cinema staff 「萌えもemo」【第17回】

COLUMN

あけましておめでとうございます。ついにこのコラム3年目に入りました。大丈夫なのでしょうか？もしかして今Skream!で連載してる中で2番目に長い。。。！？まあとりあえず誰かにやめろと言われるまで続けてみます。
さて、先日、酒場好きが高じて酒場トークイベントに呼んで頂き、参加してきました。core of bellsというバンドのメンバーのアイダさんの酒アプリリリース記念イベントです。(これ食べ◯グより使えます https://瓶ビール班長の飲み歩き日記.com/archives/3569 )
この日のイベントはもちろん音楽の話は一切なし、ひたすら酒場について語らいました。僕はツアーで行った全国の"凄居酒屋"について、一緒に参加した漫画家谷口菜津子さんは"凄レバ刺し"について、それから1500円で何を注文するか当てるゲーム。なんか。。。はしゃぎました。だってスポンサーは金宮焼酎とハイサワーなんだし。このコラム然り好きな事を好きなだけ語るのは楽しいですね。
あ、後から気づきましたが1月cinema staffはライブがないので唯一人前に出るイベントが、酒トークイベントでした。いい一年になりそうです。今年も今まで出会った酒場を大事にしながら沢山の酒場に出会いたいです。

そんな2015年のスタートには、The Emo Diariesというコンピシリーズについて書いてみようと思います。エモ日記。エモといえばでお馴染みのDeep Elm Recordsが仕掛けたこのコンピ企画。このシリーズは1997年から始まって2011年までに12枚がリリースされています。僕はこういう音楽にハマった時にとりあえずこのシリーズを少しずつ買ってバンドを知っていきましたね。しかも確かこのコンピ、リリースタイミングではそれぞれ未収録の曲を入れてるんじゃなかったっけ？
Chapter1は、まだそんなに売れてはなかったであろうJimmy Eat Worldが一曲目を飾っています。歌い方がまだ初々しいです。その他にも、真似されがち癖ボーカルCamber、弱虫ミュージックJejune、男のSamiamと90's emoの柱バンドが。流石ですね。Chapter2にはDeep Elmの看板バンドThe Appleseed Castや、最近また復活してTopshelfから新作も出したThe Jazz Juneが入ってたり。。。（新譜はより渋く、TFC感もありましたね）。そして僕が一番好きなのがChapter3。これの3曲目が前もコラムに書いたPenfoldの"Microchip"。このコンピしか聴けない隠れ糞糞糞糞名曲。あと Cross My Heartとかも地味に良いしな～。

そして、この後は知ってるバンドが少なくなっていくんですが、Chapter6についに日本のバンドが入るんです。それがNAHT。(一応説明しておくとブッチャーズやカウパーズ、fOUL等と共にジャパニーズエモ、ハードコアシーンを牽引したバンドの一つ。J.Robbinsプロデュースの音源も。ベースの羽田氏は今はOSRUM！) 僕はリアルタイムではないからわからないんですが、当時このシリーズ買ってる人にとったら衝撃だったんでしょうかね～。同じCDには僕の大好物アルペジオ系エモBenton Fallsも入ってますしChapter6は素敵です。ただそれ以降はもう僕も持っていないのがほとんど。。。でも！Emo Diariesについて今回改めて調べて、初めて知ったんですがChapter9では日本のTHE LOCAL ARTも収録されてるんですね～。ちょっと後期のシリーズは全体的に変わって来てる感じもしますが。。。
とにかく、エモって言葉が出だしたくらいの時期にこのシリーズを出し続けたのは斬新だったんでしょうね。ジャケも並べると可愛い。偉大なコンピシリーズです。なんか今レーベルDeep Elmのサイトからband camp飛んでname your priceで聴けるみたいですね。

なんだか今回のコラム、コンピってことでひたすらバンド名並べまくっただけになってしまった感ありますが。。。
あ！これここまで書いて気づきましたがとっておきの Mineral来日、American Football来日ネタがあるの完全に無視してました。。。とりあえず、絶対見逃したくない、レジェンド2バンド。次のコラムにとっておきます！語る事は山ほど！(あ、エモ日記Chapter2に収録されてるPop UnknownはMineralのドラマーのバンド！)
それでは今年も皆様、良い感情生活を！

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