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INTERVIEW

Japanese

みんなのこどもちゃん

2019年07月号掲載

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Member:ほのか(Vo) しなもん(Vo)

Interviewer:杉江 由紀

-第2弾の「ひとりごと」は、まさにほのかさんの内心が詞に託されているようですが。

ほのか:そうですね。「ひとりごと」は自分が普段よく思うことを呟くみたいな感じで書いていった詞です。歌の途中で、しなもんとの掛け合いというか会話みたいなのがあるんですけど、それはしなもんが私の言っていることを肯定してくれる感じなんですよ。私はこれまで人から否定しかされてこなかったから、その肯定の言葉がすごく印象的でした。

-きっと、おふたりにとってお互いの存在というのは、単なる相棒を超えた関係性の大事な同志なのですね。

ほのか:一緒にいるときは、なんも考えないでいられるんですよ。気を使う必要がなさすぎて、もはや友達でもない感じ。メンバーっていう感覚でもないし、言葉でなんて言ったら良いんだろうね!?

しなもん:なんでもない感じ?

ほのか:わかる。友達って、すごくめんどくさいじゃないですか。そういうのが全然ないんですよ。無理矢理言葉にすると、しなもんはお姉ちゃんみたいな感じかな。

-実年齢は、しなもんさんの方が少し下ですよね?

ほのか:しなもんは落ち着きがあるから。

しなもん:そうかな?

ほのか:でも、家族に近いのかって言われると、私は家族も嫌いだからなー(笑)。

-もしかするとですよ。おふたりにとって、お互いの存在は友達の枠を大きく超えた真の親友なのではないですか?

ほのか:あれ、そういうことなのかな。今まで友達っていうもの自体がちゃんとできたことないし、できたとしても途中で嫌いになることばっかりだったからよくわかんない!

しなもん:あはは(笑)。

ほのか:どうしよう。こんなこと言ってたらヤベぇやつだと思われちゃうなぁ。これでも、しなもんが最初に会いに来てくれた頃から比べたら普通になったはずなのに(笑)。

-とはいえ、それでもほのかさんのセンスは相当に独特だと感じますけどね。何しろ、7月リリースの第3弾は「死んだうた」ですし......これまたタイトルからしてインパクトが大きいです。

ほのか:曲調としては、結構明るめなんですよ。ただ、詞は昔Twitterで叩かれまくったときのことや、"もし、あのときに死んでたら"ということを書いてます。

しなもん:ほのかも私も、1回アカウントを消したことがあるんです。あまりにも炎上しすぎちゃって(苦笑)。

-みんなのこどもちゃんは個性が際立っている存在だけに、ある種の人たちにとってはターゲットにしやすいのかもしれませんね。

ほのか:結局何をやっても叩く人は叩いてくるし、今はそういうのも特に気にならなくなりました。

-きっとこの5ヶ月連続デジタル・リリースが完結するまでには、これからもセンセーショナル且つ独創的な楽曲たちが続々と出てくるのでしょうね。実に楽しみです。

ほのか:全部が違う雰囲気なので表現の幅は広がっていくと思います。いろんな形のみんなのこどもちゃんをここからもっと伝えていきたいです。

しなもん:今回の5ヶ月連続リリースと、それぞれのリリース・イベントを通して、成長していたいと思っていますし、ここからライヴに来てくれる人も増えてほしいですね。

ほのか:来てくれた人たちが感動できるようなライヴをできるようになっていきたいです。

-それにしても、ライヴのときもこの"壁"はマストなわけですよね。正直動きにくくはありませんか?

ほのか:邪魔は邪魔だよね。暑いし、留め具で身体が締めつけられてるのでライヴ中は呼吸もうまくできないです(苦笑)。しなもんの壁なんて、ライヴ中に1回壊れてるし。

しなもん:それ以来、壊れたままの壁をずっと背負ってます(笑)。

ほのか:"ライヴ中に心の壁が折れた!"ってファンの人たちがエモくなってたもんねぇ。

しなもん:あ、でも壁を背負うようになってから姿勢は良くなりました!

ほのか:私もそう(笑)。とにかく、8月には"みんなのこどもちゃん TOUR 2019 ほのかとしなもん"もあるので、本当にここからは頑張りどきですね。この壁をもっと高くて強いものにしていきたいと思ってます。