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INTERVIEW

Japanese

ラックライフ × MAGIC OF LiFE

2017年04月号掲載

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ラックライフが、4月29日になんばHatchにて主催フェス"GOOD LUCK 2017"を開催する。今年はバンドの結成9周年とアルバム『Life is beautiful』のリリースを記念して開催され、親交のある12アーティストが出演。Skream!では、その出演者の中から、これまでもラックライフとは各地で対バンを重ね、自身も地元・栃木で主催フェス"Don't Stop Music Fes.TOCHIGI(栃フェス)"を開催するMAGIC OF LiFEを迎えて、フェス主催者同士の対談を行った。地元のバンドマンに根づくフェスを目指すラックライフと、地域住民と力を合わせたユニークなフェスを展開するMAGIC OF LiFE。それぞれの特色に感銘を受ける両者に、フェス主催者ならではの話を訊いた。

ラックライフ:PON(Vo/Gt) LOVE大石(Dr)
MAGIC OF LiFE:高津戸 信幸(Vo/Gt) 岡田 翔太朗(Dr)
インタビュアー:秦 理絵 Photo by 川村 隼也

-お互いにキャリアも長いバンド同士なので対バンは何度かしてますよね。

PON:でも正直、僕はマジック(MAGIC OF LiFE)のメンバーとは誰とも喋ったことがないんです。いま、めっちゃ緊張してます。

岡田:PON君は、ちょっと謎なところがあるよね。さっきスタジオで話してたんですけど、僕らはメンバー全員、大石君とは仲が良いんです。

高津戸:大石君は、みんなに良い顔するからなぁ。

大石:それ、聞こえが悪いっ(笑)!

高津戸:信用できないところがありますよね。

-いきなり、おっかない先輩ですね(笑)。

一同:あはははは(笑)!

高津戸:実際、付き合いはどれぐらいでしたっけ?

PON:5年前のクアトロのときが最初だと思うんですけどね。

大石:そう、クアトロは覚えてる。Jackson vibeとか出てた。

高津戸:小林太郎さんだ。(※2012年9月にDIRTY OLD MEN、Jackson vibe、小林太郎による東名阪クアトロ・ツアー"3×3=∞"が開催され、ラックライフはオープニング・アクトとして出演。MAGIC OF LiFEは2014年にDIRTY OLD MENより改名した)。

-そんななか、大石さんがマジックと仲良くなっていったのは?

大石:僕はDIRTY OLD MENのライヴを観に行ってたんですよ。

高津戸:打ち上げも来てくれたんだっけ? 一緒に飲んだ?

大石:初めは拓実君(山下拓実/Gt)と飲んで。で、それから自分らの企画にも誘わせてもらったんですよね。(※2012月10月28日にAPOLLO THEATERにて3マンで開催した"GOOD LUCK vol.14"にDIRTY OLD MENとnano.RIPEが出演)

高津戸:めっちゃ前だね。

PON:そのときに僕ら、ダーティ(DIRTY OLD MEN)の音源をしこたま聴いてたんですよ。

高津戸:え、聴いてくれてたんですか?

PON:機材車で延々と流してて。だから、ダーティと対バンしたときは、めっちゃビビッてたんですよね。"本物や"思うて。

高津戸:こんなに優しいのに(真顔で)?

大石:目が怖い(笑)。

-マジックは、なんばHatchで行われるフェス形式の"GOOD LUCK"には初めて出ますけど、これまでもラックライフの企画には出てもらってるんですね。

大石:そうですね。ラックライフを始めたてのころは、MAGIC OF LiFEを呼ぶなんて頭になかったんです。でも、マジックのことを濃厚に知っていって、"あ、温もりがある人たちなんや"と思ったんです。最初は、冷たい人なのかなと思ったんですけど。

高津戸:誰が?

大石:......ノブ君(高津戸)が。

-高津戸さんは結構第一印象が怖いって言われますよね(笑)

高津戸:冷たくないでしょう。こんなあたたかい人いないよ?

大石:結構シュッとしたライヴが基本だと思ってたんですよ。でも、本当の人柄を知って、ライヴを観る姿勢も変わったんです。

PON:なんかギラギラしてたよね。

大石:そうそう、それを見て、"あ、なんか熱くていいな"と思ったんです。プラス、栃フェスをやってるのも大きいですよね。僕らと同じように、自分たちで何かを動かそうとしてるのを見て、ぜひ呼びたいなと思ったんです。