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LIVEHOLIC presents PICK UP! ROOKIES
2016年01月号掲載
『Skream!』と『激ロック』を運営する激ロックエンタテインメントによるライヴハウス、下北沢LIVEHOLICが、多数の若手アーティストの中から厳選したこれからに期待するイチオシの4組を"PICK UP! ROOKIES"と題して紹介。第4回となる今回は、"魔法のメロディ"を武器にマイペースでインドアな音楽制作を続けている純邦楽ロック・バンド"スカーフ"、ポップなのにどこかひねくれたメロディと、ひねくれているようで純粋な心情を綴った歌詞が魅力の4人組"Helsinki Lambda Club"、36.5℃のハイトーン・ヴォイスを操る紅一点ヴォーカル、井上佳子擁する"劇場型"ピアノ・ロック・バンド"ENTHRALLS"、ストレートな歌詞とキャッチー且つエッジが効いたメロディで、熱いライヴを展開する男女ツイン・ヴォーカルの4人組"ケトル"。個性あふれる4組を要チェック!
スカーフ
埼玉在住、3人のメンバーと1匹の犬で共同生活をしながらマイペースでインドアな音楽制作を続けている純邦楽ロック・バンド。indigo la End、空想委員会、Base Ball Bearらと共演を果たし、今年1月20日、"Low-Fi Records"より1stミニ・アルバム『やさしい音楽』をリリースする。J-POP/J-ROCK特有のフレッシュなドライヴ感と90年代シティ・ポップを思わせる懐かしさのある楽曲、そして一度聴けば必ず耳に残る"魔法のメロディ"を武器に加速度的な人気を得ている。
Helsinki Lambda Club
2013年に西千葉のガザル(カレー屋)で結成されたHelsinki Lambda Club。2014年にUK.PROJECT主催のオーディションにて応募総数約1,000組の中から最優秀アーティストに選出される。2015年3月には1stミニ・アルバム『olutta』をリリースし、"FX2015"、"VIVA LA ROCK 2015"などの大型フェスへの出演も果たす。ポップなのにどこかひねくれたメロディと、ひねくれているようで純粋な心情を綴った歌詞が魅力の4人組バンド。
Helsinki Lambda Club − TVHBD(MV)
ENTHRALLS
2013年結成。36.5℃のハイトーン・ヴォイスを操る紅一点ヴォーカル、井上佳子擁する4人組。振り回される感覚がクセになる"劇場型"ピアノ・ロックを展開。結成直後に1stミニ・アルバム『PASSAGE』をリリースし、"FUJI ROCK FESTIVAL '13"、"SUMMER SONIC 2013"に立て続けに出演。2014年3月には2ndミニ・アルバム『合法的浮遊』をリリースし、初の全国ツアーを敢行する。2015年10月にTOWER RECORDS新宿店限定で3rdミニ・アルバム『ねむれない夜に』をリリース。今年1月には東名阪でのワンマン・ライヴも決定している。
ケトル
2011年に結成された埼玉県川越出身、男女ツイン・ヴォーカルの4人組バンド。感情を震わせるストレートな歌詞と、聴く者を熱くするキャッチー且つエッジが効いたメロディで、熱いライヴを展開。プロデューサーに廣瀬成仁(nicoten)、ギター・テックに坂本夏樹(チリヌルヲワカ)を迎え、EP『サイゴノサイゴe.p.』を制作し、2015年12月よりライヴ会場限定で販売を行う。2月24日(水)に下北沢SHELTERにて、同作のリリースを記念したツアー・ファイナルを開催する。
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ENTHRALLS
TEXTURE,MOISTURE
2013年から1年に1枚、計3枚のミニ・アルバムを制作し、3部作を完成させた彼女たちのネクスト・フェーズとなる1stフル・アルバム。作品のテーマは"質感"と"潤い"で、これまでの作品と比較してもポジティヴィティに溢れ、ピアノ・ロックの概念に縛られないゆとりのある伸びやかなサウンドになった。太さのあるファルセットによるハイトーン・ヴォーカルは今作のサウンドスケープとの相性も抜群で、以前よりさらに歌、歌詞、メロディの輪郭が鮮やかに。J-POPとしても成立するものになっている半面、ピアノの音色を残しながら各楽器が楽曲ごとに異なる音色を作るところや、奔放なリズム・セクションで構成されたTrack.7など、コアな手法をあくまでさりげなく用いてくるところも小粋だ。
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ENTHRALLS
ねむれない夜に
夜は孤独で苦しい時間。だが、夜ほどやさしい時間というのも存在しないのではないだろうか。劇場型ピアノ・ロックを掲げて活動するENTHRALLSが"ねむれない夜"をテーマに制作した3枚目のミニ・アルバムでは、無駄を削ぎ落とし洗練されたダイナミックなサウンドが打ち出される。ある種のシンプルさを志向しているものの、その音に自然と惹きつけられるのは、確かな技量に裏打ちされた演奏にそれぞれの強い思いが込められているからであろう。今作の核を成すのは、魂を奮い立たせるドラマチックでスケール感のあるTrack.4。COLDPLAYの楽曲にも通じる力強さを感じさせ、聴く者を包み込み肯定するこの楽曲は、今の彼らのすべてが詰め込まれた新たなスタンダードとなるはずだ。ここまで様々な音を吸収し表現してきた彼らが、進むべき道を見定めた今、次の作品こそが本当の勝負作となるであろう。
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Helsinki Lambda Club
月刊エスケープ
漫画の月刊誌を買うときのような、稀にしか訪れないワクワクがパッケージされた本作は、アジア各国の音楽や土地の雰囲気に影響を受け制作された「キリコ」を筆頭に、海外ツアーの中で触れた"非日常"に焦点が当てられる。束の間のバカンスを思わせるタイトルにも納得だ。普段は得られない快楽が夢見心地なリズムに乗って次々とやってくる一方で、浮き彫りとなったエスケープの果てにある"現実"に聴き手それぞれが無事に帰還できるようにと、「THE FAKE ESCAPE」や「Yellow」のような、"自分らしさ"を見つめ直すきっかけを詰め込んだ楽曲も収録される。ワクワクの感触を引き延ばすような「My Alien」の残響音に身を委ねた今夜はもう少しだけ夜更かししていたい気分。
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Helsinki Lambda Club
Tourist
CD、USB、LPなど、異なるリリース形態で"1st"にこだわり作品を発表し続けてきた彼らが、"2nd"と銘打った2ndミニ・アルバムを完成。フレッシュ感を脱ぎ捨てた3人は、ここからが本番と言いたげな、やりたい放題ながら完成度の高い7曲を揃えた。まずフィンランドのファッション・ブランド"marimekko"の意味を表すタイトルの「マリーのドレス」。ムーディな鍵盤の音が不穏に捻じ曲がり、突如口ずさむような歌声を聴かせたと思えば、今度は多層的なコーラスで彩る展開に"これヘルシンキ?"という驚きの連続。さらにホーン隊を携え華やかでグルーヴィな一面を見せる「PIZZASHAKE」、浮遊感たっぷりの「引っ越し」など、さながら"ツーリスト"のように様々な音世界を練り歩く楽しい1枚となった。
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Helsinki Lambda Club
ME to ME
中学のときに英語の授業で習った"This is a pen."という例文で大人になることのバカらしさを感じた人は絶対に聴いた方がいい。Helsinki Lambda Clubがリリースする初のフル・アルバム『ME to ME』、その1曲目が「This is a pen.」だから。そこに意味なんてなくていい。ただなんとなく耳触りが良くて、だけどピリッと皮肉が効いた、そんなヘルシンキの歌の数々は人を食ったような遊び心がありながら、時々、真正面から涙腺を刺激するセンチメンタルも詰まってる。70年代パンク~90年代のオルタナティヴ・ロックまでをルーツに持ち、その片鱗をおそらく"あえて"隠そうともしないまま、ここまで奇妙にポップなオリジナティを確立するセンスは、この世代のバンドでは群を抜いていると思う。
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Helsinki Lambda Club
友達にもどろう
"友達にもどろう"―― 数々の思い出を一緒に重ねてきた恋人に突然言われたら、きっと誰もが胸を刺されるだろう。その言葉が変えた、当たり前だった昨日までの景色と、後悔、妄想、哀愁......などなど、様々な感情が一気に押し寄せる今日。そんな痛恨のひと言をタイトルに冠し、言われたあとの心情をユーモアも交えながら描いた1stマキシ・シングル。地獄を舞台にした一風滑稽な「しゃれこうべ しゃれこうべ」、合いの手を入れながら踊れる1曲に仕上げた「TVHBD」、"こんな気持ちはいけないよな"とまだ断ち切れない思いとの葛藤を綴った「ぢきぢき」、ここまでの感情を爆発させるようなパンキッシュなショート・チューン「メリールウ」と濃厚な4曲を収録している。橋本薫(Vo/Gt)の、味わい深くもどこか甘酸っぱい歌がより胸を締めつける。
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スカーフ
やさしい音楽
スカーフの音楽にはこれまで歩んできた道程が見える。辿ってきた時間や感じてきた想い、涙すべてが煌びやかな音楽になり、聴き手の心の奥の敏感な部分へと語りかける。そして囁くのだ、もっと遠くに行こうと。初の全国流通盤となった『GREAT FUTURE』から約1年4ヶ月、埼玉で共同生活をしながらマイペース+インドアに音楽制作を続けている3ピース・バンドの新作。ポジティヴなメッセージと美しいメロディを紡ぐヴォーカルからは吐息のぬくもりまでも伝わるように情感が溢れ、サウンドはその歌を全力で高く高く打ち上げる。この瑞々しい音色には、我々すべてを巻き込んでまだ見ぬ美しい世界へ行こうとするような意志の強さがある。彼らの"やさしい音楽"は"あなたに寄り添う"だけではないのだ。
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