Japanese
2024.11.09
"PIA MUSIC COMPLEX 2024"
神奈川 ぴあアリーナMM
"PIA MUSIC COMPLEX 2024"
11月9日(土)神奈川 ぴあアリーナMM
開場 10:00 / 開演 11:00
出演者:打首獄門同好会 / Age Factory / KOTORI / ハルカミライ / ハンブレッダーズ / FOMARE / 04 Limited Sazabys / BLUE ENCOUNT / Maki / ヤバイTシャツ屋さん
オフィシャル・サイト:https://piamusiccomplex.com
PRESENT
Related NEWS
Age Factory (209)
BLUE ENCOUNT (713)
PIA MUSIC COMPLEX (28)
ハンブレッダーズ (237)
ヤバイTシャツ屋さん (495)
打首獄門同好会 (239)
- 2024.12.08
- 打首獄門同好会、新曲「ダンシャリズム」12/20配信リリース&MV公開
MUSIC VIDEO
Related DISC REVIEW
-
Age Factory
RIVER
LOSTAGE五味岳久プロデュースの1stフル・アルバム『LOVE』は、それまでのAge Factoryの持つものを丹念に磨き上げた、骨頂とも言える作品だった。それから約9ヶ月というインターバルでリリースされるセルフ・プロデュース作は、"見える全てを 壊して進め(※Track.1より引用)"という歌詞で幕を開けることからもわかるように、新しいフェーズに突入している。湧き上がる心情を丁寧且つ衝動的に抽出していた過去作と比較すると聴き手の胸ぐらに掴みかかるような勢いがあり、攻撃性と爽快感がない交ぜになった音像はまさしく青春そのもの。各曲のキャラクターが異なれども、未来を変えようと奮起する若者の自信がまざまざと刻まれた楽曲が揃っている。屈強な芯が切り開く新世界は眩しい。
-
Age Factory
LOVE
奈良を拠点に活動する3人組オルタナティヴ・ロック・バンド Age Factory、初のフル・アルバム『LOVE』。彼らのライヴは一度観れば、その生々しい演奏に否応なく引きずり込まれるが、驚くべきはそこで鳴らされる狂気がCDにパッケージされてもなお一切薄まらないことだ。ガレージ・ロック、へヴィ・ロックからアコースティックへと自在に行き来しつつも、一貫してAge Factoryとして成立させてしまう清水エイスケ(Vo/Gt)の歌の存在感がすごい。「Night Bloomer」で描かれる、粗野でありながら壊れそうなほど繊細なサウンドスケープは清水のヴォーカルなくしては絶対に描けない。退廃的なムードの中で、ただ愛だけに希望を見いだす倒錯のアルバムに眩暈がするほどの美しさを感じた。
-
Age Factory
NOHARA
荒れ狂うベースと轟音の中、"戦う人間のために音楽を"と鮮烈なメッセージを叩き付ける「Ginger」から幕を開けるAge Factoryの2ndミニ・アルバム『NOHARA』。続くタイトル・トラックでは、雄叫びをあげながら彼らの持ち味であるオルタナ・サウンドがこれでもかというほど掻き鳴らされる。その凄まじい気迫に圧倒され、次はなんだ!?と身構えていると、さっきまでの豪快なサウンドとは打って変わって、小気味よいリズムにキャッチーなメロディが乗るTrack.3「さらば街よ」、清水エイスケ(Vo/Gt)のハスキー・ヴォイスと女性コーラスが交差するTrack.4「autumn beach」へと続く。ここまでの振り幅だけでも驚きだが、アルバムのラストを飾る「海を見たいと思う」では、アコースティック・サウンドも取り入れ、脆さや儚ささえも感じるほど繊細に歌いかけてくる。全曲まるで違った表情をしており、彼らの表現力の豊かさを存分に堪能できる1枚。
-
Age Factory
手を振る
大切なものは目に見えないということを教えてくれるのは、やはり目に見えないものなのだろう。平均年齢21歳、奈良在住の新生、Age Factoryの初の全国流通盤となるミニ・アルバム『手を振る』を聴いてそんなふうに思った。清水エイスケ(Vo/Gt)のハスキーな歌声から放たれるメロディと骨太なバンド・サウンドから紡ぎだされるメッセージはあまりにも真っ直ぐすぎる。マイナスの感情を決して忘れることなく、そして誇張することなく、あるがままを叫ぶ。今作には彼らの代表曲ともいえる「プールサイドガール」も収録され、Age Factoryの名刺代わりとなることは間違いないだろう。"明日が来ないように"と呪文のように繰り返す彼らの明日が、どうか照らされますように。どこまでも大きくなっていきそうな予感に最大級の期待を込める。
-
BLUE ENCOUNT
アマリリス
TVアニメ"MIX MEISEI STORY ~二度目の夏、空の向こうへ~"のために書き下ろされた表題曲「アマリリス」。爽やかながらどこか儚げなサウンドは、アニメで描かれる青春にぴったりのエモさを演出、まだまだ暑さの残るこの夏の終わりを瑞々しく彩る。またその仲間や大切な人を想う姿は、紆余曲折ありながらも肩を並べ共に歩んできたメンバー4人の姿にも重なり、美しくたくましい。そんな4人の絆を感じられるハートフルなミュージック・ビデオにも注目だ。一方カップリングの「ghosted」は全編英語詞のブルエン流メロディック・パンク。音数を絞ったシンプルな構成に、グッド・メロディと軽やかなコーラスがポップさを印象づけるが、歌詞は皮肉混じりに未練を歌う失恋ソングに仕上がっていて味わい深い。
-
BLUE ENCOUNT
囮囚
前回の「バッドパラドックス」の起用に続き、日本テレビ系土曜ドラマ"ボイスⅡ 110緊急指令室"の主題歌として話題の同曲。尖りきったイントロのギター・リフが平穏を切り裂き、すべての楽器がその刃を交わすようなテンションで最後まで走り切るスリル。田邊駿一(Vo/Gt)の歌詞は誰しもが誰かを死角に追い込む可能性のある現代の悪意を鋭くえぐる。囮囚と書いて"ばけもの"と読むそれはあらゆる意味で真犯人を指すのだろう。詞曲共に振り切ったフェーズを示唆する。カップリングにはアメリカのフューチャー・ベースのトップ・アーティスト、SLUSHIIによる「ポラリス」のリミックスも収録。マイナー・キーへの変更、ヴォーカル以外はガラッとエレクトロニックな意匠に再構築。なお初回盤には4月の横浜アリーナ公演のライヴ音源10曲も。
-
BLUE ENCOUNT
Q.E.D
自身初の横アリ単独公演を来年4月に控えているブルエンによる2年8ヶ月ぶり4枚目のフル・アルバム。まず1曲目「STAY HOPE」を聴いた時点で、今作が何を証明するためのものなのかがハッキリとわかる。ブルエン節炸裂の同曲は、今の時代をリアルに映し、これからの未来に立ち向かっていく、まさに歌詞通りの"希望の歌"。ポジティヴなパワーに満ちたこの曲をはじめ、現代社会に対する皮肉も込めた「VOLCANO DANCE」、"さぁ幕開ける新時代"と歌うメロディックな「HAPPY ENDING STORY」など、今必要な音楽が詰め込まれている。すでにリリースされている話題のタイアップ曲も多数収録と、"もはやベスト・アルバム"と言う理由も納得。彼らからの"容赦なき愛"を受け取ってほしい。
-
BLUE ENCOUNT
ユメミグサ
ブルエン2020年3曲目の表題は、ファンにお馴染みになった、住野よる原作の映画"青くて痛くて脆い"の主題歌である"ユメミグサ"。苦味や悔しさを含んだ10代を振り返るようなサビの歌始まり、青春を彩るようなギター・リフとそれに寄り添うようなストリングスも、すべてに意味を感じるアレンジが新鮮だ。それらを支えるミドル・テンポで堂々としたリズムの骨格も、今のバンドの状態を示唆しているよう。一転、c/wは冒頭からシンガロングしたくなる明るいリアリティを溢れさせた「1%」。失敗は成功のもと的な普遍的なテーマを、BLUE ENCOUNT流の言語感覚とビートでオリジナルに昇華する。さらに、昨年11月のZepp Tokyo公演からの「ポラリス」も収録(通常盤のみ)。ライヴの現場への飢餓感と幸福感の両方に包まれる。
-
BLUE ENCOUNT
ハミングバード
ブルエン初のデジタル・シングルはアニメ"あひるの空"4月クールのオープニング・テーマとしてもお馴染みの1曲。重厚さや荘厳さを纏った先端のサウンド・プロダクションで高みに到達した前2作「バッドパラドックス」と「ポラリス」から一転、青春感やバンドを始めた頃のようなイノセントなニュアンスと音像がむしろ新鮮な楽曲に。アニメのストーリーともリンクする、選んだ道が必ずしも自分にとって優位ではない事実と、そんなことにお構いなしに夢に飛び込んだ自分の勇気を並行して描くリアリティ。自分が選んだことに対する確信と、実現のプロセスにおいて積み重ねてきた事柄――大袈裟に鼓舞するわけでもなく、自然と聴き手を肯定する温かな強さ。それがアレンジやミックスにも結実したことも新章を示している。
-
BLUE ENCOUNT
ポラリス
嵐や暴風の中を突っ切って進むような体感もあり、物理的にはアップテンポだが、大きな意味で"バラード"と呼びたくなる、大きなグルーヴを醸し出している新境地。"あの日「守る」と決めた/約束はこの胸に"という印象的な歌い出しから、Aメロはむしろ抑制の効いた歌唱が決意を滲ませる効果を発揮し、ラストの"消えそうな希望(ヒカリ)だとしても行け"が、実際に大会場のオーディエンスに届くイメージが湧く。世界的にも人気のアニメ"僕のヒーローアカデミア"第4期のオープニング・テーマとしても、さらに新たなファンを獲得するであろうスケール感だ。カップリングの「girl」は一転、モダン・ロックのマナーにアレンジされた淡々とした叙情を描いたスウィートなナンバー。聴くほどに愛着が増しそうな1曲だ。
-
BLUE ENCOUNT
バッドパラドックス
癒えない過去を抱えた刑事と声紋分析官が、生きたいと願う"声"を頼りに事件を追う――日テレ土曜ドラマ"ボイス 110緊急指令室"のテーマにもハマりつつ、バンドとリスナーの関係も同時に表現した新たなBLUE ENCOUNTの挑戦の1曲。辻村勇太のスラップ・ベースと高村佳秀のドラミングが緊迫感を生むイントロからして、従来の16ビート・ナンバーとは異なるテンションを放ち、スリリングな感情を江口雄也のギター・リフやフレーズに託し、田邊駿一はひたひたと迫るトーンで歌う。さらにサビがファルセットなのも新鮮。隙間の多いプロダクションが臨場感も生んでいる。一方、椎名林檎の「ギブス」カバーでは、オリジナルの音像やフレーズを忠実に消化しており、愛の刹那というブルエンではあまり見せない側面に触れられる。
-
BLUE ENCOUNT
SICK(S)
インディーズ時代以来のミニ・アルバムという形態にエネルギーが凝縮されている。シリアスなメッセージとラウド/エモと評していいようなサウンドの1曲目「PREDATOR」で、まず今のブルエンがトレンドより己の意思表示を尊重していることは自明だし、メディアやSNSに翻弄される現代の我々の息苦しさを切り取る「#YOLO」もなかなかシリアスでタフだ。しかし、そのシリアスさは嘆きではなく現実をひっくり返そうとするガキっぽい笑顔も秘めている。そこが結成15周年、メジャー・デビュー5周年の今、4人が獲得した強さだ。これまでのブルエン節と言えるビート感や歌詞の世界観を持つ「ハウリングダイバー」や「幻聴」、そして2019年のライヴを観るならマストな「アンコール」まで、最強の解像度だ。
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
-
BLUE ENCOUNT
FREEDOM
TVアニメ"BANANA FISH"の公式サイトに田邊駿一(Vo/Gt)がコメントしているように、ミリタリー・マニアでハードボイルド好きである彼にとって、この原作の世界観と、言葉でもバンド・アンサンブルでもサウンド感でも、BLUE ENCOUNTが今表現したいことが見事に一致した印象だ。インディーズ時代からの個性のひとつであるソリッドなモダン・ロック感は、ここへきてさらに研ぎ澄まされた音像に着地。英詞メインであることが、最小限で挟まれる日本語詞の強度をさらに上げている。c/wの「ミュージック」はめくるめく展開と思わず笑ってしまう皮肉めいた歌詞もタフ。さらに辻村勇太(Ba)の大阪マラソン出場を応援する「それでも、君は走り続ける」が表す、積み重ねていくことの意義。すべてが強くなった4人を実感できる。
-
BLUE ENCOUNT
VECTOR
BLUE ENCOUNTというバンドの音楽的な懐の広さと、プレイヤーとしてのスキルやアレンジ力の高さをようやくアルバム単位で痛快なぐらいに表明してくれた! と、思わず笑いたくなる全14曲。疾走感溢れる序盤のナンバーも、速さの質感が「灯せ」と「RUN」と「コンパス」ではそれぞれ違う。ミクスチャーを2018年的にアップデートした感のある中盤も「...FEEL ?」と「ハンプティダンプティ」ではグルーヴのタイプが異なり、1曲1曲、4人が楽しんで追求した痕跡がそのままスカッと形になっている印象なのだ。また、ブルエンの新機軸と言えるシビアな世界を描いた歌詞と、どこかインディー・ロック的なアレンジの「虹」、終盤の一連のラヴ・ソングも驚くほど新鮮。図太さの意味が更新される作品だ。
-
BLUE ENCOUNT
VS
ラテンを感じるお囃子ビートから四つ打ち、サウンドの質感はラウド/エモ、そして田邊駿一のヴォーカルはR&Bシンガー・マナーやラップも飲み込んだバウンシーなもの。加えてアウトロには少々EDMのピースまで聴こえてくる。遊び心満載で、それこそ歌詞の一節のように"やんちゃに自分(おのれ)奏で"た、痛快極まりないシングル表題曲である。c/wには夏フェスでのキラー・チューンとして記憶に新しいファストなナンバー「SUMMER DIVE」、ぐっとシンプルなアンサンブルと鼓動のような3連のリフが壮大なロック・バラード「らしく」の2曲が収録され、このシングルの重要性をより際立たせている。戦うべき相手、超えていく作品は過去の自分。ブルエンの表現の深度を表す1枚だ。
-
BLUE ENCOUNT
TOUR2017 break "THE END" Makuhari Messe 20170320
ブルエン初の単独幕張メッセ公演の完全映像化作品。この日、その場にいたのだが、映像にメッセージを託したシリアスな「THE END」のオープニングや、これまでと違う演出に目を凝らすファンの表情にもブルエンのニュー・フェーズを再確認して瞠目。メッセをライヴハウス化するアドレナリン大放出のアッパー・チューンはもはや鉄板として、あのキャパの観客が息を詰めて集中する「さよなら」、これまでなら田邊駿一(Vo/Gt)がMCで滔々と思いを語っていた「city」前を言葉以上に刺さる映像で表現したことなど、まさにこのツアーの目標であり真意である、過去や貼りついたイメージを"終わらせる"数々の挑戦が詳細に見られることの意義は大きい。しかも4人は終始笑顔。それも単に無邪気なだけじゃない、バンドの生き残りを賭けた意志が窺える笑顔だ。
-
BLUE ENCOUNT
さよなら
ドラマ"THE LAST COP/ラストコップ"に書き下ろした「LAST HERO」とは一転して、聴かせるバラードを映画"ラストコップ THE MOVIE"の主題歌として作り上げたブルエン。出会ったすべての人は必然があり、そのことに対する感謝が飾らない言葉で記された、今、ライヴでもひとつのハイライトを形成しているのがTrack.1の「さよなら」。アコースティックなアレンジも堂々とモノにしているあたりに今の4人の胆力を感じる。カップリングのTrack.2「Wake Me Up」はメンバーのソロ回しもライヴさながらの迫力で、Track.3の「The Chicken Song」は初めて江口雄也(Gt)が作詞作曲を手掛けた理屈抜きに楽しめるストレートなポップ・パンク。曲調は違えど、BLUE ENCOUNTの素直なキャラが滲み出た3曲だ。
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
-
BLUE ENCOUNT
THE END
灯した小さな火を守るような切々とした歌い出しから、その火を聖火台に着火するような展開で聴かせるアルバムのタイトル・チューン「THE END」で、冒頭からこの作品のモチベーションに突き動かされることになる。立て続けにキャリア最強のエモ/ラウド系な「HEART」で腹の底から揺さぶられ、2016年のシングル4作の配置の完璧さにも唸る。また、情景が浮かぶリアリティ満載のラヴ・ソング「涙」、「LOVE」や、ティーンエイジャーの気持ちに戻れる「GO!!」、「スクールクラップ」のブロックも痛快。また、紆余曲折続きの泣けるブルエン・ヒストリーをヒップホップ調のトラックに乗せた「city」は、さりげないが自然と感情が揺さぶられる。最も注目を集める今、露骨すぎるほど率直なアルバムを作ったブルエンに拍手を。
-
BLUE ENCOUNT
LAST HERO
ラウド/エモ寄りの楽曲も今のBLUE ENCOUNTが鳴らせば、もはやジャンルというより曲の純粋な強度で幅広いリスナーに届くことを証明するような表題曲「LAST HERO」。世界や他人のせいじゃなく、限界を超えていくのはお前次第――まさに田邊駿一(Vo/Gt)がライヴのMCで表明する覚悟と同質のテンションが宿る曲だ。初回生産限定盤のカップリングにはまっすぐに頂上を目指せと歌う「WINNER」、知る人ぞ知るインディーズ時代からの人気曲「夢花火」のピアノ&ストリングス・バージョンも収録。通常盤のカップリングには早くも武道館公演で披露された「ANSWER」と「YOU」のライヴ音源を収録。特にストリングスとコラボした「YOU」の田邊のヴォーカルに思わず息を呑む、武道館公演のひとつのハイライトと言えるだろう。
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
-
BLUE ENCOUNT
映像で学ぶ!はじめてのブルーエンカウント
いよいよ10月9日の日本武道館公演を目前に控え、ブルエンのライヴ未体験者にも、その本質が伝わる選りすぐりのライヴ映像集がドロップ。古くは2013年の渋谷O-WEST公演から、まだ記憶に新しい6月の新木場STUDIO COAST公演まで、主なワンマン・ライヴから現在のライヴでの代表曲がスピーディな編集でコンパイルされている。ユニークなのは時系列での並びでないこと、そしてあくまでも演奏シーンにこだわった内容ということ。つまり田邊駿一(Vo/Gt)お馴染みのロングMCは現場でしか見られないということだ。しかし、時折挟まれるファンの感極まった表情や、ステージ上のメンバー以上に熱く歌う表情などが、ブルエンのライヴを雄弁に語る。"この空間に参加したい"、そんな渇望を生むリアルな映像だ。
-
BLUE ENCOUNT
だいじょうぶ
結成したばかりのバンドのような爆発力と、実はその疾走感の裏に結成からの13年分のスキルがぎっしり詰め込まれた「だいじょうぶ」。歌始まりの"あなたを待ってた/ぼくらは待ってた"から無性に走り出したくなるし、全面的にあなたの存在意義を肯定する田邊のヴォーカルも演奏も、すべてが歌い叫んでいる。2016年の今だからこそ録れた必然のテイクと言えるだろう。カップリングもスキルと熱量が見事に同居。Track.2「S.O.B」は激しいリズム・チェンジや、シーンがガラッと変わる怒涛の1曲。粘着質な歌の主人公のパラノイアックな精神状態をそのまま凝縮したような絶叫マシン級ナンバー。Track.3は笑顔でジャンプする光景が目に浮かぶショート・チューン「GO!!」。武道館ライヴの山場にセットされそうな記念碑的な曲揃い。
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 22
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 23
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
Warning: Trying to access array offset on null in /home/gekirock2/www/2025skream/program/amazon_func_v2.php on line 24
-
BLUE ENCOUNT
Survivor
早くも4作目となるシングルは、アニメ"機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ"のオープニング・テーマ。アニメが描く、前世代の悪しき遺物を若い世代が覆していくというストーリーが、ラクな道のりではなかったバンド活動を経て、しかし共にいるファンや仲間と固い意志で結びつき、各々の毎日を戦う、そんな彼らのイメージと恐ろしくリンクする。パッと聴きはストレートなサウンドだが、16ビートの様々な解釈、Cメロに乗る"生きて生きて生きて/友を守るその手は/人類史上最強の武器だろ?"のカタルシスは圧倒的。また、対照的に生のドラムを取り込んで縦にきっちり揃えたビート感が2ビートでありつつ、クールなイメージを喚起する、カップリングの「HOPE」も、新しいチャレンジとして聴き逃せない。
-
BLUE ENCOUNT
はじまり
"第94回全国高校サッカー選手権大会"の応援歌のために書き下ろした「はじまり」は"確かに僕たちはあの場所に居た"という田邊のヴォーカルから回想するスタイルを持つ、自分自身の苦い10代の思いを含んだリアルな歌だ。求心力を増してきたタイミングで大きなグルーヴを持つバラードにチャレンジしていることも聴きどころで、しかも彼らのエモい部分を損なうことのないアレンジに成功。一転、バンド活動を続ける中で受ける必ずしもポジティヴなことばかりではない言葉から生まれる感情を変幻自在なファスト・チューンに落とし込んだ「パラノイア」が好対照。加えて初回生産限定盤には「もっと光を」、「DAY×DAY」など、ここ2年のライヴ・テイクを10曲収録したDISC2が付属。
-
BLUE ENCOUNT
≒
クソったれなのは世の中なのか自分なのか......悩む"みんなの隣"で歌うブルエンが、悲しみを突破する手法としてハードなマイナー・チューン以外の表現力もアップデートし、メジャー初のフル・アルバムに着地。歓喜に溢れたアルバムに仕上がった。まずは生きることを楽しもうぜと言わんばかりの痛快な「KICKASS」に始まり、おなじみの「DAY×DAY」のスリリングな展開を経て、アルバム曲「TAKEN」の高速ビート、一転してこれまでにないオーソドックスなバラード「EVE」、再び緩急のツボを押しまくる既発曲「MEMENTO」「ロストジンクス」でテンションを上げ、ポップな新曲「SMILE」を経ての「もっと光を」という山あり谷ありの11曲。あらゆる感情にコミットし得るキャラクターと真心の籠もった曲が揃う。
-
BLUE ENCOUNT
DAY×DAY
ブルエンのメジャー第2弾シングルは、すでにオンエアされて話題の人気アニメ"銀魂゜"のオープニング・テーマ。TVサイズでのサビ始まりとはまた違う、孤独を抱えつつ飛び出したい衝動を抱えた主人公の心象にリンクしていくようなAメロ、Bメロ、そして目の前の光景がパッと開けるような転調するサビの突破力が快感だ。中間部には田邊のラップとミクスチャー系のアレンジも聴ける、スピーディでありながら起伏のある展開も楽しめる1曲。全編日本語詞における躊躇のなさも、さらに高まってきた印象だ。もう1曲の「AI」はライヴ・バンド、ブルエンのこれからがさらに期待できるスケール感とソリッドさを兼ね備え、ひたすら頂点に向けて全力で疾走する演奏の熱量に巻き込まれたい。
-
BLUE ENCOUNT
もっと光を
爆発するサビへの最短にして最良の歌始まり。1度耳にすればほぼ自動的に"もっと光を"というサビが脳内ループする。それだけ田邊の中でごく自然に同時発生した言葉とメロディだったのだろう。光に向かってどこまでも走れそうなビートとリフのスピード感、同時に光に照らされるようなサウンドの輝度の高さも両立したギター・ロック/エモをポピュラーに昇華したこれからのブルエンのアンセムになりそうなタイトル・チューン。カップリングはおのおの異なる表情を見せ、トライヴァルでダンサブル、歌詞は過去の自らを笑える余裕を見せる「ワナビィ」、ノン・エフェクトで乾いた音像から始まりダイナミズムを増していく「LIFE」と同じ方向性はない3曲。このバンドの振り幅の広さを端的に理解できる。
-
ハンブレッダーズ
ワールドイズマイン
ノイジーなギターと爽快に駆け上がっていくメロディで、止まっていた日常を大胆に色づけていくような1stシングル「COLORS」に続くシングル。今回は縦ノリの疾走感に加えてダンサブルなノリが軽やかなステップを呼び起こす。「COLORS」で開いた世界に臆せず飛び込ませてくれるエネルギーほとばしる曲になった。頭でっかちだったり、ひねくれた妄想や想像だったりでつい思考の寄り道をしてしまうこともあるけれど、勢いやリズムに乗って君を迎えにいくという一筋縄でいかないところはハンブレらしい。でも、完全無欠のヒーローじゃない、いつだってリスナーの隣にいて語り掛ける存在が彼らの音楽。そして、ド派手なギター・ソロをきっかけに、"僕らの世界"にまばゆいスポットライトを浴びせていくアンセム感が最高だ。
-
ハンブレッダーズ
COLORS
昨年メジャー・デビューを果たしたハンブレッダーズが、満を持して1stシングルをリリース。TVアニメ主題歌として書き下ろした表題曲「COLORS」は、彼らのことを知らなかったアニメ視聴者の耳にも引っ掛かるであろう、疾走感溢れるエネルギッシュな1曲となっている。カップリングには、"好きな曲を誰にも知られたくないのに誰かにわかってほしい"と矛盾しつつも音楽好きならきっと共感する気持ちをリズミカルなメロディに乗せた「フェイバリットソング」と、恋人がいなくなった部屋で寂寥感に浸るバラード・ナンバー「パーカー」の2曲を収録し、聴きごたえのある色とりどりな1枚に。"ネバーエンディング思春期"を掲げ、甘酸っぱい曲を届けてきた彼らが少し大人びて見えるようになったのは私だけだろうか。
-
ハンブレッダーズ
ユースレスマシン
"ネバーエンディング思春期"を掲げ、あの日、あのときの思いをヴィヴィッドに、センチメンタルに、不甲斐ない自分もダダ漏れに痛快なロックンロールに仕立てるハンブレッダーズが、本アルバムでメジャー・デビューを果たす。社会人としての道を選び、昨年サポート・ギターに降格した吉野エクスプロージョンも編曲にクレジットされており、変わらぬ関係性が続いていることは、長く応援してきたファンは安心するところだろう。そして、曲が進むうちに甘酸っぱい青春期へと舞い戻っていく感覚に陥って、切ないような恥ずかしいような痒さが身体に広がっていく、ハンブレッダーズ節が鳴り響く喜びも感じられる。記憶装置としての音楽で、これほど高性能なものはないと思う。何気ない節に、つい引っ張り出されてしまうのだ。
-
ハンブレッダーズ
イマジナリー・ノンフィクション
前作『純異性交遊』から約10ヶ月でリリースとなる2ndアルバム。"ネバーエンディング思春期"と掲げ、10代の衝動や感情、初めて音楽で身体に電撃が走ったときのあのただ叫び走り出したい感覚をリアルな言葉に変え、歌にしてきた4人。彼らは今回、その先にある、自分たちが日々何を感じ、考え、何を音楽にしていくのかを形にした。サウンド的には前作の延長線上で、自然と鼻歌になるキャッチーなメロディがあり、フレンドリーさは不変。教室の隅っこで静かに本を読んだり、気配を消して自分の世界に耽溺していたりした子が、すっくと立ち上がって自分の思いを発する強さ、冷静な観察からの熱い言葉が、そのキャッチーな歌となって炸裂する。友達が投げ掛ける、ハッとする言葉や眼差しが刻みつけられている。
-
ハンブレッダーズ
純異性交遊
シンプルで疾走感のあるドラム&ベース、ジャカジャカとかき鳴らされるギターに突如炸裂する派手なギター・ソロ、そしてフレンドリーで、つい口ずさんでしまうメロディ。特別上手いとか、逆にどうしようもなく下手でもなく、新しい音やトリッキーなことをしているわけでもない。でもなんだか、これは特別な音楽だと感じさせるきらめきや、大人の筆者にとってはある思い出の琴線にとても繊細に触れる歌で、甘酸っぱい思いにさせてくれるのだ。きっと青春真っ只中のリスナーにとっては、自分の毎日を照らしてくれる力強いアンセムになり、メロウなBGMにもなるような、ロックンロール・アルバムなのだろう。ひとりぼっちでも聴けるし、ひとりぼっちの時間にもなれる。そういう音楽の良さを持っている。
-
ヤバイTシャツ屋さん
Tank-top Flower for Friends
その類まれなセンスに磨きがかかったヤバT渾身の1枚が到着。モチーフにしたであろうバンドが浮かぶ"バンドあるある"的なコード、曲構成、展開が散りばめられ、思わずクスっと笑ってしまうが、クオリティの高さやメロディの良さ、そして時代を反映した深い歌詞に、ただのおふざけで終わらない絶妙なバランス感覚が光る。中でも特筆したいのは、正体を隠し別名義で配信していた「dabscription」。流行りのメロウ・チューンに乗せてこっそり毒を吐きながらも、後半にはロック・バンドの悲痛な叫びと覚悟が。BGMとして消費されがちなチル系プレイリストに紛れ込みリスナーの度肝を抜いてほしい名曲だ。パンクからシティ・ポップ、教育番組風のピアノ曲、初挑戦の合唱曲、さらには岡崎体育とのコラボ曲まで、とにかくバラエティ豊かな力作揃い。
-
ヤバイTシャツ屋さん
ひまわりコンテスト
ヤバT初の夏ソング「ちらばれ!サマーピーポー」をリード曲とした本作。どこか耳なじみのあるこのタイトルからしてヤバT節が炸裂しているが、やはり彼らに"アンチ陽キャ"ソングを作らせたら天下一品だ。夏に浮かれる人々を斜に見る歌詞もその語感の良さでポップに昇華され、シンセサイザーやブラスを取り入れたアレンジにより、歌詞とは裏腹な夏全開のアッパー・チューンに仕上がっているのが面白い。加えて、"たしかに"と唸ってしまうバンドマンあるあるから派生した「まじで2分で作った曲」や、"コンプラギリギリ"な遊びを題材にした「コンプライアンス」、まさにタイトル通りの誰もが歌える1曲「もももで歌うよどこまでも」、そして岡崎体育によるリード曲のリミックスを収録。朋友同士のおふざけ感満載なコラボにも注目だ。
-
ヤバイTシャツ屋さん
こうえんデビュー
新曲を耳にすると、"こんな曲名を付けるのはあとにも先にもヤバTしかいない"と思うのはもはや毎度のことだが、"くそ現代っ子ごみかす20代"はさすがに衝撃を受けた。自身だけでなくファンのメイン層も含む20代というあまりにも大きな対象を、"ごみかす"と称するのはいかがなものかとも思うが、いざ聴いてみるとそんな自虐も一転、今の時代にマッチした自己肯定ソングとなっているんだから、本当に彼らには何度も驚かされる。また、初のドラマ主題歌でもある「Bluetooth Love」は得意のメロコア・サウンドで魅せつつも、主人公の名前をちゃっかり歌詞に交える遊び心も忘れていない。加えて2021年はうるう年ではないのに、いや、だからこそ「2月29日」を歌うのもヤバTらしい。
-
ヤバイTシャツ屋さん
You need the Tank-top
挫折しても諦めない心が大事だと歌うモチーフに珪藻土マットを用いるソングライターは、世界中探してもきっとこやまたくや(Gt/Vo)しかいない。"さすがにふざけすぎでは!?"と思う歌詞が頻発しながらも、良質なメロディや堂々たるメロコアの音圧、時に哀愁を孕んだラップも飛び出すハイブリッド&ハイクオリティな楽曲の前では、もう大人しく笑わされるのがいい。それでいて、"とにかくみんな生きてほしい"という想いをストレートに歌った「寿命で死ぬまで」では、バンドの芯にある良識もきちんと窺え、彼らがお茶の間をも席巻している理由がわかる。手を替え品を替え、絶えずリスナーの予想の斜め上を急角度で突き抜け、否応なしに楽しませる。唯一無二のヤバT節が隅から隅まで行きわたった13曲。
-
ヤバイTシャツ屋さん
うなぎのぼり
全5曲を収録した盛りだくさんの9thシングル。ヘヴィに幕を開けつつポップなサビへとなだれ込む「泡 Our Music」は、シャンプーのCMソング。華麗にタイアップを乗りこなすスキルが大いに発揮されている。もちろん、聴きどころは1曲目だけではない。2曲目で曲名に取り上げられているのは"創英角ポップ体"......なんのこっちゃ? と思う人も多いかもしれないが、フォントの名前である。聴けば聴くほど、このフォントの絶妙な親しみやすさとおしゃれさを表現した楽曲だと思わずにはいられない......が、なぜこのことを歌ったのか? まぁ、そのナンセンス感も含めてヤバTらしさ満点だ。そして、関西のローカル番組"ちちんぷいぷい"の20周年記念ソング「はたちのうた」も勢いが漲っている。
-
ヤバイTシャツ屋さん
げんきいっぱい
NHKとのコラボレーションなどで世間を驚かせ、完全にお茶の間の人気者となりつつあるヤバイTシャツ屋さんの、自主制作盤から数え通算6枚目のシングル。今回もジャケットには3人のタンクトップくんが登場し、新曲3曲と岡崎体育によるTrack.1のリミックスが収録されている。Track.1はタイトルのとおり正統派のパンク・サウンド。キュート且つ毒もある歌詞は彼らのメンタリティやキャラクターをクリーンに映し出している。Track.2は琴線に触れるメロディとエモーショナルなヴォーカル、ラストのシンガロング・パートにフロアの拳上げも必至で、Track.3は語感もノリも抜群。3人が鳴らす楽器の音で構成されたシンプルなバンド・サウンドでここまでカラフルに見せられるバンド、実はなかなか稀有なのでは。
-
ヤバイTシャツ屋さん
Galaxy of the Tank-top
2ndフル・アルバムで手堅く1stフル・アルバムを超え、且つ伸びしろを残すという知能犯っぷり。それも全部"楽しい"を突き詰めたゆえの行動なのだろう。ミクスチャー・ロック、ホーンを用いたダンス・ナンバー、アコースティック、豪華ストリングスなど、アレンジのバリエーションやギミックを広げていることはもちろん、ストレートすぎるほどのメロコア・サウンドはさらにエモーショナルでフレッシュに。音域が違う3人による楽曲に合ったカラフルなヴォーカル・ワーク、琴線に触れる人懐こいメロディも歌心を際立たせる。悔しい気持ちを抱えながらも、自分たちが面白いと思うことをひたすら追い掛けてきたサークル・バンドの青春感――彼らの音楽が全世代に響いている理由の根源はその青さかもしれない。
-
ヤバイTシャツ屋さん
パイナップルせんぱい
ヤバTの新作リリースのたびに"笑ってたまるか"と思うが、今回も一本取られてしまった。飲み会並のコール、驚きを通り越して呆気に取られるくらいのサビの出だしとそのオチ、突然の転調など仕掛けが多数の「ハッピーウェディング前ソング」は彼ら史上最も享楽的。まさしくハッピーに振り切れたライヴ向きの曲である。ロッテ"キシリトールガム"20周年プロジェクト・ソングの「とりあえず噛む」はポジティヴなメッセージが綴られた正統派メロコア・ナンバー。「眠いオブザイヤー受賞」はラテン・テイストのトラック×ラップありという90年代顔負けのミクスチャーなアプローチで、彼らの持ち味のひとつである日本人の琴線に触れるセンチメンタルなメロディが炸裂。サウンドに合ったムードのあるヴォーカルも光る。
-
ヤバイTシャツ屋さん
どうぶつえんツアー
メジャー1stシングルであり、自主制作盤も含めると4thシングルとなる今作。ジャケットや収録内容など、これまでのシングルのコンセプトを受け継ぎながら、新しい挑戦も多々見える。特に「ヤバみ」は、ギミックが増えてパワーアップした演奏もさることながら、読み解き方次第で風刺的でシニカルな歌詞としても、時代性を肯定する歌詞としても受け取れる作詞センスには舌を巻いた。メッセージ性だけでなく語感重視のセクションを織り交ぜたり、それをアッパーで中毒性のある楽曲に乗せるところもソングライター こやまたくや(Gt/Vo)の遊び心だろうか。暗号のように交錯する言葉と音のロジックが痛快だ。ザ・ヤバT的なメロコア・ナンバー「寝んでもいける」、ミディアム・テンポに挑戦した「肩 have a good day」とカップリングも充実。
-
ヤバイTシャツ屋さん
We love Tank-top
2015年から快進撃を続ける3人組が、初の全国流通盤となるメジャー・デビュー・アルバムをリリース。大阪の大学生のあるあるネタなどを綴った歌詞が注目されがちな彼らだが、魅力はなんと言っても楽曲の良さ。例えば「無線LANばり便利」は、90年代的な直球メロコアやミクスチャー・センスを継承しながらも、そこに2010年代の若者ならではの価値観の歌詞、琴線に触れるメロディ、男女ツイン・ヴォーカルを乗せている。過去の焼き増しにならない革新性が彼らの強力なオリジナリティだ。新録された既発曲はアレンジもマイナー・チェンジし音も厚く進化。ミュージカル風の楽曲、おしゃれギター・ロック×キーボード、ラウド・ナンバーなど、3ピースの常識をぶっ壊す痛快なサウンド・アプローチはエネルギーに満ちている。
-
打首獄門同好会
こんなバンド名だけどいいんですか
色の濃いタイアップ曲が集結した打首のニュー・シングル。元極道の専業主夫の日常を描くギャグ・コメディ"極主夫道"OP曲「シュフノミチ」は、主夫/主婦の奮闘を歌っており、まさに"生活密着型ラウドロック"バンドと相性抜群の1曲だ。一方「カンガルーはどこに行ったのか」では、子どもの大人気キャラクター"しまじろう"とのタイアップというだけでも強烈なのに、"かんがえることを"と何度も繰り返される言葉が、より大きなインパクトを放つ。さらに、その"かんがえる"という歌詞の中に"カンガルー"が実は交ざっているんだから、笑わずにはいられないし、その裏で鳴るベース・ラインもクセになる。疾走感溢れる「それだけがネック」の、メロディにぴったりとハマる語感も良い。
-
打首獄門同好会
2020
ミニ・アルバムそのものや"新型コロナウイルスが憎い"といった、どストレートなタイトルからもわかる通りに今年を象徴する1枚が完成。本作には、ステイホームで筋トレしながら、アニメを観る前後に、はたまた風呂上がりに腰に手を当て牛乳を飲みながら――そうして聴くことで灰色の日常を鮮やかに彩ってくれる曲が詰まった。"マスクしながらの ジョギングヤバイ"(「足の筋肉の衰えヤバイ」歌詞)など、打首らしく生活に密着した2020年のあるあるには思わずニヤリとさせられ、コロナ禍から平穏を取り戻したときに何をしようかと希望を歌う「明日の計画」で泣かせてくるのもニクい。日常が変わってしまったからこそ、今の日常を歌う打首の音楽がとても愛おしい。なんて書いたけど、頭を空っぽにして楽しむのもやっぱりいいのだ。
Related INTERVIEW
Related FEATURE
Related VIDEO MESSAGE
ヤバイTシャツ屋さん
- 4:40
- 2018.01.05
ヤバイTシャツ屋さん
- 5:06
- 2017.04.03
ヤバイTシャツ屋さん
- 3:14
- 2016.10.31
ザ・チャレンジ × ヤバイTシャツ屋さん
- 2:55
- 2016.07.01
Related LIVE REPORT
ZIRYOKU
2015.09.23 @下北沢LIVEHOLIC
"DAIENKAI 2023" -DAY2-
2023.07.09 @東京ガーデンシアター
BLUE ENCOUNT
2023.02.11 @日本武道館
BLUE ENCOUNT
2021.04.17 @横浜アリーナ
BLUE ENCOUNT
2019.11.21 @Zepp Tokyo
ircle presents「HUMANisM ~超★大乱闘編~」
2019.01.19 @渋谷TSUTAYA O-EAST
BLUE ENCOUNT
2018.07.19 @Zepp Tokyo
BLUE ENCOUNT
2017.03.20 @幕張メッセ国際展示場
BLUE ENCOUNT
2016.10.09 @日本武道館
BLUE ENCOUNT
2016.06.30 @新木場STUDIO COAST
BLUE ENCOUNT
2016.01.17 @Zepp Tokyo
BLUE ENCOUNT
2015.06.12 @Zepp DiverCity
Dinosaur Pile-Up
2014.10.28 @代官山UNIT
ハンブレッダーズ
2019.03.23 @渋谷CLUB QUATTRO
"DAIENKAI 2024" -DAY2-
2024.07.14 @東京ガーデンシアター
ヤバイTシャツ屋さん
2017.01.31 @渋谷TSUTAYA O-WEST
Eggs presents TOKYO CALLING 2016 -DAY2-
2016.09.18 @新宿ライヴハウス10会場
"ビクターロック祭り2016" ワン!チャン!! ROAR STAGE
2016.02.14 @幕張メッセ
Eggs presents TOKYO CALLING 2016 -DAY3-
2016.09.19 @渋谷ライヴハウス11会場
ACCESS RANKING
- 1East Of Eden、新ベーシストにMINA加入&新アー写公開。新体制初ツアーも発表
- 2声優ユニット"サンドリオン"のインタビュー公開。明日12/25にラスト・ライヴ開催&ベスト・アルバム発表、"前向きな解散"を迎える4人が思い出を振り返り展望を語る
- 3"第75回NHK紅白歌合戦"、曲目決定。椎名林檎ともも(チャラン・ポ・ランタン)がデュエット曲披露、緑黄色社会はNコン合唱曲で中学生とコラボ
- 4挫・人間、下川リヲ(Vo/Gt)のコラム"モノホンプレーヤーになれねえ"第40回公開。地元熊本にいた頃ライヴハウスで出会った"福ちゃん"とのクリスマスにちなんだエピソードを綴る
- 5あらいやかしこのインタビュー公開。自己否定感や自身への苛立ちも爆音でぶっ飛ばす!ボカロPでもある梨本ういを中心とした3人組バンドが、約6年ぶりの最新作『WHY』を本日12/25リリース
- 1"SUMMER SONIC 2025"、8/16-17開催決定
- 2cinema staff主催フェス"OOPARTS 2025"、第2弾出演者でヒトリエ、ストレイテナー、LEGO BIG MORL、ハルカミライ、eastern youth、CHINESE FOOTBALL発表。前夜祭も開催決定
- 3J-WAVE"TOKIO HOT 100"、新年特番を1/1朝から9時間生放送。Noel Gallagher(OASIS)秘蔵ライヴ音源オンエア。羊文学、Omoinotake等のお年玉メッセージも
- 4FRANZ FERDINAND、1/7東阪での最新アルバム『The Human Fear』世界最速試聴会の詳細発表
- 5OASIS、来年10/25-26の16年ぶりの来日公演決定を記念して、バンドマーチがゲキクロに"即納"商品として一斉入荷!バンド・ロゴを落とし込んだパーカーやアルバム・アートを落とし込んだバンドTシャツなど、豊富なラインナップは必見。
LIVE INFO
- 2024.12.27
- 2024.12.28
- 2024.12.29
- 2024.12.30
- 2024.12.31
- 2025.01.03
- 2025.01.04
- 2025.01.05
- 2025.01.07
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ASP
Skream! 2024年09月号