Japanese
ハンブレッダーズ×ハートアップ×FM AICHI "ROCK YOU!"
2020年09月号掲載
コンタクトレンズの"ハートアップ"と、東海エリアFMラジオ局"FM AICHI"で毎週木曜日放送中のロック専門プログラム"ROCK YOU!"がコラボして、キャンペーン中の"コンタクト学割"。同キャンペーンのコラボ・アーティストに、"ネバーエンディング思春期"を掲げる大阪在住のロック・バンド、ハンブレッダーズが選出された。今回Skream!では、彼らの学生時代の思い出や、"ハートアップ"とのコラボならではの話題まで、たっぷりと語ってもらった番組の模様を紹介する。
ハンブレッダーズ:ムツムロ アキラ(Vo/Gt) でらし(Ba/Cho) 木島(Dr)
DJ:Nozomi(FM AICHI "ROCK YOU!"パーソナリティ)
Photo by まっすー
一生コイツと(バンドを)やるだろうなってそのときに確信した
Nozomi:"ROCK YOU!"Nozomiです! コンタクトレンズの"ハートアップ"と、毎週木曜日"FM AICHI"で放送中のロック専門プログラム"ROCK YOU!"がコラボしたキャンペーンの"コンタクト学割"。今回のコラボ・アーティストさんには、ハンブレッダーズが選ばれました! ということでここからは、特別番組! "ハートアップ×ROCK YOU! presents ハンブレッダーズ 徹底解剖スペシャル"と題してお送りしていきます。今日はもちろんこの方々とお届けします。自己紹介をお願いします!
ムツムロ:学生時代の思い出と言えば、高校3年生のときに、卒業アルバムの最後の白紙ページにいろいろお互い書いてもらうノリがあると思うんですけど、あそこでクラスがわちゃわちゃわちゃってなってるときに、ただひとり、教室にどっしり座ってるドラムの木島を見たことです。
木島:なんで俺の話やねん! お前の話しろよ!
ムツムロ:ハンブレッダーズ、ヴォーカル・ギター ムツムロ アキラです!
でらし:学生時代の思い出と言えば、通いすぎて、レンタル・ショップの店員に名前と顔を覚えられました! ハンブレッダーズ、ベース でらしでーす!
木島:学生時代の思い出と言えば、休み時間はひたすら寝ていた、ハンブレッダーズ ドラムの木島です。
一同:(笑)
Nozomi:よろしくお願いします! というわけで、そんなハンブレッダーズのみなさんとお届けしていきます。今日は"コンタクト学割"キャンペーンとのコラボ番組ということで、みなさんの学生時代についてお話をお聞きしたいんですけど、まずは"学生時代の思い出と言えば"。ムツムロさんは、卒業アルバムの白紙ページを広げたままどっしりとクラスの真ん中に座っている木島さんとおっしゃってましたが。
ムツムロ:そうですねー。当時から一緒にバンドをやってたんですけど、一生コイツと(バンドを)やるだろうなってそのときに確信したのが印象的で。
Nozomi:え、なんでそこで確信するの!?
ムツムロ:木島が全然友達いなくて。俺もいなかったけど、でもたぶん群を抜いて木島がいなくて。
木島:俺をなんやと思ってんの! いないことはないよ!
Nozomi:(爆笑)
ムツムロ:木島はテニス部だったからね。結構イケイケの感じだと思いつつ。
でらし:絶対いっぱい友達いるはずじゃん。
ムツムロ:テニス部内のカーストが低かったんだよね。
Nozomi:へぇ~。下手くそだったんですか(笑)?
木島:いや、そういう話じゃ! 上手い下手で優劣つけてもらうのは厳しい!
Nozomi:あーそっか、ちょっとかわいそうな方なのかなって。
一同:(笑)
Nozomi:続いてはでらしさんが、通いすぎて顔を覚えられたレンタル・ショップ......。
でらし:レンタルCDショップなんですけど、やっぱ学生時代ってよく行くじゃないですか。当時まだサブスクとかもない時代だったし、CDを買うお金もないから、音楽を知る手段としてレンタルCDショップに行く感じだったんですよ。行き過ぎて、店員さんが商品を並べてる横とかを通ると"でらしさん!"って。
ムツムロ:(くすくす)
でらし:名前を覚えられててすごく恥ずかしかったですねぇ。
一同:へぇー!
Nozomi:あるよね、覚えられて嬉しいタイプの人と、覚えられると無理なタイプ。
でらし:僕、ほんっとダメで。よく行くラーメン屋さんでもすごい名前を覚えられるんですけど、そうなると行く頻度がぐっと落ちるんですよ。もう恥ずかしくて。
ムツムロ:ちょっとわかるけどな。
Nozomi:わかる! めちゃわかる!
ムツムロ:全部気を使わなくちゃいけなくなっちゃうからな。
でらし:そうそうそうそう! もう個人的には"話し掛けないでくれ!"って感じなんです。
ムツムロ:ラーメン食ってるときって一番無防備やん、人間が(笑)。
でらし:そう! ずーって啜ってるときにさぁ......。
ムツムロ:気を張らなきゃいけないのが嫌やんな?
でらし:ほんと嫌なんすよ。
Nozomi:ちょっと無理ですよね、あれ。そして問題の木島さんですが、学生時代の思い出が休み時間はいつも寝ていたと......友達がいないからですか?
木島:喋ってほしくなかったからです。喋り掛けられたくなかったから。
ムツムロ:いるよね。そういうやつねー。
Nozomi:なんで? そんなトゲトゲしてたんですか?
木島:せっかくの貴重な休み時間なんだから、"俺は寝たい"と。なぜお前と喋って体力を使わないとだめなのか。
Nozomi:わぉ!
でらし:でも木島さんのいいところは、そのスタンスを今でも崩してないとこだと思います。
Nozomi:えー!?
ムツムロ:そうですねー、ほんとに。
でらし:芯が強いですよね。一番強いかもしれないです。
木島:大学でもひとりで飯食うとか、当たり前です。
Nozomi:例えば、ライヴをするときに対バンがいるときもあるじゃないですか。対バン相手の方とおしゃべりはしないんですか?
でらし:あ、実はそれは木島さんが一番喋るんですよ!
Nozomi:なんでー!? 意味わかんない!
でらし:意味わかんないっすよ。
Nozomi:どういう思考? で、やっている!?(※パニック)
一同:(大爆笑)
木島:いや、昔はそう思ってたけど、今はなんか......。
ムツムロ:心が開けてね?
木島:そうそう、いきなりバン! って壁を張ると申し訳ないんで。
ムツムロ:どんどんどんどん、心が開けてきたんすよね。高校1年からバンドやってるんすけど、最初はもう何も喋らない、"俺は何も表現しない!"みたいなやつだったのが、徐々に表情が......。
でらし:人間っぽくなってきた?
ムツムロ:そう、表情筋がついてきて。本当にお前はハンブレッダーズやってて良かったねって思うよ。
でらし:実は僕、5年くらい前に途中加入したんですけど、そのときはまだ、木島さんはあんま人間じゃなくて。
Nozomi:何それ。
でらし:ここ2~3年くらいでやっと人間っぽくなってきたんですよ。
ムツムロ:ほんと急速だよね。
でらし:だって、考えられないですもん。ラジオでこんなふうに喋ってるなんてことが。
ムツムロ:そうそう、そんな人間です。
Nozomi:なんか今日お話してびっくりですもんね、そういうタイプだったってことが。人って変われるんですね!
でらし:人って、変われます(キリ)。
ムツムロ:変われるんですよねー。
Nozomi:でもどっちが正解ってことはないから。
ムツムロ:まぁまぁまぁ、そうですねー。
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