cinema staff 「萌えもemo」【第33回】

COLUMN

アッツイ夏に汗かきながらビールを外でガガーっとかっこむ、ビアガーデンってのは毎年一度は行くなあなんて思っていたんですが、今年の8月は雨雨雨ってのもありそんな機会もなく今年は終わってしまいました。が、ありがたいことに夏フェスってやつには今年も色々出演させていただいて、結果ビアガーデン的な感じで野外でビール沢山呑ませていただきました。
ちょうど先日も、群馬県は水上高原で行われたNew Acoustic Campに初出演させていただきました。まあこれが本当に素晴らしいイベントでして。景色はいいわ、空気もうまいわ、家族連れのお客さんも多くて雰囲気もいいわ、本当に自由に楽しんでいいんですよっていうのが言葉なくとも滲み出ていてそれが演者もお客さんにも伝わっているという最高のイベントでした。僕らは前日入りだったのですが、みんなでテントにキャンプ泊、群馬の日本酒飲みつつライブ楽しみながら、前日から充実。当日は午前9:20～という朝からの出演だったにもかかわらず沢山の方に観に来ていただいて。今回は銘苅麻野さんというレコーディングではお世話になっていたバイオリン奏者を入れての初めての完全アコースティックライブ。気持ち良かった～。今後のcinema staffにも物凄く影響でそうな、最高の経験ができたと思いますわ。もちろん主催のOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDのライブも圧巻、来年も出たいなぁ。
せっかくなのでカメラマンのヤオくんの自撮り越しのうちらの写真をここに置いておきます。

てことで、今回のお酒のお話は、夏に野外で飲むお酒は最高、夏が終わるのは淋しいの巻でした。

そして、今回の音源一枚はAt The Drive -Inの17年ぶりの新作「in∙ter a∙li∙a」を。今までもATDIについてはこのコラムで、何度も取り上げてきましたね。5年前くらいに復活したときなんかは重要メンバーのOmarは嫌々参加で、金目当ての復活なんじゃないかとか変な噂が流れたりもしたんで、この新作発売は嬉しい限り。残念ながら、オリジナルのギタリスト、Jim Wardは不在ですが、なんとこれまたこのコラムの初期に愛を語ったバンドEngine DownのKeeley Davisが加入。実際のアルバムはというと、これまたアメフトの新作同様、やはりATDIでしかない音というか......当然唄の質感とかの違いはあれど、半端ない熱量がちゃんと音源内に収まっているし、爆発力だけじゃなくて繊細さもちゃんと忍び込ませている感じ、流石ですね。
そして、僕は今日このコラムを書き終えたあと、ATDIのライブを観に行くのであります。実は去年もサマソニでは観ていたんですが、やはり単独となるとまた別物。サポートアクトは、9mm。9mmパイセンとは昔も、この間の対バンの時もATDIについて熱く語ったばかりだったので。色々はあると想いますが、夢あるなぁって、改めて。
では、ガソリン（酒）入れてテンション上げて観に行ってきます。

[追記]
ライブむちゃくちゃ良かったす。僕は当時の全盛期はライブ体験出来ず、復活後、フジ（苦めの思い出）、サマソニ、と観ていたんですが、明らかに一番最高なライブでした。Cedricはちょっと痩せてたかな（笑）。このままパーマネントに活動してほしいところ。

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