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INTERVIEW

Japanese

SpecialThanks × Dizzy Sunfist × LONGMAN

 

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Skream!とTOWER RECORDSのタッグで、次世代アーティストをサポートするコラボレーション・ライヴ・イベント"HAMMER EGG"が3回目の開催を迎える。今回は、SpecialThanks、Dizzy Sunfist、LONGMANという女性ヴォーカルをメインとした3バンドが登場する。同世代のバンド同士、話を聞いてみるとお互いに共通項もリスペクトもあるゆえ、今回の共演でさらにいい関係を築いてシーンを盛り上げてくれそうだ。

SpecialThanks:Misaki(Vo/Gt)
Dizzy Sunfist:あやぺた(Vo/Gt)
LONGMAN:さわ(Vo/Ba)
インタビュアー:吉羽 さおり

-今回3回目の開催となる"HAMMER EGG"で共演される3バンドですが、みなさん対バンの経験はあるんですか。

Misaki:それぞれツアーやイベントでは対バンしていますね。でも3バンドが一緒にライヴを行うのは、今回が初めてです。

-ではまず、お互いのバンドの印象からお聞きしていきます。SpecialThanksについては、ふたりはどんな印象を持っていますか。

あやぺた:ちょうどSpecialThanksがデビューしたときに、うちらはバンドを始めたので。"同い年の女の子で、こんなバンドおるんや"って思っていました。

-同い年なんですね。

Misaki:そうなんです。さわちゃんが、ひとつ下かな?

さわ:そう、ひとつ下です。

-まさに同世代での対バンなんですね。

あやぺた:そうなんです。初めて対バンしたのが、4年くらい前の心斎橋Pangea公演だったんですけど。私が、"出させて!"ってライヴハウス側にお願いしたら、SpecialThanksに話してくれたんです。そこで対バンさせてもらったのが最初です。

さわ:私は最初にYouTubeでSpecialThanksを観て。それで、バンドを始めたんですよ。

あやぺた:へえ!

Misaki:嬉しい。

さわ:なので、憧れのバンドなんです。

-それはMisakiさん本人にも伝えているんですか。

さわ:言ったことはあります(笑)。

Misaki:"バンドを始めたきっかけです"、というのは初めて一緒に対バンしたときに涙を流しながら言ってくれて(笑)。会った瞬間、さわちゃんが泣いてて、"ああ、どうしよう"って思いました。でも、すごく嬉しかったですね。

あやぺた:ウチもカラオケで歌ったりしてた。

Misaki:それは、初耳(笑)。

あやぺた:SpecialThanksはまさに同世代のメロディックの先駆者です。

-さわさんも初めて対バンしたときは、それはもう嬉しさでいっぱいで。

さわ:めっちゃ嬉しかったです。

-その憧れのバンドと、LONGMANはどういう経緯で対バンすることになったんですか?

Misaki:もともとは、LONGMANのライヴをベースのヒロム君が豊橋まで観に行って。そこで繋がって、SpecialThanksの去年のアルバム・ツアーに誘ったんです。そのとき、Dizzy Sunfist(以下:Dizzy)も誘ったんだけど、日程が合わなくて。なので、今回一緒にやる2バンドとも誘っていたんです。それがきっかけですよね。

さわ:そうです。

-では、Dizzyはどういうバンドですか。

Misaki:Dizzyは、男らしい! かっこいいんです。行動力もあるし。普通に男のバンドのライヴを観てかっこいいと思う以上に、あやちゃん(あやぺた)はかっこいい。"Dizzyかっこいいな"って思うバンドですね。

あやぺた:ありがたい。

さわ:一緒ですね。毎回観るたびに"めっちゃかっこいい"って思います。

-Dizzyとしては、演奏面でも対バンでも、"男性のバンドには負けたくない"という気持ちは強いんですか。

あやぺた:やっぱり最初に、"女"っていう時点で下に見られるので、それを超えていきたいだけですね。

Misaki:かっこいいなあ。

あやぺた:転換中に"次は女のバンドか"みたいな感じで最初はナメられるんです。

Misaki:そんなこと思ったことない。

あやぺた:マジ!? うちら肉食なんかな(笑)。

-それはお客さんがそういう空気になるんですか。

あやぺた:いや、"そう思われてるのかな"って勝手に思ってるんです。対バン相手にも。でもそれを超えていきたいっていう思いが強いんです。