を飲み込んできらびやかな世界を見せてくれる。昨年リリースされたシングル『Delight Slight Lightspeed』やアルバム『dynamo』は、アップテンポでまばゆい探究心にあふれており、音に触れたものを一瞬で違うステージへ連れ出すような、弾けるポップ性があった。しかし、約1年2カ月ぶりにリリースされる本作は、順序立ててメロディを見せることでゆっくりと新しい世界が体の中に満ち、3人が進む道を一歩一歩踏みしめることができる。爽快なメロディに見え隠れする焦燥、絶望と希望が、今まで以上に輝きを放つのだ。そして、いつか訪れる"エンディング"の存在を認めながら、永遠を求める矛盾が形なきものの強さを思わせてくれる。avengers in sci-fiという宇宙に連れ出すための新たな道標だ。
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avengers in sci-fi
dynamo
メジャー第一弾となる今作で彼らの新章が幕明ける。よくよく考えてみると、この複雑で四方八方から放たれる様々なエフェクターを駆使した、サウンドを3 人で鳴らしていることがすごいのだ。機械的な音のなかにも確かに魂が宿っていて物語がある。リアルでありヴァーチャル、そのへんの感覚が実に現代的。今作は、よりリズムが重く、壮大なスケールを感じさせる。その強烈すぎる独特のサウンド故に、あまり注目されない歌詞は意外に切なかったり......。宇宙空間をさまよっているような未来型サウンド。dynamo=発電機というアルバム・タイトルが意味する通り、エンジン全開にスピードをグングンあげて空までぶっ飛ぶ勢い。これからのavengers in sci-fi はますますおもしろくなると思う。
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avengers in sci-fi
Delight Slight Lightspeed
ちょっと尋常じゃない数のエフェクター。まるで踊っているかのように音が創られていく。重力を感じさせないスピード感が、テンポよく聴く者を現実から自分たちの次元へと引き上げる。3人で創りだしているとは思えないほどに、様々な形の音が飛び交っている。そして、あたかも音が目に見えるように、ぐるぐると回転し、大きくなったり小さくなったり伸縮を繰り返す。全方向から音に襲われるような不思議な感覚を覚えるのはそのためだろう。一度その音に体を貫かれれば、体が彼らの音を覚えてしまう。そして、無機質なキラメキに溺れ、高速で表情を変えるポップさの中に恍惚とするのだ。超速で世界を書き変えていくavengers in sci-fi。その高速な音に乗れば、近未来を垣間見ることさえも可能になるのだ。
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sleepyhead
センチメンタルワールズエンド
3rd EP『endroll』のリリース時から、その存在について語っていた2ndフル・アルバムがついに完成。心地よい浮遊感のある「酸欠都市」や、メランコリック且つ優麗なギターと弾む3拍子が絡み合う「rain one step feat.Ichika Nito」、闇の奥に手招きする「白痴美 prod.Mantra」、躍動的なビートが哀傷を増幅していく「死んでも良い」など、美しくも儚い空気がアルバム全体に満ち満ちている。歌詞においては、武瑠というアーティストはもとより、ひとりの人間の根底にある思想や美学が詰め込まれた点では集大成的な一面もあるが、コロナ禍で吹き出した人間の業や社会の混乱を見つめ、向き合うことで生まれた言葉たちは、今を生きる人たちの胸に強い衝撃と余韻を残す。
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sleepyhead
endroll
前作から約半年で早くも到着の3rd EP。表題曲は、sleepyheadを始動するに至ったきっかけの一端を担ったTHE ORAL CIGARETTESの山中拓也(Vo/Gt)を作曲者に招聘。ひとつの終わりとその向こう側を描く武瑠らしい歌詞と、山中が手掛けたメロディ・ラインや、シューゲイザー的な意匠が施された幻想的且つ甘美なギター・サウンドが絡み合う意欲作に仕上がっている。また、表題曲や、ウィスパー・ヴォイスで繰り広げるラップが耳に残るダークな「dark side beach」では、UKを中心に活動の幅を広げているIttiがトラックメイキングを担当。チルアウトな「bedside」を含め、全編通して武瑠のフェイバリットが色濃く表れた音像になった。
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sleepyhead
meltbeat
昨年の始動以降、精力的に活動を続けている武瑠の3D音楽プロジェクト sleepyheadは、早くもネクスト・フェーズに突入した。緊迫感のあるストリングスとダンス・ビートが打ち鳴らされる「phase 2」を幕開けに、「meltbeat feat.DURAN」はトランシーなシンセが高揚感を煽りつつも、その旋律は切なくて儚げ。その音像であり、綴られている言葉には激動の1年を経て彼の中で芽生えた変化が表れている。他にもダークな雰囲気を纏ったドラムンベースが狂騒へ誘う「heartbreaker」と、フロアライクな曲を揃えてきたが、まどろみ感が心地よいチルアウト・ナンバー「akubi_girl」は、サブスクあたりで火がつきそうな雰囲気も。次への期待が高まる2nd EPだ。
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sleepyhead
NIGHTMARE SWAP
"豪華メンバー"という月並みな表現では追いつかないほどの布陣でドロップされた、武瑠の3D音楽プロジェクト sleepyheadのニューEP。のっけからリリックとビートが冴えわたり、悪意と遊び心のバランスが絶妙なカオティック・ナンバー「1 2 3 for hype sex heaven feat.SKY-HI,TeddyLoid,Katsuma(coldrain)」でアッパーカットを食らったかと思えば、ロマンチックに破滅的な世界観に浸る「INSIDE OUT KISS feat.MOMIKEN(SPYAIR)」、切ないポップス「BACK TO FIRST DAY feat.SHIROSE(WHITE JAM)」、ソウルフルな歌声とのバランスが新鮮なロック・チューン「DON'T YOU LET ME GO feat. AISHA」と、ラストの「Neverending Dream feat.SHO ASAKAWA(PLASTICZOOMS)」まで、まるで遊び慣れた恋人のように、心地よくリスナーを翻弄してくれる。
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sora tob sakana
deep blue
6年の旅路がここで終着。開幕の「信号」で新境地を魅せたのは、最後まで今いいものを作ろうとする姿勢の表れ。再録された曲たちは、時に生楽器を入れ、時にアレンジが変わり、何より6年間の活動の中で培った歌唱技術と、少女から大人へと成長していく過程を経た声そのものの変化で、さらなる高みへと至っている。最後は「ribbon」から連なる「untie」の鍵盤が響いたあとに残る心象風景を、ただただ感じてほしい。ラスト・アルバムとして、ベスト盤として、そして新たな作品として、いずれの性質も内包する深度の高い創作物が生まれた。この作品は、彼女たちが青春時代を生きてきた証。そして彼女たちが作り、遺してくれたsora tob sakanaという名の世界だ。
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ましのみ
つらなってODORIVA
約1年ぶりのフィジカル作品となるミニ・アルバム。本作では、「エスパーとスケルトン」の編曲を手掛けたsasakure.UKとの出会いによって引き起こされた、彼女自身の内面の変化や、180°変わった制作への美意識が作品に反映されていることを感じ取れた。ましのみ本人がトータル・プロデュースを行ったことによる、サウンド、歌詞、歌声、あらゆる面においての過去作品との違いは、本人が"「ましのみ」という名前が変わったくらいの変化がある"と語るほどだ。聴き手にとっての"踊り場"(≒気の休まる場所)になることができるようにと願いを込めて制作された本作。日々の暮らしの中で晒される様々なストレスからいったん離れて、ほっと一息つける、優しく寄り添ってくれるチルな1枚に仕上がった。
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ましのみ
ぺっとぼとレセプション
"奇才溢れるひねくれPOP"を奏でるシンガー・ソングライター、ましのみの2ndアルバム。1stアルバムではエレクトロ・サウンドをベースにしたポップでキャッチーな楽曲が多かったが、今作はそれに加えてストレートで共感を得そうな歌詞や、温かみのある生音で構成された曲もあり、聴き手に寄り添い"ましのみワールド"に誘うことをテーマとした作品に。「フリーズドライplease」、「錯覚」のように徹底的とも言える寄り添う楽曲があるなか、その反動で生まれたという「コピペライター」、「AKA=CHAN」などから感じる彼女の毒や棘もギャップがあり面白い。寄り添うことも、毒や棘も、すべてが彼女の世界観なのだろう。彼女の音楽が未体験ならば、ぜひ1stアルバムとセットで聴いてもらいたい。
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サンサーラブコールズ
8dayHz
男女混成のヴォーカル・ワークを生かしつつ、骨太なバンド・サウンドを豪快に叩きつけていくラップ・メタル然とした「Who I Am」に始まり、目まぐるしい展開で突き進んでいくデジタル・ハードコアな「コンクリートユートピア」といった、フロアを強襲するストロング・スタイルなものだけでなく、R&Bテイストのメロウな「世界の端っこ」でトレンドも押さえたり、ドラマチックに展開していく「ストロベリキャンディー」で普遍的なミディアム・ロックを高鳴らしたりと、実に変幻自在なミクスチャー・スタイルを提示。そんな多彩な楽曲ゆえに、多様性を謳ったアルバム・コンセプトに辿り着いたのは必然かもしれない。圧倒的な野心と愛に満ちた、強烈すぎる1stミニ・アルバム。
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