Japanese
"DAIENKAI 2023" KEYTALK×チョコレートプラネット 座談会
吉本興業が主催/企画/制作するイベント"DAIENKAI 2023"が7月8日、9日に東京ガーデンシアターにて開催される。人気のアーティストと芸人が各々のライヴを繰り広げるだけでなく、両者のコラボレーションも行われる、今までになかった新しいイベントだ。今回は1日目に出演するKEYTALKとチョコレートプラネットの座談会を実施。面識こそなかった2組だが、実は2年前からちょっとした縁がある。冒頭はそのことに触れながら、初めましての両者はどんな会話をしていくのか。そしてイベントについて、制作スタッフから"こんなことをやってほしい"と事前に貰った要望をぶつけるなど、とにかくトピックが多い座談会となった。
KEYTALK:小野 武正(Gt/MC/Cho) 首藤 義勝(Vo/Ba) 寺中 友将(Vo/Gt) 八木 優樹(Dr/Cho)
チョコレートプラネット:長田 庄平 松尾 駿
Interviewer:真貝 聡 Photographer:濱谷 幸江
-数日前、今回の座談会が行われることがTwitterで告知されると、"チョコプラ(チョコレートプラネット)とKEYTALKがなんで?"みたいな投稿が複数あがっていたんですよ。
長田:あー、たしかに不思議かもしれないですね。
-でも実は、チョコレートプラネットが出演しているコント番組"新しいカギ"で、KEYTALKがOP曲(「MONSTER DANCE」/2014年リリースのシングル表題曲)を担当しているという接点があるんですよね。
寺中:そうですね。ちなみに、僕らは「MONSTER DANCE」が使われているのをCMで突然知ったんですよ。
長田&松尾:えぇー!?
小野:"あ、なんか聴いたことがあるな。......あれ? 俺らの曲じゃん!"ってね。
長田:事前に聞かされてなかったんですか?
寺中:全然知らなかったですね(笑)。
長田:そんなことある!?
小野:大人の間では、話が通っていたのかもしれないですけどね。
首藤:しかもBGM程度かなと思ったら、まさかのOP曲になっていて。
松尾:レギュラーになる前からですよね。じゃあ、フジテレビさんが勝手に使っていたんだ......。
長田:そんな吉本みたいなことがあるんですね。
一同:(笑)
-お会いするのは、今日が初めてなんですよね?
首藤:そうなんですよ。めっちゃ緊張してます(笑)。
長田:俺らもガチガチに緊張してますけど。
松尾:いやいやいや。
小野:今日の座談会に向けて"逆逆逆逆逆逆ドッキリ"のネタを観させてもらいました。他にもYouTubeでいろいろと動画をチェックさせていただいてます。
八木:僕も"財津チャンネル"(長田扮する"ビジネスコンディショナー"財津啓司によるチャンネル)を観させてもらいまして。
長田:嬉しいです。せっかくだったら、今日は財津と座談会できたら良かったんですけどね。
-そんな2組は、7月8日と9日に開催される"DAIENKAI 2023"の1日目に出演されます。人気アーティストと芸人が同じイベントに出て、各々がライヴをすることはあっても、コラボまでするのは新しい試みだと思うんですけど、オファーを受けたときのお気持ちはいかがでしたか?
松尾:僕は勝手に、各々がライヴをやって終わりだと思っていたんですよ。芸人はネタだけやって、アーティストさんはライヴだけやると思っていて。まさか、がっつりコラボをするとは想像していなかったので、新しいイベントだなと思いましたね。
首藤:アイドルさんとバンドの"コラボ・ライヴ"みたいなのはあったんですけど、芸人さんとコラボをすると聞いて"いよいよ垣根がなくなってきたな"というか。こういうご時世ですし、エンタメ全体で何か面白いことを発信する気概を感じましたね。
八木:しかも、みなさんテレビでよく観ている方たちじゃないですか?
長田:それは同じじゃないですか(笑)。
八木:いやいや! お会いするっていう考えがまったくなかったので、かなり浮かれてます(笑)。
長田:テレビと言っても、同じ番組で会わないですもんね。俺らは音楽番組に出ることがほぼないんで。アーティストの方とは、あんまり接点がないんですよ。
小野:ましてや、同じステージに立つなんてそうそうないですよね。
首藤:しかも東京ガーデンシアターだもんね。
寺中:8,000人くらい入る大きな会場でね。
-芸人さんからしたら普段劇場に来られる方、アーティストからすれば普段ライヴハウスに来られる方とは異なるお客さんの前でパフォーマンスをされるわけですけど、イベントに向けて、どんなアプローチをしようと考えていますか?
長田:そうですね。まぁ、ちょっと身体を絞って行こうかなって。
松尾:多くの人に観られるからね。まだ7月8日まで時間があるので、僕もお酒を控えて、できるだけ身体を作ろうかなって。
-何も"グローブつけて試合してください"と言ってるんじゃないんですよ(笑)。
首藤:あははは(笑)。僕らはMCで小ボケをかますときがあるんですけど、お笑いのお客さんって絶対に笑ってくれないと思うので......。
小野:笑いに厳しいだろうからね(笑)。
首藤:なので、当日はノーMCのパンク・スタイルでやろうかなって。
長田:ははは(笑)、絶対(MCを)やったほうがいいです。そもそもお笑いの客は、めっちゃ少ないと思いますよ。ほとんどアーティストさんのお客さんじゃないですかね。
松尾:チケットはもう売ってるんですか?
スタッフ:売ってます。実は先行でほとんど売れまして。
長田:おー、すごい!
スタッフ:蓋を開けたらFANYチケット(※吉本興業公式のチケット・サービス)が半分、他の窓口で半分が売れました。
松尾:じゃあ芸人とアーティストさんで、半々のお客さんが来るんですね。
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