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INTERVIEW

Japanese

LONGMAN

2015年08月号掲載

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Member:さわ (Vo/Ba) ひらい (Gt/Vo) ほりほり (Dr/Cho)

Interviewer:山本 真由

昨年リリースした1stフル・アルバム『Neverland』が、ノン・プロモーションながらオリコン・インディーズ・チャートで11位を獲得するなど注目を浴び、一気にメロディック・シーンにその名を広めた愛媛の3人組、LONGMAN。3ピースというシンプルな構成ながら、誰にでも寄り添う等身大のメッセージと男女ツイン・ヴォーカルの瑞々しいメロディを武器に、メロコア・ファンだけでなく多くのロック・リスナーの心を掴むだろう、彼らの新作ミニ・アルバム『tick』が8月19日にリリースされる。今回のインタビューでは、そんなバンドの成り立ちから今作に込めた思い、今後の目標までメンバー全員に回答してもらった。

-新作ミニ・アルバム『tick』のリリース、おめでとうございます!

全員:ありがとうございます!

-Skream!初登場ということで、簡単にバンドの紹介をお願いします。

ひらい:愛媛発、男女ツイン・ヴォーカルのメロディック3ピース・バンドで、主にグッド・メロディを製造、販売させてもらってます。

-2012年の結成当初から、現在の3ピースで男女ツイン・ヴォーカルというメンバー構成で活動されているとのことですが、どういった経緯でこのメンバーが集まったのでしょうか?

ひらい:もともと大学の軽音サークルで一緒だったんですが、ずっとさわちゃん (Vo/Ba)の声がいいと思っていて、僕から"バンドやろう"と声をかけさせてもらいました。

さわ:そんなに仲良くなかったので最初の1ヶ月くらいはずっと断ってたんです(笑)。でもひらいさんの熱意に負けて入りました。今はあのとき入っていて本当によかったなと思います。

ほりほり:僕はその1年後くらいに、そのサークルに入ったら声かけてもらって、入ることになりました。

-女性メンバーがいるのに、LONG"MAN"というバンド名なのが気になっていたのですが、そもそもこのバンド名には どんな意味が込められているのでしょう?

ひらい:"LONGMAN英和辞典"というのがあるんですけど、ずっとその辞書でいい単語ないかなって探してて、"見つからねー"って閉じたときに、その表紙を見て"コレだ"ってなりました(笑)。なので意味とかは別に......大丈夫です。

ほりほり:何が大丈夫やねん。

全員:(笑)

-LONGMANの音楽性は、シンプルでノリやすいメロディック・パンクが主体となっていますが、メンバー全員がもともと同じような音楽を聴いていたのでしょうか? それぞれの音楽的ルーツや影響を受けているバンドについて教えてください。

ひらい:僕のバンド・サウンドの原点は、いわゆる青春パンクと言われているところで、太陽族とかガガガSPとかですね。こんな自由な音楽があるんだって、J-POPしか知らなかった僕の中では事件でしたね。そこからバンドばっかり聴くようになってきて、その中で10-FEETに出会って"このカッコイイのはなんだ"ってなって、"自分もバンドやりたい"ってなりました。

さわ:私は1番最初にバンド・サウンドに興味を持ったのがELLEGARDENで、"バンドってこんなにかっこいいのか!"と 衝撃を受け、そこからいろいろ聴き漁りました。そしてバンドをやろうと思ったきっかけになったのはSpecialThanksでした。Misakiちゃん(Vo/Gt)の歳が私の1つ上だったのも衝撃的で。

ほりほり:僕はもともとはメタルを聴いていて、LONGMANに入るまではメロコアというジャンルすら知りませんでした。

ひらい:僕が最初にほりほり(Dr/Cho)を見たときもツーバスでドコドコドコドコしてました。

-作曲や作詞については、ひらい(Gt/Vo)さんが中心となっているようですが、どの段階でメンバーとはイメージを共有しているのでしょうか? 最初からバンド内で作品の方向性を決めてから制作に入るのですか?

ひらい:まず、僕がギターと歌だけで1曲丸ごと作ってから、MTRに録音してふたりに送ります。それを聴いてもらって、みんなでスタジオに入ってベースとドラムをつけて、細かいところとかも話し合って決めていきます。

さわ:ひらいさんのイメージしている歌い方などが難しくて、理解できないときもあります(笑)。ベースは好きにやらせてもらってて、毎回とても楽しいです!