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【MGMT 表紙】Skream!3月号、3/16前後より配布開始。MYTH & ROID、綾野ましろ、挫・人間、SODA KIT、SAKANAMON、ヤングスキニー×Marshallのインタビュー、ずっと真夜中でいいのに。、ACIDMAN、KULA SHAKERのレポートなど掲載
2024.03.11 12:00
Skream!マガジン3月号が3月16日前後より配布スタート。
今月号は、2月28日に5thアルバム『Loss Of Life』をリリースしたMGMTが表紙を飾る。
そして、ヤングスキニーとギター・アンプの超名門メーカー Marshallのコラボレーション・インタビューも掲載。
その他にも、注目アーティストのインタビューやライヴ・レポートなど盛りだくさん。アーティスト・コラムも好評連載中なので、ぜひゲットしてほしい。
Skream!マガジン3月号掲載アーティストは以下の通り。
【インタビュー】
MGMT
MYTH & ROID
綾野ましろ
挫・人間
SODA KIT
入江 陽
有馬元気
点染テンセイ少女。
白昼堂々踊レ人類
【特集記事】
ヤングスキニー×Marshall コラボ・インタビュー
"BIG UP!"特集 vol.6 (SAKANAMON/PICK UP ARTIST)
UPCOMING GEN Z BANDS(TORO / センチメンタルリリー/ でかくてまるい。/ おとなりにぎんが計画)
PICK UP! ROOKIES(HALMUDA / つじりお / AIRTONIC / Laugh giraffe!!)
【ライヴ・レポート】
ずっと真夜中でいいのに。
Skream! presents "Groove/Connect"
ACIDMAN
KULA SHAKER
【アーティスト・コラム】
チヨ(SPARK!!SOUND!!SHOW!!)
フクザワ
ツカダユウキ(フィルフリーク)
今月号も、読み応え抜群の盛りだくさんな内容となっていますので、ゲットはお早めに。
全国のCDショップやライヴハウス、スタジオなどに、順次発送いたします。
なお、店舗、地域によって店着日が異なる場合がありますので、ご了承ください。
Skream!3月号は3月11日発刊、全国のCDショップやライヴハウス、スタジオなどには3月16日前後を目処に順次到着の予定です。
店舗の営業時間および展開状況につきましては、各店舗にお問い合わせください。
配布店舗が近くにない方や、毎号確実に手に入れたい方のために定期購読も承っております。
詳しくはこちらから。
関連アーティスト
ACIDMAN, KULA SHAKER, MGMT, MYTH & ROID, Marshall, SAKANAMON, SODA KIT, ずっと真夜中でいいのに。, ヤングスキニー, 挫・人間, 綾野ましろRelated NEWS
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ACIDMAN
Stay in my hand
消えてしまうものに、あるいは触れられないものに手を伸ばそうとする人の姿は、いつだって美しいものだ。ACIDMAN、4月の『EVERLIGHT』に続く今年2作目のシングルである本作。タイトル・トラック「Stay in my head」は力強くアグレッシヴなロック・チューンで、疾走感溢れるバンド・サウンドの上で大木は振り絞るように歌い叫ぶ。"いつかは誰もが 消えるだろう/数えきれぬ星も 全て/もう少しもう少しだけで/触れられる様な気がして"――どれほどのキャリアを積もうと、消えてしまうであろう煌きに手を伸ばし続けるACIDMANの姿は、かくも美しい。おなじみ"second line"は、しっとりしたジャズ・アレンジの「スロウレイン」に、静謐なエレクトロ調の「HUM」。バンドの音楽的成熟を感じさせる。
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ACIDMAN
EVERLIGHT
暖かい季節になった。朝、起き抜けにベッドから飛び出し、窓を開け放ってみる。すると、陽の光が降り注ぐ。このちっぽけな地球の、ちっぽけな日本の、ちっぽけな街に住む、ちっぽけな僕にも、陽の光が降り注ぐ。この「EVERLIGHT」という曲には、どうしようもない孤独と痛みを抱える人間が、それでも太陽から降り注ぐ光を浴びて、自らのふてぶてしいほどの生命力を感じずにはいられなくなるような、そんな瑞々しい力強さが宿っている。壮大なサウンドスケープに乗せて、私たちがどれほどの哀しみと共にあろうと、心臓は鼓動し、光に向かって足は自ずと動き始めてしまうのだと、人間の"生"という性(サガ)を目一杯の確信で描いている。もはやキャリア15年。しかし、その眼差しは変わらずロマンティックな煌きに満ちている。
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ACIDMAN
新世界
結成15周年&デビュー10周年を迎えたACIDMAN。アニバーサリー・イヤーを締めくくるシングルはACIDMANらしい力強いロック・ナンバーだ。未来への希望をただ歌っているわけはない。熱く伝わってくるのは確固たる意志と信念だ。大木(Vo/Gt)が"世界は生まれ変わる"と叫ぶ。自然と生まれ変わるのではなく、世界が、そしてそこにいる"僕たち"が前を向き生きていこうとする自分たちの力で生まれ変わるのだ。Track.2とTrack.3は過去の作品をリアレンジするセルフ・カバー・シリーズ「second line」の新作。これは「second line」の楽曲でライヴも行われるほどの人気シリーズで、原曲が好きなファンは勿論のこと、知らないリスナーも十分堪能できる完成度の高いリアレンジとなっている。
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KULA SHAKER
Natural Magick
今作は、再結成時に参加できなかったオリジナル・メンバー Jay Darlington(Org/Key)の、実に25年ぶりの復帰作ということで話題となっているが、注目したいのはなんと言ってもそのエネルギッシュなサウンドだ。ライヴ・パフォーマンスを意識したキャッチーな踊れるサウンド、ボリウッドのノリとサイケ・ロックのグルーヴ感、アーティスティックでユーモアのあるスパイス的要素、シンプルにやりたいことが凝縮されたコンパクトな仕上がり、そのすべてが絶妙に調和している。青春時代を一緒に過ごして、人生と音楽経験を共に積み上げてきたメンバーたちが、その再会を喜び合うように共鳴し作り上げられたサウンド。感動すら覚える、この祝福されたサウンドはぜひライヴでも体感すべきだろう。
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KULA SHAKER
1st Congregational Church Of Eternal Love And Free Hugs
独特の美学を持ったサウンドで、熱狂的なファンの多いKULA SHAKER。その活動はマイ・ペースではあるが、それだけに、ひとつひとつの作品が彼らのターニング・ポイントとも言えるような重要性があるのではないかと思う。前作『K 2.0』はデビュー作から20年という節目でもあって、初期の冒険心溢れるサウンドを進化させたような、文字通りデビュー作の"2.0"なつくりだったが、今作は世の中の変化やメンバーそれぞれの変化/進化を反映した、彼らの"今"を表現するアルバムとなった。神話に基づく壮大なテーマがパーソナルな感情と結びつき、サイケデリック・ロックの浮遊感と肉体的なアナログ・サウンドの高揚感に溢れている。KULA SHAKERという不思議な魅力を持ったバンドの再評価にも繋がるだろう。
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KULA SHAKER
K 2.0
デビューから20年、そして再結成から10年という記念すべき年にリリースする5作目のアルバム。前作から実に6年ぶりではあるけれど、ブレみたいなものはこれっぽっちも感じられない。すなわちインド音楽からの影響を始めとする東洋の神秘と60~70年代のブリティッシュ・ロックへの憧れを、そのまま反映させたサイケデリック且つグルーヴィなロック・サウンドはここでも健在。円熟味で勝負するこのアルバムを、"衝撃"と語られることが多い最初の2枚と比べるのは野暮ってものだろう。トラッド・フォークやウェスタンの影響を、エキゾチシズムのひとつとして取り入れているあたりはまさにKULA SHAKER。ファンキーなTrack.10「Get Right Get Ready」からロック・バンドとしての芯の太さが感じられる。
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KULA SHAKER
K〜15周年記念エディション
BULRやPULP、SUEDE等が相次いで再結成、活動 を再開しブリット・ポップ・ムーブメントが再燃される中、KULA SHAKERの強烈なデビュー作がリマスタリング、そして未発表曲を含めた豪華版としてリリースされた。95年当時異彩な魅力を放っていたKULA SHAKERの作品を改めて聴き直すと、彼らが独自の方向性を持っていたバンドだと言うことがわかる。そのグルーヴィで肉体的なサウンドは今聴いても錆び付いていない。EPとベストでしか聴けなかった「Hush」が収録されているのも嬉しいところ。限定BOXに収録されているライヴ音源は当時の熱気がしっかりとパッケージングされている。
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KULA SHAKER
Pilgrim's Progress
再結成を果たし『Strangefolk』を2007年にリリースしたKULA SHAKER。3年ぶりとなる今作は、ベルギーに建てられたスタジオでレコーディングを行い、その土地の空気に多いに影響を受けたという。自身の中にある物語を高純度で濾過したような、時代性を超越したこのアルバムは、ある意味、仙人的なストーリー・テラーによる美しい物語集と言えるかもしれない。インド趣味が後退し、西洋のスタンダードなロックのフォーマットに重心が移ったことにより、その物語性の高さはよりストレートに浮かび上がっている。このピュアな妄想癖と様式美の塊のようなアルバムは、ある意味KULA SHAKERらしいとも言える。時代とかけ離れたストーリー・テラーは変質的に捉えられがちだが、このアルバムは、素直に美しい。
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MGMT
Loss Of Life
MGMTが、約6年ぶり5枚目となる新作を発表した。原点回帰を果たした前作『Little Dark Age』は表題曲がTikTokで人気を集め、新たな層からの支持も得つつある彼らだが、本作では新たなフェーズのポップへの探求へと歩み出したようだ。前半ではOASISを彷彿させるギター・ロックのTrack.2、女性Voとのハーモニーが美しいTrack.3など、バンド・サウンドを軸に普遍的なポップネスを展開。後半ではエクスペリメンタルな側面が顔を覗かせていて、サイケの海に沈みゆくようなTrack.8、グリッチ・サウンドの中で幽玄なヴォーカルが漂うTrack.10と、摩訶不思議だが温かみのある世界へと変化していく様が心地よい。大衆性と実験性を高次元で両立させた意欲作だ。
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MGMT
Mgmt
「Your Life Is A Lie」のMVが先行配信された際に感じた遊び心、かつてスタイリッシュ代表だった時期とは違うユルさが感じられるジャケを見た際の驚き。それはあながち内容とも無関係じゃなかった。前作『Congratulations』ほど内向的ではない。ふるいにかけられた10曲は似たものはなく、おのおの彼らが今感じていることをあの独特なフェティシズム、サイケデリア、悪夢的なイメージに沿う音と音の組み合わせで表現しきっているのだと思う。これまで同様、夢と現の境界線はボンヤリしているのだけど、不穏と甘美を奏でるエレクトロニクスのレイヤーにやられる「A Good Sadness」などはかなりの大作。不安の中にも喜びや煌めきを発見したり、逆もまた然り。現実世界を映す鏡のような作品だ。
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MGMT
Congratulations
自転車で思い切り勢いをつけた後、ペダルを漕がないでいる時間って気持ちいいですよね。自由だし。そんな感じでしょうか。『Oracular Spectacular』で世界に衝撃を与えたMGMTだが、新作への期待もどこ吹く風という感じで、1967年のサンフランシスコにトリップしてしまった。プロデューサーにSonic Boomを迎えた今作は、音の質感といい、メロディといい、コーラスといい、そのまんまサマー・オブ・ラヴ。このレイドバックしたトリッピー感は、今の空気を象徴しているのかも。よくも悪くも、人間なんてそんなに変わらない。牛耳るか、諦めるか、それとも反抗するか。立場の違いだけ。2010年、時代の波を自在に乗りこなしながらMGMTが放つカウンター・ミュージック。
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MYTH & ROID
VERDE
"彫刻をめぐる物語"を展開する連作コンセプト・ミニ・アルバムの後編。ひとつの島が海に沈んだ前編から、後編では画家の少女を中心にストーリーが進んでいく。絵を描きたいというピュアな衝動を、ダークながらもダンサブルなサウンドに乗せて炸裂させる「Palette of Passion」や、理不尽な規則に湧き上がる葛藤や怒りを叫ぶ「DiLeMMa」、柔らかな手触りの中にも悲しみや儚さが漂う「Dizzy, Giddy」に、透明感のある美しいコーラスを湛えたホーリーな「Whiter-than-white」など、現実世界の出来事を自ずと想起させながらも、MYTH & ROIDらしいスタイリッシュなサウンドで繰り広げられる音物語は、とにかく凄まじい没入感。聴き終えたあと、温かな光が胸に宿るような感覚を覚える。
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MYTH & ROID
MYTH & ROID Concept mini album 〈Episode 1〉『AZUL』
メジャー・デビュー以降、数々の大ヒット・アニメの主題歌を手掛け、海外からの人気も高いMYTH & ROIDの初のコンセプト・ミニ・アルバム。"彫刻をめぐる物語"をテーマにオリジナルのストーリーを展開、幕開けの朗読(<Episode of AZUL>)から一気にその世界へと誘う。アヴァンギャルドな「RAISON D'ETRE」、モダンな「MOBIUS∞CRISIS」と魅力を存分に発揮するサウンドで物語は続き、そのセンスとヴォーカルに圧倒される。そして祈りのようにも聴こえる歌声とピアノが印象的な「...And REMNANT」でいったん物語は幕を閉じる。実はこの物語、2枚のミニ・アルバムを通して完結ということで、2024年春に後編をリリース予定。"海"と"街"を舞台に描かれたこの物語がたどり着く場所とは――それがわかる日がくるまで、この世界をたっぷり味わい尽くしてほしい。
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SAKANAMON
liverally.ep
ストリングス入り編成に初挑戦した7thフル・アルバム『HAKKOH』、フィーチャリング・ゲストを迎えた配信シングル"PLUS ONE"シリーズを経て、今改めて放つ剥き身の3ピース・サウンド。歌や各楽器がかち合っては全力疾走しているほか、"どうしてそうなる?"的な捻りを効かせたワールド全開の展開も満載。リード曲の「おつかれさま」からは結成17年目を迎えた今だからこその温かい眼差しが感じられる曲で、総じて、現在進行形のバンドの魅力を真空パックしたような作品だ。お題があるからこそ自由になれる大喜利と同じ原理で、ライヴをテーマにした藤森元生(Vo/Gt)のソングライティングは抜群の仕上がり。15周年ツアー・ファイナルのライヴ音源も収録されている。
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SAKANAMON
HAKKOH
今年2022年11月11日で結成15周年を迎えるSAKANAMONが、2年半ぶりとなるフル・アルバム『HAKKOH』をリリース。本作には、NHK「みんなのうた」名曲カバーにて参加した「南の島のハメハメハ大王」や、たかはしほのか(リーガルリリー)をゲスト・ヴォーカルに迎えた「1988」、宮崎市の魅力を発信する"宮崎食堂"へ書き下ろした楽曲「つつうららか」、インディーズ時代からファンの間で高い人気を誇る「妄想DRIVER」の2022年バージョンなど、結成15周年に掛けて全15曲が収められている。バンドの真骨頂とも言える洗練されたギター・ロック・サウンドを主軸としながら、初めてストリング編成に挑んだ楽曲も収録されるなど、3ピース・バンドとしての表現を拡張し続ける彼らの意欲作となった。
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SAKANAMON
ことばとおんがく
1曲目に収録されている「ことばとおんがく」のイントロで、いろは歌のコーラスが左右から交互に聴こえた瞬間に、このアルバムに仕込まれている様々な仕掛けへの期待が高まった。ネクライトーキーのもっさ(Vo/Gt)が参加する「かっぽじれーしょん」では、軽快なメロディと共に展開される聴き間違いをテーマにした会話風の歌詞が、まるでコントのようで、思わずくすっと笑ってしまう。レの音が鳴ったら文字が入れ替わる「レ点」や、いろは歌のアナグラムになっている「いろはうた」など、各曲に異なった言葉遊びが展開され、日本語の面白さや美しさを再認識できるアルバムとなっている。遊び心たっぷりに繰り広げられる彼らの言葉と音楽の世界を、ぜひ歌詞カードを片手に堪能してほしい。
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SAKANAMON
LANDER
5thミニ・アルバム『GUZMANIA』から半年で発表するアルバム。人の心を天体に見立て、遠く離れた人々の心に自分たちの音楽を届ける"着陸船"=LANDERというテーマのもと、人生の様々な場面を、ユーモアとペーソスを交えながら、あくまでもポジティヴに歌った全12曲が収録された。軸足をライヴに置いているバンドらしい硬派なバンド・サウンドと、90年代のJ-POPの影響――つまり、ロックの影響だけにとどまらないポップ・ソング作りのセンスおよびスキルが絶妙に、いや、過剰に入り混じる曲の幅広さは彼らならでは。「WOULD YOU LIKE A HENJIN」は初の完全打ち込み曲なんだそう。ダンサブルなリズム・アプローチに滲むブラック・ミュージックからの影響も聴きどころだ。
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SAKANAMON
HOT ATE
非モテだ、オタクだ、一発でわかりやすいバンドでもない、そんなことはわかっちゃいるが、何が正解なんだ? そんな逡巡を抱えたまま、音楽体験としてのスリリングさで鬱屈を突破しようとするSAKANAMONらしさは不変の4thフル。00年代NYのポスト・パンクを彷彿とさせるTrack.1「UTAGE」の寛容さ、彼らがファンクを昇華したらこうなるというTrack.4「UMA」、ラウド/ミクスチャーの新鮮さだけじゃない、べらんめぇ調なのに抜群のフロウで言葉を当ててくる藤森のカンの良さにも驚くTrack.9「ラストボス」、そしてJ-POP風でもある親しみやすいメロに溢れる音楽愛の裏返しとも言える現実への焦燥と微かな期待が見える希少なシングルになった「PLAYER PRAYER」など、繰り返し聴きたい12曲。
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SODA KIT
SODA POPS
"文化祭"というテーマや"SODA POPS"というタイトル、さらにヴィジュアルも含めて、コンセプチュアルに統一された3rdミニ・アルバム。とはいえ曲調はバラエティに富んでいる。はじける片思い(もしくは推し活)ソング「ドキドキサレンダー」、実力派シャッフル・チューン「イデア」、わちゃわちゃ感が眩しい「無礼講サマー」、ヘヴィなラップ・ソング「シニシズム」、一緒に口ずさみたい「思い込みの魔法」。文化祭のいろんな部屋を覗けるような、楽しい一枚だ。5曲全てのインストゥルメンタルや、2ndミニ・アルバム『ロングラン』に収録されていた4曲の、一人一人のソロ・バージョンも聴くことができる。(高橋 美穂)
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SODA KIT
ロングラン
"群像劇"というテーマによって、メンバー全員の個性が炸裂し、さらに新たなる挑戦もちりばめられた2ndミニ・アルバム。メンバーひとりひとりが喜怒哀楽、ひとつひとつの感情を表現した楽曲の主人公となっており、「ナッチャッタ!」はYupsilonが主人公として喜を表現したキャッチーなナンバー。「徒然論怒」はMugeiが主人公として怒を表現した、攻撃的なラップ・ソング。「カゲボウシ」はFigaroが主人公として哀を表現した、切なすぎるラヴ・バラード。「一刀両断」はRasetsuが主人公として楽を表現した、ライヴ映え必至のパーティー・チューン。そして、喜怒哀楽すべての感情を集約させた表題曲「ロングラン」は、FAKE TYPE.が楽曲提供! SODA KITの声の力、グループの可能性が発揮されている。
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SODA KIT
Formula
SODA KITの発起人であり、作詞作曲者でもあるYupsilonのルーツであるロック色が強い音楽性と、メンバー4人に共通するタフなキャラクターが表れており、1枚目に相応しい宣戦布告を感じさせる作品になっている。4人の個性豊かな声色が生かされた、ひとりでは絶対に成立し得ない世界観からは、SODA KITが生まれた必然性も伝わってくる。特に、YupsilonがRasetsu、Figaro、Mugei の3人の個性を咀嚼し、3人がYupsilonの表現に共鳴したことが明白にわかる歌詞は、歯を食いしばって生きているすべての人に響くに違いない。ヒリヒリしているようで、垣間見えるユーモアや毒からは、メンバー間の楽し気なグルーヴも感じられる。
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ヤングスキニー
BOY & GIRLS
前作から1年半ぶり、メジャー2作目となるフル・アルバム『BOY & GIRLS』。タイアップ曲やヴァイラル・ヒットとなった話題曲「ベランダ feat. 戦慄かなの」が収められた今作は、さらなる飛躍を遂げたヤングスキニーの充実の1年半を物語る。それでいて大衆に迎合することなく、より破天荒に鳴らされた青春パンクの数々が爆発している。コンプライアンスに雁字搦めの世の中で、この振り切ったクズっぷりや赤裸々でパンチの効いた歌詞をメジャー・シーンに解き放てるのは、きっと今かやゆー(Vo/Gt)だけなのでは。また今作で唯一ゴンザレス(Gt)が作曲を手掛けた「ハナイチモンメ」では、ソリッドなギター・リフが突き刺さりバンドの新たな一面を引き出している。
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ヤングスキニー
不器用な私だから
全国ツアーを開催すれば軒並みソールド・アウト、今勢いに乗るヤングスキニーのメジャー2nd EP。忘れられない匂いを軸に未練を歌う「雪月花」や、失恋のその先を描くポジティヴ・ソング「恋は盲目」など、4人だけで鳴らす原点回帰的なサウンドを中心に収録し、誰がなんと言おうと"ロックだ うるせえ"と叫ぶ「精神ロック」なんかは最高にロックだが、そんななかで戦慄かなのを迎えたデュエット曲「ベランダ feat.戦慄かなの」が異彩を放つ。女性目線が多いヤングスキニーの歌詞はよりリアリティを増し、さらにラップも取り入れ新境地のチルなメロウ・チューンに仕上がっている。ラストには、キーを上げ爽やかなポップ・ロックに生まれ変わった「別れ話」の再録版を収録。ロック・バンドとしてのプライドをもってJ-POPシーンに挑む彼らのスタンスが窺える。
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ヤングスキニー
どんなことにでも幸せを感じることができたなら
ヤングスキニーがメジャー1st EP『どんなことにでも幸せを感じることができたなら』をリリースする。本EPには、ABEMAオリジナル恋愛番組"恋する♥週末ホームステイ 2023夏"OPテーマのサマー・チューン「君の街まで」や、江崎グリコ"セブンティーンアイス"キャンペーン・ソング「愛すべき日々よ」などタイアップ・ソングのほか、ピアノを軸にしたアンサンブルのクリアさに惹き込まれる「君じゃなくても別によかったのかもしれない」、"ヤングスキニー史上最もアッパーなロック・チューン"という触れ込みも納得の「愛の乾燥機」、そしてインディーズ時代の再録楽曲「8月の夜 (2023 ver.)」という全5曲を収録。初回限定盤には約120分のライヴDVDも付属とのことで、こちらも要チェック。
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ヤングスキニー
歌にしてしまえば、どんなことでも許されると思っていた
TikTok発バイラル・ヒット曲「本当はね、」も収録された、"嘘だらけで、矛盾だらけな日常を歌う"ヤングスキニーの名刺代わりとも言えるアルバムが完成。"ヒモ"なりの愛を歌う「ヒモと愛」や"騙されたあなたが悪いんだよ"と歌う「ゴミ人間、俺」など、いわゆる"クズっぽさ"を前面に出す歌詞や歌声は、かやゆー(Vo/Gt)が憧れているというクリープハイプの影響が大きいだろう。その中でも、"嘘だらけ"な日常を"ありのまま"に綴るまっすぐさは、バンドのひとつの個性になっていきそうだ。さらにメジャー・デビュー・シングルとなった「らしく」では、"いつか僕は誰もが/羨むバンドになってやる"というストレートな決意の言葉も。濁りのないメッセージが詰まった純度の高さ、若さが眩しい、新時代のギター・ロック・バンドに注目。
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挫・人間
銀河絶叫
下川リヲ(Vo/Gt)、マジル声児(Ba/Cho)の体制となり、昨年は「下川くんにであえてよかった」や「夏・天使」などの配信リリース、ライヴを行ってきた挫・人間。精力的な活動やクリエイティヴの充実のその先にあるのが、7thアルバム『銀河絶叫』。その絶叫は冒頭から凄まじい。配信時とは別Verの「セイント・ギロチン(Scream Ver.)」の耳をつんざく大絶叫で始まって、今作は鋭利な凶器のようなリフやビートがアルバム中を縦横無尽に駆け巡り、ヒリヒリとした緊張感が露わになっている。アレンジの妙味や、キャッチーさと人を食ったような毒が混じるポップ性といったならではの部分も持ちながら、さらにひとつ、またひとつとリミッターを解除して、脈打つ衝動をやその鮮烈さを突きつける。その生々しさにまず打ちのめされる。
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挫・人間
メンバー募集"1"でワンマンTOUR
2022年まで9年間在籍したギタリスト 夏目創太のラスト・ツアーより、渋谷CLUB QUATTRO公演を収めた本作。夏目最後のクアトロ公演を見届けようと集ったファンで会場はソールド・アウト、熱気でレンズが曇ってしまいそうなほど、その熱狂ぶりもひとしおだ。キレッキレの演奏(とダンス)が光るオールタイム・ベスト的セットリストで、メンバーの脱退という現実に悲しむ隙も与えずアッパー・チューンを次々に投下。目まぐるしい展開に瞬時に反応していくフロアも一体感抜群だ。ラストを飾った「マジメと云う」では、応援歌のようなシンガロングとギター・ソロの応酬に胸が熱くなること間違いなし。泣きのギターがエモーショナルに鳴り響くも、終始涙を吹き飛ばすほど笑いに溢れていた、臨場感たっぷりの濃密な137分間は必見。
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挫・人間
このままでいたい
22年7月に脱退した夏目創太(Gt/Cho)が参加した最後の作品となったシングル。どんなに前向きな別れでも、その気持ちの奥底で誰しもが思い浮かべるひと言をタイトルにした表題曲は、ロマンチックでノスタルジックなポップ・ソングであることに加え、リスナーを笑わせる要素が一切ないという意味でも異色曲と言えそうだ。その一方でともに挫・人間流のディスコ・サウンドに乗せて、現代社会を斬るブラック・ユーモア満載の「人類終了のおしらせ」、モテない男のリビドーを歌った「B・S・S~ボクが先に好きだったのに~」は、まさに"最後のナゴムの遺伝子"と謳われる彼らの真骨頂。初回限定盤はそんな3曲に21年8月4日の渋谷CLUB QUATTROワンマン公演を完全収録したDVDをカップリング。
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挫・人間
散漫
快作『ブラクラ』から1年5ヶ月ぶりのアルバム。ハイテンションな高速デジタル・ハードコア「I LOVE YOU」で幕を開けることが、今作のバンドのモードを物語っている。陽気な南国サウンドのはずが恐怖の人喰いサウナに変貌にする「デスサウナ」、湘南乃風のタオル回しを彷彿とさせる「アイオワの風」など、ノリと勢いで完成させた楽曲たちからはコロナ禍の憂うつなど微塵も感じさせない。相次ぐメンバーの脱退、加入を経て、過剰なまでに詰め込んだ情報量の中に、バンドのロマンチシズムがこれまで以上に滲み出た。きっと誰かのためにこのバンドは存在する。そんな下川リヲ(Vo/Gt)の自覚が顕在化した「誰かを救える歌」は、負け犬の味方であろうとするバンドが放つ熱い援護射撃だ。
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挫・人間
ブラクラ
4thアルバム『OSジャンクション』から約1年4ヶ月ぶりとなる5thアルバム。バンドの特色のひとつであるミクスチャー・カオスを見事痛快にアップデートした「ソモサン・セッパ」から、甘酸っぱいメロディとポップネス、ロマンチシズム溢れる「一生のお願い」、豊かなギターの音色が優しく包み込む「電球」、妖しく鋭い緊迫感で禍々しい存在感を放つ初期曲「あてのない女の子」など、音楽性という概念にとらわれることのないバラエティに富んだ楽曲が揃う。各曲まったく異なる個性を放つのにどの曲もバンドの本質が詰まっていて、作品トータルで"挫・人間"を体現するという、非常に理想的な作品。怒濤の伏線回収とも言うべき、洗練された異端が作り出す正統派ロックを体感してほしい。
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挫・人間
OSジャンクション
挫・人間の4thアルバム。1曲目「webザコ」では激しくアグレッシヴな曲かと思わせておいて、まさかのキラキラ・ポップ・チューンへ急旋回するさまに"なんでだよ(笑)"と突っ込ませつつも聴き手をグッと作品に引き込む。そのほかにも挫・人間らしいクレイジーで変化球的な曲たちが存分に楽しませてくれるが、一方でストレートなロック・サウンドに青臭い歌詞を乗せたラヴ・ソング「恋の奴隷」でバンドの底の深さを見せつけるあたりがニクい。そして筋肉少女帯の影響を色濃く感じさせる「ダンス・スタンス・レボリューション」は、サウンドやリリック、語りの口調だけでなく、80年代後半の"匂い"までも曲に閉じ込めたような、"最後のナゴムの遺伝子"という看板に偽りなしの1曲だ。
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挫・人間
品がねえ 萎え
全国流通盤としては初のシングル。シングルと言いつつも表題曲は3曲目で、3曲すべて方向性や音楽ジャンルが異なるところなど、挫・人間がこれまでのアルバム制作で培ってきたスキルやポリシーを感じられる。打ち込みと生楽器を織り交ぜたダンス・ミュージックはバンドにとっても新機軸。世間への怒りをユーモラスにぶちまけた歌詞とのコントラストもアクセントになっている。ラストに逆転ホームラン劇的な謎の高揚感を持つSEX MACHINEGUNSばりに突飛なメタル・ナンバー、短尺で駆け抜けるロマンチックでほのかに切ないポップ・ソングと、これまでにないアプローチをしながら自分たちの好きなものをはち切れんばかりに詰め込んだ楽曲を生み出し続けている彼らのポテンシャルの高さには毎度感服だ。
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挫・人間
もょもと
約1年ぶりの新作となる3rdフル・アルバムは、下川リヲ(Vo/Gt)いわく"ギター、ベース、ドラムというバンド・セットにこだわって制作した"もの。バンド・サウンドでもって渾身のストレートを投げる作品だ。ゆえにロック、ファンク、ダンス・ナンバー、アコースティック、渋谷系、バラードなど音楽性の幅の広さや、各プレイヤーのスキルの高さが以前よりも明確に。特にソウル・ナンバーTrack.9のサウンドの完成度の高さには舌を巻く。とはいえ挫・人間のアルバム、当たり障りのないものになるわけがない。どの楽曲も大真面目でいびつでユーモラスで、もがきながら生きている人間の姿がある。下川が高校時代に作ったピュアな楽曲で締めくくるラストも美しい。笑えるのに感傷的で泣ける、挫・人間の真骨頂。
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挫・人間
非現実派宣言
1stフルの内向性と2ndフルのポップな外向性や現代性を掛け合わせたような作品。美少女アイドルになりたいという思いで作ったTrack.3、三味線風のギター・リフとピコピコシンセに合いの手が特徴的なTrack.1など、とうとう頭のネジが全部抜けてしまったか? と思うほどの過剰さやヤケクソ感がある曲が目立つが、ちゃんと向き合うとそのドギツさはしっかりエンターテイメントとして昇華されていることを実感できるだろう。現実より非現実の方が身近だというソングライターでありフロントマン 下川リオの人間性や趣味嗜好も明確に表れ、非現実の素晴らしさを説くようでもある。非現実と現実の狭間で揺れる心情が感傷的な、メロウなヒップホップ×ファンクのリード曲は秀逸。
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挫・人間
テレポート・ミュージック
自分に対する根拠のない自信と他人からの冷笑は決して100対100じゃないことはバカじゃないからわかる。そのうえで両極に振り切ったり、ないまぜになった感情を過剰なポップとして鳴らせるのがロックンロール・バンドだと思う自分にとって挫・人間は暑苦しいほどそれそのものだ。NHK Eテレの"念力家族"のテーマ・ソングに抜擢され書き下ろした「念力が欲しい!!!!!~念力家族のテーマ」は、高速四つ打ち~スラッシュ・メタル~ファンクを3分以内に押し込めた狂気の沙汰ナンバーだが、"情報量が多い"こと自体がポップなご時世を逆手にとった感もあるし、洒落たアレンジが渋谷系を思わせる曲もあれば、フロントマン下川vs世間の構図を自分自身で脚色したり。クレバーだけど俯瞰しないスタンスがそのまんまアルバムになっている。
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挫・人間
苺苺苺苺苺
AV監督、IGGY COEN作のMV「人類」を見ている分には、いわゆるメンヘラ、ネット住民、非リア充をエンタメとして受け取れたりするのだが、ここはぜひ音源でこのバンド、そして稀有な両性具有感と現実にはどうしようもなく男子な下川というヴォーカリストの才能にダイレクトにやられてほしい。音作りもアレンジも過剰なまでに衝動的で構造はベタだったりするのだが、それぐらい濃くないと下川の逸脱した歌と拮抗できないのだ。単にルサンチマンのはけ口としての表現ではないことは、恐ろしく冷徹にも取れるリリックや、高いスキルを持つトーキング・スタイルの歌唱、何より下川の少年少女と大人、下衆と天使を否応なく行き来する存在感が証明している。でもホントに"閃光ライオット"出身なの?(ホントですが)
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綾野ましろ
FLAVOR.
アニソン・シンガーとして多数の作品に携わり、2021年より活動休止していた綾野ましろが本EPで活動を再開する。今作では、和楽器バンドのベーシストでボカロPの亜沙がプロデュースを手掛け、また綾野自身で作詞やジャケット・アートワーク、ヴィジュアル面も担当。ロックで伸びやかなヴォーカルによる表現に加え、リード曲「FLAVOR.(GUM)」ではキュートさや毒っぽい雰囲気も交え、アップダウンするメロディやラップ的なノリを軽々と乗りこなして自由に歌う。休止中は様々な歌唱のスタイルに挑戦して、その引き出しを増やすこともしていたという。正統派としてのこれまでのまっすぐさ、真面目さも垣間見せつつ、より楽しみながらヴォーカルの可能性を広げているようで、その声は開放的。そんな始まりの晴れやかさがある。
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