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Skream!×MUSE音楽院
今までにモーモールルギャバン、グッドモーニングアメリカ、FoZZtone、THEラブ人間、cinema staff、The Mirrazなど様々なトップ・アーティストが登場しているSkream!×MUSE音楽院特別企画。今回は空想委員会のメンバーを特別講師に招き、自身らの経験をもとに"音楽がリスナーの手元に渡るまで"の裏側を赤裸々に話す講義を行う。インディーズ時代、恵比寿LIQUIDROOMでのワンマン・ライヴやSUMMER SONICなどの夏フェスに出演しながらも、実はどこの会社にも所属せずDIYで活動をし、プレイヤー以外の活動も全て自らの手で行ってきた彼ら。当日はサポート・ドラム兼バンドの顧問(事務所社長&マネージャー)のテディも参加するので、時にはその生々しい戦略についても聞けるかも......!?当日はMUSE音楽院生、並びに一般の方のために傍聴席も用意し、観客参加型の座談会形式の時間も設けられる予定。さらにUstreamでの生中継も行うので、是非ご覧いただきたい。
Skream!×MUSE音楽院特別公開講座 "僕らの音楽がリスナーに届くまで
~プレイヤー目線から、音楽業界の裏側教えます~"
開催日:2014年8月27日(水)
時 間:19:00スタート(18:30受付開始)
参加費:無料
会 場:MUSE音楽院 本館1Fホール
渋谷区代々木1-31-2(代々木駅から徒歩5分)
ゲスト:空想委員会
申し込みはこちらから >> https://w2.axol.jp/entry15/muse/step01?f=203
空想委員会
三浦 隆一(Vo/Gt)、岡田 典之(Ba)、佐々木 直也(Gt)とサポート兼顧問のテディ(Dr)によるロック・バンド。2010年に現メンバーで活動開始。2枚の自主盤『回顧録』『懺悔録』は口コミの噂で瞬く間に知名度を上げ、2011年12月にインディーズ・デビュー。タワレコメンを獲得し、その後タワレコメン年間チャート1位を獲得する。2012年、2013年とコンスタントにリリースを重ね、オリコン・インディーズ・チャート上位を常に獲得。2013年4月にデビューから僅か1年4ヶ月で開催された恵比寿LIQUIDROOMでのワンマン・ライヴでは800名近い動員を記録し、7月の初の自主企画ツアー"大歌の改新"は7公演全てソールド・アウト。2014年2月~3月にかけ、ゲスの極み乙女。と共同リリース・ツアーを行い全8公演即日SOLD OUTと、着実にその活動規模を広げる。2014年6月4日、1stフル・アルバム『種の起源』で、満を持してメジャー・デビュー!
MUSE音楽院とは...
ミューズ音楽院は、1984年、ロック、ジャズ、ポップス系の音楽学校としては、日本で最初に文部省認可を受けた専門学校となりました。ミューズは時代を代表するプレーヤーを世に送りだしてきただけでなく、レコード会社、放送局、出版者、音楽スタジオなど、音楽業界の多様な業種に優れた人材を数多く提供してきました。社会的責任のある認可校として、実社会に出てから必用な知識や教養、礼儀作法なども教育課程の中に取り入れ、トータルな人格形成を実践しています。卒業時には音楽専門士の資格が取得でき、また、専門学校教員資格取得の道も開かれます。卒業生は、業界と太いパイプを持つミューズから社会へと旅立ち、優れた能力と広い視野を身につけたプロとして、音楽業界の各方面で活躍しています。最高のミュージシャンを世界に送りだそうという、創立からのミューズの理念は、今もなお受け継がれている。
MUSE音楽院HP >> https://www.muse.ac.jp/
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TVアニメEDテーマや映画の主題歌などを収録した両A面シングルから約8ヶ月ぶりのリリースとなるEPは、初期空想委員会の代名詞ともいえる恋愛ソングを主軸にした作品。とはいえリスナーに懐古の念を起こさせないのは、アレンジや歌詞に新しいアプローチがあるからだ。特にアレンジは目覚ましく、通常盤に収録されている「波動砲ガールフレンド」のアコースティック・バージョンは、アップ・テンポの原曲を落ち着いたタッチでリアレンジ。テンポ・チェンジを用いたTrack.1、曲名のとおりトランス要素を取り込んだTrack.2を筆頭に、らしさを残しつつ斬新な印象を与える。非常に理想的なアップデートでは。ラストに"その先"を匂わせる歌詞も、タイトでクールな音のなかで力強く響く。(沖 さやこ)
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世の中には嘘が多く存在する。それは自分自身を優位に立たせるものであったり、自己防衛のものであることも多く、穿った見方をしてしまうこともある。だが音楽を含めた芸術に関して嘘は天敵である。空想委員会は、そういった狡猾なことは一切せず、努力を欠かさず生身の自分自身で音楽を作り鳴らすバンドだ。フロントマンの三浦隆一の人間性はメジャー・デビュー以降さらに楽曲に明け透けになり、心境の変化が新たな色彩をもたらす。楽器隊もそこに突き動かされるように、楽曲の奥行きを作るため以前以上に細部まで音色を追求。これまでの持ち味をブラッシュアップさせながら、新たなチャレンジを要所要所で取り込んだ精度の高い楽曲が揃っている。彼らの音楽愛と好奇心はこれからも我々の心を刺激し続けるだろう。(沖 さやこ)
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男性目線と女性目線の2曲で、ひとつの冬の恋の終わりを描くことをコンセプトに制作された完全限定生産の両A面シングル。Track.1はシンプルで疾走感のあるギター・ロック。冬の冷たい空気の中を疾走していくような力強さもあれば、触れたらすぐに溶けてしまう雪のような繊細さや感傷性も持ち合わせた空想委員会らしい楽曲だ。Track.2は舞い落ちる可憐な雪を彷彿とさせる、ストリングスを用いた軽やかなナンバー。"終わった恋の続きを始められたら"と願う女性の切なくささやかな希望が綴られた歌詞とサウンドの親和性が、冬が終わると春が来ることを伝えてくれるようだ。2015年は制作面でも活動面でも彼らにとって大きな過渡期と言っていい。来年の活躍に期待を寄せざるを得ない完成度である。(沖 さやこ)
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初めて"自分"と"あなた"のことを歌いたくて曲を書いた――三浦隆一(Vo/Gt)に訪れた転機(※詳細はインタビュー記事にて)から生まれたこのミニ・アルバムは、間違いなくバンドの、そして三浦の新境地だ。元来、彼は自分の心情を嘘偽りなく歌詞にしているが、今作にはその心境の変化や新たな意志が克明に記されている。聴き手を誘うTrack.1、自分自身の変化とメッセージを投げかけるTrack.2、作曲者である岡田典之(Ba)を詞に投影したTrack.7など、これまでにはなかったカラフルな表現が揃った。歌の芯が強くなった分、佐々木直也(Gt)の作る遊び心のあるアレンジやギター・ソロもより際立ち、3人のプレイヤーとしての個性が見られるところも面白い。空想委員会、劇的革命の真っ最中だ。(沖 さやこ)
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