Related NEWS
Marshall (38)
- 2024.08.13
- 山田海斗&沖 聡次郎(Novelbright)がMarshallのヘッドホンを徹底チェック。最新ワイヤレス・ヘッドホン"Major V"をテストしたコラボ・インタビュー&動画メッセージ公開
THE SPELLBOUND (49)
MUSIC VIDEO
Related DISC REVIEW
-
約2年半ぶりとなるアルバム。新章のきっかけとなった、「すべてがそこにありますように。」や「LOTUS」で予感されたサウンドスケープを大きく上回る多彩さに、瑞々しい楽曲、現代のロック・バンドの存在意義を表明する楽曲等、グッとレンジを広げた14曲。"夢ノ結唱"とのコラボ曲やBiSへの提供曲の原曲(セルフカバー)の収録は、THE SPELLBOUNDが見据えるポップ性のエッジが際立っているし、JESSE(RIZE/The BONEZ/Vo/Gt)をラップ・パートに迎えた「2Colors」のコラボも新鮮。未だ聴いたことのない音楽をAIが精度高く作る時代にあって、人間が作り出す音楽の必然はなんなのか? そのことを体感できる作品でもある。(石角 友香)
-
THE SPELLBOUNDの進化のプロセスには、小林祐介の肉体性から離れているような機械的な言葉の羅列が生み出すちょっと呪術的なヴォーカル・アプローチがある。今回のシングルは"LOTUS"という大きなテーマの中で表題の「LOTUS」と、そのリアレンジ版である「ここにぼくらがいること」の2曲が双子のように存在することでしか実現しない"体験"がある。「LOTUS」では中野雅之が作る光の中、いや、光そのものになるようなシンセで構築されたサウンドスケープがあり、「ここにぼくらがいること」ではマントラのように繰り返し祈ることで生まれるトランス感がある。逆境を示唆する状況を綴る歌詞がリフレインされる先にほのかに灯る"同じ夢を見ようよ"というワード。スペルバならではの構造を持った会心のシングルだ。(石角 友香)
-
アニメ"ゴールデンカムイ"第4期EDテーマとしても話題の新曲。セルフ・ネームの1stアルバムで確立されたモノローグ調の地メロとリフレインされるサビや、ラップ的な小林祐介のヴォーカル表現は今回もさらに研ぎ澄まされている。ワイドな音像と突き進むビートがどこか最果てに向かう体感を聴き手に自然と共有させるのも、スペルバならではの手法だ。c/wの「約束の場所」は、AIが自動生成するポエトリー・リーディングのような言葉の羅列と、イノセントでロマンチックな内容が齟齬なく、むしろ真っ直ぐ飛び込んでくるユニークな仕上がり。シンセ・ストリングスなど、どこまでも飛翔するような空間作りも世界観を決定づける。地の果ての荒涼と、そこにさす一条の光。2曲は対になっているのかもしれない。(石角 友香)
Related INTERVIEW
ヤングスキニー × Marshall
"常にMarshallのアンプを鳴らしてるんで、このイヤホンで聴いたらより伝わるかな"――ヤングスキニーのかやゆーとゴンザレスがMarshallの最新ワイヤレス・イヤホンをチェック
reGretGirl × Marshall
"今まで使ってたものは全然聴こえてなかったんだなっていうのに気づいてしまった"――reGretGirlの3人がMarshallの最新イヤホンを徹底チェック!
菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)× Marshall
"いい意味でMarshallのイメージを裏切る素直なサウンド"――9mm Parabellum Bullet菅原卓郎がMarshallのイヤホン"MOTIF A.N.C"をチェック
Non Stop Rabbit × Marshall
幻の豊洲PIT公演含む全国ツアーを年明けに控えたNon Stop Rabbitの3人が、Marshallの"ポータブル・スピーカー"を徹底チェック!
SHE’S × Marshall
"ライヴっぽい音圧というか、距離がすぐ目の前に感じる"――見た目もサウンドもMarshallらしさが光るワイヤレス・イヤホン"MODEⅡ"をSHE'Sの4人がチェック