cinema staff 「萌えもemo」【第60回】

COLUMN

ワタクシ先日、東京日本橋にある"CRAFTROCK BREWPUB&LIVE"にてcinema staff×CRAFTROCKコラボビールを仕込んでまいりました。 CRAFTROCKチームとどんな味にするか話し合い、色々試飲させてもらいつつ（ほぼこっちがメイン）、味を決めました。ガッツリ肉体労働で作ってきたので、どんな味になっているか楽しみ倍増です。今こうしてるうちにもアルコール発酵しております。
こちらのコラボビールはOOPARTS 2022にて売り出す予定、悲しいことに同日開催となってしまったCRAFTROCK FESTIVAL '22（こちらも最高ラインナップ！）でも飲めるとのことです。同日開催でもお互い協力して楽しいことやっていきましょうってことで実現した平和な企画ですのでみなさま是非に～！
仕込んだ帰りは、ちゃっかり一人神田の"味の笛"へ。セルフの立ち飲み屋、レジ近くにはつまみ達が俺を選んで～とこっちをみています。どれも酒好きにはたまらない逸品、プラカップで飲むチューハイもまた良き、幸せな時間でした。

さて、音源紹介の方ですが、例年リリースが少なめな1月2月に今年は既に名作が沢山誕生しております。

Pinegrove、Caroline、Black Country, New Road、Animal Collective、Big Thief、Pedro The Lion、Sasami......いやーどれも素晴らしい作品です。
その中でやはり一番紹介したいのはSuperchunkの新作アルバム"Wild Loneliness"。
去年はMac McCaughanソロもリリース、そちらはだいぶ幅広い作品でしたが、Superchunkはやはりぎゅっと濃厚インディーロックなアルバムです。
ライブは休養中のLaura Ballanceもレコーディングには参加、Sharon Van EttenやTeenage FanclubのNorman BlakeとRaymond McGinley、R.E.M.のMike Mills、Wye OakのAndy Stack、Camera ObscuraのTracyanne Campbell、Owen Pallett、BeirutのKelly Prattなど豪華ゲスト陣がピアノやストリングス、管楽器、コーラス等で参加、これまで怒りメインだった制作が、光、希望を感じられる楽曲中心な作品に聴こえます。衰えないMacの声が愛おしすぎますね。
去年も一度Macとは連絡取らせていただきましたが、また日本に来たい意思はバリバリだったので気が変わらないうちになんとか......！
そろそろ海外アーティストのライブもみたいっす。

バンドの方はというとcinema staffのアルバムリリースツアーも無事終了、最近は初めてのチッタでLOSTAGEとツーマンをしたり、アルカラシネマで東京神戸高松でライブ、peelingwardsでも東名阪ツアーを周り、またワンマンとは違った対バンならではの楽しみを感じつつバンドをやれています。尊敬するバンドと一緒にライブができるってマジで最高です、そしてその究極がOOPARTSなので。
是非みなさん岐阜でお待ちしとります。

cinema staff

2003年、辻友貴（Gt）、飯田瑞規（Vo/Gt）、三島想平（Ba）で前身バンドを結成。2006年に久野洋平（Dr）が加入し、現在の編成となる。2008年、残響recordより1stミニ・アルバムをリリースし、2012年にメジャー・デビュー。オルタナティヴ、エモ、ポスト・ロックに影響を受けたセンス溢れるポップなメロディと、対照的な直情的で衝動性の強い攻撃性を持ち合わせたギター・ロック・バンドとして人気を高めている。2014年にZepp DiverCity(TOKYO)、2017年に日比谷野外大音楽堂にて単独公演を開催。2019年には初のベスト・アルバムを発表。2021年11月には4年ぶりのフル・アルバム『海底より愛をこめて』をリリースした。4月16日、17日の2日間にわたり岐阜市文化センターにて主催フェス"cinema staff presents OOPARTS 2022"を開催する。

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