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INTERVIEW

Japanese

ウソツキ × ココロオークション × THURSDAY'S YOUTH

2017年05月号掲載

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Skream!と全国に店舗を展開するCDショップ TOWER RECORDS、新人やインディーズの支援を行う音楽プラットフォーム Eggsがタッグを組み、次世代のアーティストをサポートするライヴ・イベント"HAMMER EGG"の第6弾が5月31日に渋谷eggmanで開催される。ロック・シーンの最前線でアンテナをはる媒体の機動力を活かしたフレッシュなニューカマーが厳選されるこのイベント。今回はウソツキ、ココロオークションに加えて、今年3月にSuck a Stew Dryから改名したTHURSDAY'S YOUTHが出演する。いずれも言葉とメロディに強いこだわりを持つ珠玉の歌ものバンドの三つ巴。Skream!では恒例のフロントマン対談を行い、それぞれの音楽へのスタンスや"歌モノ"としての覚悟を訊いた。すでに親交の深い3組の気の置けない雰囲気も感じてほしい。

ウソツキ:竹田 昌和(Vo/Gt)
ココロオークション:粟子 真行(Vo/Gt)
THURSDAY'S YOUTH(ex-Suck a Stew Dry):篠山 浩生(Vo/Gt)
インタビュアー:秦 理絵
Photo by 川村 隼也

-まずは篠山さん、いよいよTHURSDAY'S YOUTHとして活動再開しましたね。

篠山:望まれてるかどうかはわからないですけど(笑)。

竹田:復活して一発目の曲が「さよなら」ってどういうことですか?

篠山:それは深読みする人はすればいいなと思ってます。

粟子:篠山君っぽいなぁ(笑)。

-やっぱりフセ(タツアキ)さん(Gt/※2016年12月に脱退)が抜けたから、バンド名を変える必要があったんですか?

篠山:そうですね。もともと変えたかったので、ちょうどいいタイミングだったと思ってます。バンド名は、前のバンドのときの曲名ですね。一番暗い方の曲なんですけど。いろいろ候補を考えてて、実は150個ぐらい出したんですよ。

粟子:それは多いね。

竹田:150個あった中で、一番ダサいやつは何ですか?

篠山:え!? 何だろうな......へーゼルナッツみたいな。

竹田:それにならなくてよかったです(笑)。

篠山:何かプロジェクトとか組むときは使っていいよ。

竹田:いただきます!

-親交のある粟子さん、竹田さんにとっても、バンドの活動再開は嬉しいですよね。

粟子:そうですね。でも、もともとバンドが止まるっていう感じはしてなかったんですよ。Suck a Stew Dryの最後のツアーはShangri-Laで観たんですけど。

竹田:俺も(渋谷CLUB)QUATTRO、観に行きました。うちの吉田(健二/Gt)君は、THURSDAY'S YOUTHのライヴも観に行ってたんですけど、絶賛してました。4人になって篠山浩生が荒ぶる、みたいな。5人のときはあんまり荒ぶってなかった印象らしくて(笑)。

篠山:5人いると、"俺は頑張らなくてよくない?"って思っちゃうんだよね。

竹田:いや、それは間違いなんですけどね(笑)。

一同:あはははは!

篠山:すげぇ正しいことを言うね。

-まだ対談は始まったばっかりですけど、3人の仲が良さそうな雰囲気が伝わってきます。

竹田:こないだ3人でカラオケに行ったんですよ。

篠山:この中だと、粟子君が一番歌が上手いよね。

竹田:粟子君は同世代だとダントツじゃない? すごく音程が安定してる。

粟子:それ、いつも言ってくれるけど、ほんま恥ずかしいわ。

-どんな曲を歌ったんですか?

粟子:(篠山は)ポルノグラフィティを歌ってたよね? 一番好きやもんな。

篠山:うん。ポルノグラフィティの話をすると、止まらないんです(笑)。

粟子:俺は「夏の終わり」(森山直太朗)。

篠山:あと、(粟子は)COLDPLAYのモノマネもやったよね。

竹田:俺は何を歌ってたか覚えてない......。

篠山:YUI、歌ってたじゃん。

粟子:「CHE.R.RY」。

篠山:よく声が出るなぁと思ってたよ。

粟子:楽しかったね。

-ヴォーカリストのカラオケってレベルが高そうですね。

篠山:これは"あるある"なんですけど、友達とカラオケに行くと、友達の方が上手いときがあるよね。

竹田:わかる! 湘南乃風とか歌われると敵わないよね。