JavaScript を有効にしてご利用下さい.
Japanese
なんという透明感と瑞々しさだろうか。青春を感じさせるまばゆい輝きが詰まったこの音と詞からは、若さとは正義であり美徳であるのだということを強く感じるほかない。アニメ"ブラッククローバー"の第8クールOPテーマに起用されている表題曲は、夏の終わりのリリースに相応しい爽やかさと、さりげない味わい深さを漂わせる趣きのある1曲。一方、バンド名義での作詞作曲がなされているカップリング曲「心音」は、彼女たちのここからに向けた想いが映し出されたなかで、地に足の着いた音像が具現化されたものとなっているように感じる。平均年齢18歳という輝かしい未来への展望をいくらでも持てるバンドだからこそ作り出せる、澄みきったピュアネスから生まれた響きに聴き手はきっと心洗われることだろう。
平均年齢18歳のガールズ・バンド、GIRLFRIENDの4thシングル。表題曲「ヒロインになりたい」は、大人と子供の狭間を生きる10代後半の女子が抱える日々の悩み、今だから描ける等身大の想いを詰め込んだポップ・チューン。鍵盤の音やストリングスも取り入れた希望に満ち溢れたサウンドに、SAKIKA(Vo/Gt)の大人っぽい歌声が乗ることで、よりリアルな心情と深みが感じられる。冒頭に無邪気な彼女たちの笑い声が入っているのも面白い。すでに配信されている「魅力とは?」は、GIRLFRIEND初の恋愛ソング。好きな人を想う甘酸っぱい気持ちをくるくるとループするリズムに乗せていく。クールな印象から一転し、よりポップさを追求した、彼女たちの新たな一面が窺える1枚。
平均年齢17歳のガールズ・バンド、GIRLFRIENDがリリースするメジャー1stアルバム。夢に向かってまっすぐに進むピュアな衝動から、止まらないガールズ・トーク、退屈な学校生活、離れて暮らす家族への想いまで――10代女子のリアルを綴った等身大のロック・アルバムだが、そのサウンドは"まだ10代"と一蹴されることを決して許さない。例えば、「吠えろ」のさりげないギター・リフにはルーツへの敬意をしっかりと感じさせるほか、今作には彼女たちのロック・バンドとしての気概が随所に光る。メンバー全員が作詞作曲を担当することで、必然的に広がっていくバラエティ豊かな楽曲たちを自在に歌いこなすSAKIKA(Vo/Gt)のナチュラルなヴォーカルも含めて、とにかく4人のバランスが抜群だ。
実はこういう曲って、今しか歌われへんのかなって思ってます
"同世代の代弁者になれたら" 平均年齢17歳の新世代ガールズ・バンドが歌うリアル
2019.06.23 @下北沢LIVEHOLIC
Show More
Skream! 2024年09月号
Laughing Hick ホリウチコウタの能ある君は僕を隠す
Lucky Kilimanjaro maotakiの"一食入魂"
Academic BANANA 齋藤知輝の"大切なことはすべてラブソングが教えてくれた。"
フィルフリーク ツカダユウキの“サブカル部!”
月蝕會議エンドウ.の"月蝕會議室24時"
"SPARK!!SOUND!!SHOW!! チヨの部屋"
GANG PARADE ユメノユアの"ROCK ON!#YuaPlaying"
挫・人間 下川リヲの“モノホンプレーヤーになれねえ”
THE BACK HORN 松田晋二の"宇宙のへその緒"
cinema staff 「萌えもemo」
フクザワさんによるあの曲のイメージイラスト