Japanese
Damn Drive
2016年01月号掲載
Member:佐藤 駆(Vo/Gt) 梅本 聖(Gt) 秋田 佳澄(Ba)
Interviewer:沖 さやこ
-橋本 塁さんによるアー写撮影、フカツマサカズさんによるMV撮影はいかがでしょう。
佐藤:塁さんは本当に気さくでいい人で、撮影も楽しかったです。......写真を撮るために建物を借りるってすごくない!?
梅本:建物というかスタジオね(笑)。腰かける箱が欲しいと言えば箱が出てきて、持つ用のパネルが欲しいと言えばパネルが出てきて......。なんでも出てきたね(笑)。
佐藤:MVは現時点ではまだ撮影してないんですけど、過酷な撮影になる可能性があるから覚悟しておいてと言われてます(笑)。
-(笑)そのMVが公開されるのが4つ目のプライズである1月31日に渋谷WWWで開催される、"ARTIST FOLLOWingキャンペーン"上位5組が出演するイベント"LIVE Eggs"なんですよね。楽しみにしています。Damn Driveのライヴは攻めていて挑発的で、代表曲の「フラット」もエッジーな曲なので同じような印象を持ちました。どんなポリシーのもと曲作りをなさっていますか?
佐藤:含みを持たせるというか、あんまり"これは絶対にこうだ!"という歌詞にはしないですね。言いたいことが伝わるのは(楽曲として)大前提なので、誰かにピンポイントで伝えたいというよりはその時々の"自分はこう思う"ということを書き連ねています。そこからどう解釈してもらってもいいなとは思っていますね。
梅本:作詞作曲をするのは彼(佐藤)なんですけど、サビで同じ歌詞を繰り返したりとか、個性的だけどかなりキャッチーで面白い曲を持ってくるなあといつも思っています。耳に残る歌をいっぱい書いてくれる。そういう曲を持ってきてくれると、リード・ギターをつけるときもすごく面白くて。いい曲書くんじゃないかな、と思いますね。
-SiMや9mm Parabellum Bulletのコピーをされていただけあってアレンジも凝ってますよね。「フラット」は間奏の展開もドラマチックですし。
佐藤:演奏をバーン!と前面に出せたらかっこいいと思ってます。アレンジはバンドで作るんですけど、あんまり構成とかをちゃんと作らないまま持っていくことが多いんですよ。だからスタジオで"あれやってみる?"、"これやってみようよ"っていろいろ増えていくんですよね。だからその間奏もなんとなくできちゃった感じで。増やしたせいでちょっと尺が長いかなとは思うんですけど......まあかっこいいからいいかって(笑)。
-これからどんな音楽を作っていきたいか、展望はありますか?
梅本:バンド的には「フラット」みたいにキャッチーでかっこいい曲をどんどんばんばん作っていけたらいいなと思っていて。
佐藤:僕らはまだそんなに曲数もいっぱいあるわけではないし、ターゲットを定めて曲を作っているわけでもないから、"聴いてくれる人からこんなふうに捉えてもらいたい"とか"聴く人に楽曲をこう受け止めて欲しい"というのがないんです。考えてることと言えば"自分たちがかっこいいと思う曲を作る"ってことくらいかな......。もしかしたらこの先、人の背中を押す存在になれるかもしれないし、ひたすら"かっこいい"と羨望を集める対象になるかもしれないし。聴いた人がどういうバンドか、どういう音楽なのかを判断してくれればいいと思っています。
-"LIVE Eggs"ではいろんな経験を経て"未確認フェスティバル"のときよりも成長したDamn Driveが観られそうですね。
佐藤:"未確認フェスティバル"で観てくれた人や初めて僕らのことを観る人も多いと思うので、"これが俺らだぞ!"と言えるようなライヴをしたいなと思います。
秋田:渋谷WWWには1回も行ったことがないんです。どんなところなんだろう。
梅本:"未確認フェスティバル"のときよりも確実にかっこいいライヴをやれたらなと思いますね。
佐藤:今はドラマーが大学受験のために活動休止中なんですけど、大学入学後にはバンドに戻ってくるので、4人でかっこいい音楽を作っていけたらと思います。
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