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INTERVIEW

Japanese

BURNOUT SYNDROMES × HOWL BE QUIET × POT × ミソッカス

2016年03月号掲載

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Skream!とCDショップTOWER RECORDSのタッグで、次世代アーティストをサポートするコラボレーション・ライヴ企画"HAMMER EGG"の第2回が3月23日(水)に開催される。今回の出演は、BURNOUT SYNDROMES、HOWL BE QUIET、POT、ミソッカスの4組。それぞれ音楽性も違い、普段なかなか対バンをする機会も少ないという間柄だからこそ、互いがいい刺激になりそうな組み合わせだ。今回は各バンドのフロントマンを招集し、バンドにのことやイベントについて話をしてもらった(※ミソッカスのデストロイはるきちは名古屋よりSkypeで参加)。

BURNOUT SYNDROMES:熊谷 和海(Gt/Vo)
HOWL BE QUIET:竹縄 航太(Vo/Gt/Pf)
POT:織田(Vo/Gt)
ミソッカス:デストロイはるきち(Vo/Gt)
インタビュアー:吉羽 さおり

-竹縄さんとはるきちさんは、面識があるそうですね。

竹縄:そうですね。2014年にGOODWARPが企画する"YOASOBI"というイベントで対バンをして、打ち上げで話をしたんです。名古屋の出身で――というか、今も名古屋に住んでいるんですよね。

はるきち:そうです、今も名古屋です。

竹縄:僕ら、名古屋のZIP FMでレギュラーでラジオ出演する機会があって、そのときにもたまたま何度かZIP FMで会ったりもして。

-ほかに親交があるのは?

竹縄:BURNOUT SYNDROMESともイベントで一緒になってますね。

熊谷:そうですね、ちょうど1年くらい前ですかね。

-今回が初対バンという方もいると思いますので、ではまずは、お互いのバンドの印象から訊いていきたいのですが。まず、ミソッカスというバンドをみなさんはどう評しますか。

熊谷:キーボードが特徴的なバンドで、かっこいいですよね。僕らは3ピース・バンドなので、ミソッカスのような音像が厚いバンドに憧れるんですよ。

はるきち:でもBURNOUT SYNDROMESもキーボードが入っていてもおかしくないですよね? クラシカルな感じがあって。

熊谷:よく言われるんですけど、自分ではよくわからないんですよね(笑)。僕らのような音楽でも、ミソッカスのキーボードの方なら鍵盤入れられるんですかね?

はるきち:入れられますね。うちのキーボード(※マイケルTHEドリーム)、レンタルしますよ(笑)。

熊谷:レンタルありなんですね(笑)。

はるきち:全然、あり(笑)。

熊谷:じゃあ、困ったらお願いしようかなあ。

織田:僕は今回のイベントで対バンが決まったとき、まずいくつかMVを観たんです。ミソッカスは、すげえ真剣にやってるけど悪ふざけしてるのが面白くて。

竹縄:僕は対バンもしてますけど、シンプルに、狂ってるんだなあって思いながらライヴを観てましたね。今、織田君も言ってましたけど、こんな真剣に狂ってるんだっていうのは、観ていても思うし。それが奇をてらってる感じではないんですよね。

はるきち:めっちゃ嬉しいですね。褒められちゃった(笑)。

-では、HOWL BE QUIETというバンドについてはどうですか。

はるきち:声がいい!!

竹縄:......以上? もうちょっと頑張ってもらっていいですか(笑)。

はるきち:(笑)曲が物語っぽいというか、小説を読んでいるような感じになるというかね。聴いていてワクワクする音楽ですよね。それで、最終的には、声がいいなと思いましたね。

織田: 3月9日にリリースされるシングルの「MONSTER WORLD」を最初に聴いたんですけど、にぎやかな曲でいいなあと思って。なるほどこういうバンドなのかなと思って、「Merry」(2013年リリースの1stアルバム『DECEMBER』収録)を聴いたらまた全然違う感じやって。幅広いですよね。

-「MONSTER WORLD」はHOWL BE QUIETとしてもかなり振り切った曲でもありますよね? カラフルでポップなものに突き抜けた感じがするんですけど。

竹縄:そうですね。でも、根幹の部分は変わってないんですよ。今、織田さんが言ってくれた「Merry」が入ったアルバム『DECEMBER』から、やりたいことは変わってなくて。その核の部分を大事にしたまま、周りの部分をどんどん変化させていったというか。それで、今におけるポップさを追求したのが、「MONSTER WORLD」だったんです。

熊谷:俺は基本的に、音楽を聴くときにまず音像を聴いちゃうんですけど。HOWL BE QUIETは、大人ですよね。ちゃんと楽器同士が、お互いに音域を埋め合ってるような感じがしていて。楽器が好きなのも伝わってくるし、音楽に対する理解が伝わってくるんですよね。