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INTERVIEW

Japanese

ラックライフ × LACCO TOWER

2016年03月号掲載

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3月26日(土)、なんばHatchでラックライフによる企画イベント"GOOD LUCK vol.38"が開催される。5月にメジャー・デビューが決定しているラックライフにとっては、次への布石となるようなとても大きなイベントとなる。ともに凌ぎ合っているバンドから、先輩・後輩バンドと多彩な全16バンドの中で、意外な出演者がLACCO TOWER。音楽性こそ違うものの親交が深く、LACCO TOWER自身、地元・群馬でDIYなロック・フェス"I ROCKS"を主催していることもあり、目指す方向やバンドとしての心意気として近しいものがあるのだろう。今回は、その両者に、主催イベントについての話を訊いた。

 

ラックライフ :PON(Vo/Gt) LOVE大石(Dr)
LACCO TOWER:松川ケイスケ(Vo) 塩﨑啓示(Ba)
インタビュアー:吉羽 さおり Photo by ゆうばひかり

-ラックライフとLACCO TOWERは出会ってどのくらいになるんですか。

PON::最初はもう6~7年くらい前ですね。

塩﨑:滋賀だったよね?

LOVE大石:そう、滋賀U☆STONEでのライヴで。

塩﨑:しかもその日は俺らが事故渋滞か何かで遅刻して、ギリギリだったライヴで。

松川:感じ悪いよな(笑)。

LOVE大石:そのライヴは、"LACCO TOWERとTHE LOCAL ARTとソライアオとかが出るんだけど、ラックライフも出ない?"って誘われて、すごい喜んで"出る、出る!"って行って出たライヴだったんですよね。

塩﨑:自分らの出番ギリギリに到着したからラックライフ観てないんですよね。リハもなく。そのまま、おりゃー!ってやって、おりゃー!って終わった感じで。だから、よく最初の印象が怖かったって言われるんですけど(笑)。その日は、打ち上げでも絡んでないよね?

LOVE大石:打ち上げも、怖いおじさんチームと僕ら若手みたいな。

松川:誰がおじさんや(笑)。

-では初対面では、特に喋ったりもなかったんですね。

LOVE大石:絡みもなくて。いやでも、ドラムのゴリラみたいな人が――

松川:名前ちゃんと言っとけや(笑)。

LOVE大石:シゲさん(※重田雅俊)とは話をして(笑)。意外といい人やって。その場で音源もくれたんですよ。

塩﨑:へええ、そうだったんだ。

PON:"よくやった!"って言って、車で聴きまくってました。

LOVE大石:そこから次に対バンするまで4年くらい、その音源ずっと聴いてましたよ。

-すごく仲のいい感じなので意外ですけど、次に対バンするまで4年も空いていたんですね。

LOVE大石:僕らが、なんばHatch(※2014年3月開催の"GOOD LUCK vol.25")に誘ったんですよね。

塩﨑:でもそのなんばHatch出る時点で、なんで俺ら仲良かったんだろ(笑)?

PON:それは、僕らが群馬でライヴするときに塩﨑さんが来てくれてたからですよ。

塩﨑:ああ、そうか。俺よく行ってたんですよ、ラックライフのライヴに。

-気になる存在だったと(笑)。

PON:"どんなもんかいな"と思って観に来てくれてたんですよ、たぶん。

塩﨑:いや、別にそんなことないですよ(笑)? でも、当時ラックライフは地元の前橋DYVERっていうライヴハウスに2ヶ月に1回くらい来てたよね?

PON:4ヶ月連続で行っていたこともありました。

塩﨑:そうやってやたら俺らの地元を荒らして帰るので、これは行かないわけにはいかないなと。喝を入れにいったというか――というのは冗談ですけど(笑)、ライヴの評判がすごく良かったんですよ。"ライヴ・バンド"というイメージがあったので、観てみたいなっていうのがあって。迸ってましたねぇ。

LOVE大石:あとは全然関係ない打ち上げでも、よく会っていたんですよ。

塩﨑:一度、back numberのベースの和也(※小島和也)とふたりで飲んでいたときに、誰かいるだろうと思ってベロッベロに酔っぱらってO-Crestに行ったら、たまたまラックライフがしっぽりやっていて。

LOVE大石:企画ライヴでGOOD ON THE REELとDOOKIE FESTA(現:L)といたんですけど。

塩﨑:そこに、うわー!って乗り込んでいって、荒らして帰ったという(笑)。

PON:迷惑やわぁ(笑)。

塩﨑:とかね(笑)。なので、きっかけはライヴハウスだったんですよね。