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INTERVIEW

Japanese

Hakubi×ハートアップ×FM AICHI "ROCK YOU!"

2021年10月号掲載

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コンタクトレンズの"ハートアップ"と、東海エリアFMラジオ局"FM AICHI"で毎週木曜日放送中のロック専門プログラム"ROCK YOU!"がコラボしてキャンペーン中の"コンタクト学割"。同キャンペーンのコラボ・アーティストに、京都発3ピース・バンド、Hakubiが選出された。今回Skream!では、彼らの学生時代の思い出や、"ハートアップ"とのコラボならではの話題まで、たっぷりと語ってもらった番組の模様を紹介する。

Hakubi:片桐(Vo/Gt) ヤスカワアル(Ba) マツイユウキ(Dr)
DJ:Nozomi(FM AICHI "ROCK YOU!"パーソナリティ)
Photo by まっすー

コンタクトにするきっかけになったのはバイク


Nozomi:"ROCK YOU!"Nozomiです! コンタクトレンズの"ハートアップ"と、"ROCK YOU!"がコラボしているキャンペーン"コンタクト学割"。今回のキャンペーン・コラボ・アーティストには、Hakubiが選ばれました! 自己紹介を、お願いします!

片桐:学生時代の思い出と言えば、サッカー。Hakubi、ヴォーカル・ギターの片桐です。

ヤスカワ:学生時代の思い出と言えば、ツーリング。Hakubi、ベースのヤスカワアルです。

マツイ:学生時代の思い出と言えば、自転車。Hakubi、ドラムのマツイユウキです。

Nozomi:今日はよろしくお願いします! まずドラムのマツイユウキさん、学生時代の思い出と言えば自転車ということですが、これはどういった思い出がありますか?

マツイ:ずっと登校で使ってて。電車で来ている子もいるんですけれど、それを後ろから自転車で通り過ぎるときにぽんぽんとかして"おはよう"とか、青春ですね。

片桐:ママチャリ?

マツイ:そう、ママチャリ。ロードバイクとかじゃない。

Nozomi:逆にロードバイクで通学してる子っていた?

マツイ:いました。結構ガチ勢。制服がズボンなので、その子お尻がぷりっぷりでしたね(笑)。ビバリーヒルズの感じで。

Nozomi:ありがとうございます。ベースのヤスカワアルさんがツーリングということで。

ヤスカワ:僕も高校時代の話になるんですけれど、ずっと高校時代バイクに乗ってまして、友達とかとよくバイクで出かけたり、高3のときにひとりで北海道とかにバイクで行ったりして。結構思い出深い、高校時代を象徴するエピソードがバイクでツーリングしたっていう話です。コンタクトにするきっかけになったのもバイクで。眼鏡ってヘルメットと合わないんですよね。

Nozomi:あ~、そういうことか!

ヤスカワ:コンタクトに変えたら1個身体からものが外れるんで、視界良好になりましたね。

Nozomi:そういうコンタクトにするきっかけってなかなか面白いんじゃないですか? 北海道に行っているとき熊にエンカウントしませんでした?

ヤスカワ:エンカウントはなかったですけど、鹿は普通にいましたね。最北端の宗谷岬っていうところに行ったんですけど、そこには普通に鹿が歩いていて、やっぱ北の大地やなみたいな。

Nozomi:野生の鹿ってめちゃくちゃ怖いらしいじゃん?

ヤスカワ:狂暴でしたね。群れでいるんで、こっちはもう衝突しちゃったら死んじゃうんで、めちゃくちゃ気をつけてましたけど。

Nozomi:すごい経験されてますね。そして私的にめっちゃ意外だなと思ったのが、ヴォーカル・ギターの片桐さんがサッカーということで。

片桐:小学校2年生からずっとやっていて。高校は他の部活をやっていたのであまりちゃんとできてなかったんですけど、ほぼ6年間はちゃんとやっていたかな。岐阜代表で、刈谷とかにも大きい芝生のグラウンドがあるんですけど、そこに練習しに行ったり、名古屋グランパスの豊田スタジアムにも練習で1回行ったりしたことがあります。

Nozomi:そもそもなんでサッカーをチョイスしたの?

片桐:兄がやっていてめっちゃかっこいいなって思って始めたんですけど、兄よりもずっとやっちゃいました(笑)。

Nozomi:そうなんだ。私、勝手に文化部だと思ってたの(笑)。

片桐:よく言われます(笑)。"サッカーやってたの?"って。

Nozomi:めっちゃギャップ萌え! サッカーすごいね! 頭でリフティングとかできるの?

片桐:さすがにずっとはできないですけど、リフティング中に頭入れたりとかはしてました!

Nozomi:すごい! 大道芸人だね(笑)。

片桐:もうさすがに今はできないですけどね(笑)。身体が追いつかないです。

Nozomi:サッカーでだいぶ体力とかつくじゃないですか? バンドマンもめちゃくちゃ体力とか大事だから、きっと生かされてる部分ありますよね。ライヴ・バンドだし。

片桐:そうかもしれないです。

根本として人の前に立つ仕事がしたかった


Nozomi:"バンドを組むことになった一番初めの理由は?"っていうのをお聞きしたいんですけれども、おひとりずつお答えいただけますか?

片桐:もともと岐阜出身で、高校生まで岐阜にいたんですけど、そこから京都に大学進学で行った先でドラムのマツイ君と軽音部で出会って。そこでバンドに誘われて、最初はコピー・バンドを組んでいたんです。そこから"オリジナル・バンドを組まないか?"って誘われてHakubiというバンドがどんどん作られていったんです。自分の音楽の始まりとしてはもともと弾き語りをやってソロで活動していたので、バンドを組むのはすごくワクワクしました。

マツイ:ほとんど片桐と一緒なんですけど、大学でずっと(音楽を)やっていて、将来やりたいことがなかったので。あと、変わった仕事をしていたいというところがあって。身近にこんなに歌がうまい友達がいるから"この子とバンド組んでいいところまで行ったら素敵かな"と思ったのが最初ですね。学校の先生とか、根本として人の前に立つ仕事がしたかったので、バンドはその類でもありますし、という理由で自分はバンドを組みました。

ヤスカワ:僕はHakubiを組んだ当初は専門2年生のときで就職活動の最中だったんですけど、就職活動していくなかででどうしても働きたくないなと感じてしまって(笑)。そこでもともと高校時代にバンドをしていたこともあって、"もう1回バンドを始めようかな"って思っていた矢先に誘われたのがきっかけでHakubiに入りました。

Nozomi:じゃあ学校は違うの?

片桐:そうですね。私とドラムのマツイ君は同じで。

ヤスカワ:僕だけ大阪の学校に通っていて。地元は京都なんですけど。

片桐:顔見知り程度だったんですよ、マツイ君とアル君は。アル君がバンドをしているのをマツイ君が見たことがあるくらいで。そんななかで、Twitterでアル君の"また久しぶりにバンドしたい"っていうのを見て、マツイ君が"組みませんか?"ってDMをしたんです。

マツイ:しゃべったことのないフォロワーでした、彼は。

ヤスカワ:そうなんです。Twitterありがとうっていう感じですね。

マツイ:あのときにTwitter開いて良かったなって。

Nozomi:Twitterきっかけで入るっていうのがそもそもめっちゃ今っぽいなと思って。

マツイ:たしかに。昔だとmixiとかになるんですかね。

Nozomi:どうなんだろう。私の先輩のバンドマンとかに話を聞いてると、バンドをやりたい人の専門雑誌があって、そこにメンバー募集の項目があってそれで電話掛けるとか。

片桐:電話掛ける!?

ヤスカワ:スタジオとかに張り紙とか貼って。

Nozomi:そうそう。もうちょっとアナログな感じだったみたいですよ。

マツイ:そっちのほうが話的にはかっこいいですよね。募集要項見て応募してみたいな。

ヤスカワ:全然いいやん、Twitterでも(笑)。

マツイ:"Twitter変わってる"ってよう言われるもんな、新しいとか。

片桐:深夜帯にね、長文のDM。

マツイ:4時、5時くらいにね。

ヤスカワ:長文のDM来て、マツイから。芸能人の謝罪文くらいの感じやったんですけど(笑)。

マツイ:やめとけって(笑)。

Nozomi:時間帯がちょっと怖いね(笑)。

ヤスカワ:怖かったんですよ。真面目な内容で、なんやこいつって思って最初は。

マツイ:腹立つな、なんか(笑)。

ヤスカワ:片桐のアカウントも載ってて。片桐のアカウントに飛んで曲とか聴いてみたら歌とかは良かったんで。一緒にやろうかなと思って、入りました。

Nozomi:そもそもコピー・バンドをマツイさんと片桐さんがやってたって、さっきおっしゃってたじゃないですか? なんのコピー・バンドしてたんですか?

片桐:当時はyonigeさんとかHump Backさんとか。

マツイ:3ピースの女性ヴォーカルをやってましたね。

Nozomi:男性(ヴォーカル)の曲はやってなかった?

片桐:男性の曲もやってました、KOTORIとかアジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)とか。こんなことになるとはね、思わなかった。

マツイ:思わないですね。サークルの先輩にも言われますもん、"すごいね"って。"ラジオで流れてたで"とか。

片桐:本当ね、すごい。それは嬉しいよね。