Japanese
ビレッジマンズストア、デジタル・シングル「みちづれ」10/18配信リリース決定。全国ツアー"勝手にしやがる"第1弾ゲスト・アーティストにドリアン、ディスジャパ、虎の子ラミー、Large House Satisfactionら9組発表
2023.10.14 19:00
ビレッジマンズストアが、デジタル・シングル「みちづれ」を10月18日に配信リリースすることが決定した。
4thデジタル・シングル「みちづれ」は、ウエムラのうねるようなベースラインが印象的なイントロから始まる、これぞビレッジマンズストアと言える直球のロック・ナンバー。バンド結成20周年を控えた今なお止まることなく進み続けるビレッジマンズストアの"覚悟"を感じられる1曲となっている。
併せて、10月26日より開催される全国ツアー"勝手にしやがる"の第1弾ゲスト・アーティストも発表。Atomic Skipper、超能力戦士ドリアン、オメでたい頭でなにより、プッシュプルポット、THIS IS JAPAN、虎の子ラミー、Chevon、Large House Satisfaction、みなみの9組が決定した。
ツアーは10月26日千葉LOOK公演を皮切りに、全19公演の開催となる。一般チケットが現在発売中。第2弾ゲスト・アーティストの発表もお楽しみに。詳細はオフィシャル・サイトをチェックしよう。
▼リリース情報
ビレッジマンズストア
4thデジタル・シングル
「みちづれ」
2023.10.18 ON SALE
LDCD-777
[Living,Dining&kitchen Records]
▼ツアー情報
"ビレッジマンズストア ツアー2023「勝手にしやがる」"
10月26日(木)千葉LOOK ※ワンマン公演
10月28日(土)水戸ライトハウス
10月29日(日)仙台MACANA w/ Atomic Skipper
11月3日(金・祝)長野J w/ 超能力戦士ドリアン
11月4日(土)新潟CLUB RIVERST w/ 超能力戦士ドリアン
11月10日(金)高松DIME w/ オメでたい頭でなにより
11月11日(土)周南RISING HALL w/ オメでたい頭でなにより
11月13日(月)京都MUSE w/ プッシュプルポット
11月18日(土)神戸太陽と虎 ※ワンマン公演
11月23日(木・祝)秋田club SWINDLE w/ THIS IS JAPAN / 虎の子ラミー
11月25日(土)函館ARARA w/ Chevon / Large House Satisfaction
11月26日(日)札幌ベッシーホール w/ みなみ / Large House Satisfaction
11月30日(木)広島ALMIGHTY
12月2日(土)KUMAMOTO Django
12月3日(日)福岡Queblick
12月5日(火)大分SPOT
12月8日(金)梅田 CLUB QUATTRO
12月15日(金)渋谷 CLUB QUATTRO
12月17日(日)名古屋 CLUB QUATTRO
[チケット]
前売 ¥4,000 / 当日 ¥4,500(税込/D代別)
■一般チケット発売中
Related NEWS
Large House Satisfaction (61)
- 2020.06.17
- Large House Satisfaction、THE BOHEMIANS、THE SUZANら15バンド参加。下北沢DaisyBar 15周年記念デジタル・コンピレーション・アルバムがリリース
THIS IS JAPAN (48)
ビレッジマンズストア (169)
- 2024.10.18
- ビレッジマンズストア、"勝手な"新アーティスト写真公開
虎の子ラミー (18)
- 2024.07.26
- "JUNE ROCK FESTIVAL 2024"、第2弾出演アーティストでキュウソ、超能力戦士ドリアン、ボイガル、3markets[ ]、終活クラブ、Atomic Skipper、虎の子ラミー発表
- 2023.11.28
- 虎の子ラミーのライヴ・レポート公開。その類稀なるケダモノぶり、ここに極まれり――10周年記念の意味も持たせた渋谷O-WESTワンマン、"ドリップ・オブ・ツアー"ファイナルをレポート
- 2023.11.03
- 名古屋冬のサーキット・フェス"でらロックフェスティバル2024"、第2弾アーティストでanewhite、Laughing Hick、虎の子ラミー、点染テンセイ少女。、南無阿部陀仏、板歯目ら33組決定
超能力戦士ドリアン (134)
- 2024.10.10
- 水曜日のカンパネラ、超能力戦士ドリアン、ジュースごくごく倶楽部の3マン決定。"ATF 25th presents 「寿限無24」"、渋谷 Spotify O-EASTにて12/9開催
- 2024.08.01
- "MINAMI WHEEL 2024"、第1弾出演アーティストで崎山蒼志、コレサワ、ネクライトーキー、超能力戦士ドリアン、LONGMAN、Maki、オレスパ、チェコ、Hakubiら84組発表
MUSIC VIDEO
Related DISC REVIEW
-
自主レーベル"小林田中時代"から初めてリリースするミニ・アルバム。天性のしゃがれ声を持つ小林要司(Vo/Gt)のヴォーカルは、これまでもバンドの名刺代わりとして異彩を放ってきたが、今作では"名刺程度では生温い"と言わんばかりの熱量が全楽曲から漏れ出している。タイトルからAC/DCへのオマージュを捧げ、冒頭「sHELLy」からは伝統的なジャパニーズR&Rを更新するギラついた殺気を纏っている。ブルージーな入りからTHE BEATLES「Hey Jude」を彷彿とさせる展開の「STAND」ではロックという音楽の寛容さを感じとれるだろう。音楽ジャンルとしてではなく"ロックンロール文化"そのものを高らかに掲げた彼らは、今作を機に"ロック・バンド"を背負う頼もしい存在となり得るかもしれない。(小田 淳治)
-
約1年振りとなるミニ・アルバムは、前作で試みたポップなメロディ、サウンド・アプローチをさらに明確にした作品。リード曲「Crazy Crazy」のシンプルで単純明快なギター・リフ、ストレートなリズム隊の演奏はメロディの良さを存分に活かしたもので、しゃがれ声を封印して歌う小林要司(Vo/Gt)のクリアで色気のあるヴォーカルもこれまでにない魅力を聴かせてくれる。一方で、SNSをテーマに怒りに満ちた歌と演奏で突っ走る「セイギノシシャ」、スケールの大きなサウンドを聴かせる「SHINE OR BUST」、矢継ぎ早に言葉が出てくる「Child Play」は観客の熱狂ぶりが浮かんでくるようなライヴ感満点の楽曲。これ以上ないカッコいい演奏といいメロディが詰まった、間違いなく彼らの代表作になるであろう傑作!(岡本 貴之)
-
賢司(Ba)と要司(Vo/Gt)の小林兄弟と田中秀作(Dr)からなる3人組が前作から1年3ヵ月ぶりにリリースするミニ・アルバム。ギミックに頼らない、今時珍しい正統派のロックは、そこに嗄れ声で吠えるように歌う要司のヴォーカルが加わることでキョーレツなインパクトを生んでいるが、その意味ではすでにライヴ・アンセムになっているTrack.1「トワイライト」よりもメロウなTrack.2「Jealous」や明るいTrack.3「Stand by you」のほうが聴きどころと言えそうだ。ガレージ・ロックからバラードまで、限られた編成の中で曲ごとに変化をつけるアレンジも見事だが、今回、初めて"女性"や"恋心"をテーマにしたことも曲調を広げるきっかけになったのかも。いろいろな意味で広がりが感じられる充実作だ。(山口 智男)
-
小林要司 (Vo/Gt)と賢司 (Ba)の兄弟と田中秀作 (Dr)からなるスリー・ピース・バンドLarge House Satisfactionのニュー・アルバム、この作品は新たな彼らの1stアルバムといっても過言ではないくらいの新鮮なパワーに溢れた作品だ。シングル『Traffic』で提示したシンプルかつキャッチーでありながら、ロックのダイナミズムと黒いグルーヴはそのままに更なる音楽的な広がりを見せている。今作のリード・トラックの「Phantom」からTrack.7のLHS流ダンス・ロックの「Jah」、メイン・ストリームへのアンチテーゼかのようなポップなアプローチなどTrack.10の「タテガミ」など、一気に駆け抜ける11曲。彼らの物語の新たな始まり、それにしてはあまりにも鮮烈なインパクトを残していく。(伊藤 啓太)
-
かすかな光やたそがれを意味する"トワイライト"と、最も原始的なギター・エフェクトとも言われる"ファズ"。その名の通り、衝動的な轟音の中で、切なさと共に胸が熱くなる美しいナンバーが届いた。ディスジャパ曲の中でもひと際ポップなメロディに、あえてこれまで以上に骨太な演奏を掛け合わせ、杉森ジャック(Vo/Gt)の無鉄砲なキャラクター剥き出しの詞を乗せた1曲は、アニメ"BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS"EDとしても支持を集めている。c/wには、セントチヒロ・チッチ(BiSH)のピュアでヒロイックな歌声と、杉森の荒々しいしゃがれ声の対照的なツインVoで化学反応を起こす「KARAGARA」も収録。新たな試みを経てひと回り大きくなったバンドを感じられる。(稲垣 遥)
-
ディスジャパのメジャー進出後初となるCDシングルは、アニメ"ノー・ガンズ・ライフ"第2期EDテーマ「new world」だ。アニメのハードボイルドな世界観を意識しつつ、バンドの意志も乗せ、全員で構築していったというこの曲。ガツンと士気が上がるパワフルなナンバーだが、存在感のある水元太郎のベースで幕開けし、かわむらのグルーヴィなドラミング、ツイン・ヴォーカルを存分に生かした杉森ジャックと小山祐樹の掛け合いや、ラップ・パートなど、聴けば聴くほど楽しめる仕上がりに。c/wの「RRRIOT」は曲調的には対照的とも言えるじわりと温かく響く曲だが、共通して、聴いたあとに"やるしかないな"と今を受け入れたうえで前を向ける感覚があり、それこそがディスジャパらしさだと再認識できる。(稲垣 遥)
-
前作『FROM ALTERNATIVE』でタイトルに掲げた"オルタナティヴ"なロックの系譜に連なるスタイルではあるが、今作『WEEKENDER』は、そのクリエイティヴィティが大きく飛躍した作品となっている。ギターを主体にラウドに走るロックンロール然としたワイルドな魅力だけでなく、そのギターを置いてリズムにフォーカスし、ベースやドラムの音色にも遊び心を加えたり、ダンス・ミュージックのミニマルな要素を採り入れたりと、メリハリやダイナミクスに特化したアレンジにシフトすることで、フロントマン 杉森ジャックの放つ歌と言葉もさらに躍動。これを聴いてライヴに行けば、あなたの"WEEKENDER"ライフはより豊かになること間違いなし。(TAISHI IWAMI)
-
"名古屋が生んだ暴れ馬"ことビレッジマンズストアが、約3年ぶりとなる流通CDをリリースする。新体制で制作された新曲3曲に、「みちづれ」や「1P」、「ボーイズハッピーエンド」、「TV MUSIC SHOW」といったライヴでも定番となっている4曲を加えた全7曲を収録。情熱的でまっすぐな歌声と孤独にそっと寄り添う歌詞、激しさと華やかさが共存し、キラキラと突き刺すようなギター、毒々しく変態的なベースライン、タイト且つパワフルなドラムと、各メンバーの魅力を存分に感じられる1枚となっている。"村立"20周年を迎え、11月17日にはZepp Shinjuku (TOKYO)でのワンマンを控える彼等。歩みを止めることなく音を鳴らし続け、照らし出す未来にも要注目だ。(西平 歩由)
-
ビレッジマンズストアにとって2枚目のフル・アルバムとなる『愛とヘイト』。今作は、歪んだギターと水野ギイの歌声に哀愁を感じる「ラブソングだった」というバラードで始まる。これまで発表してきたミニ・アルバムやフル・アルバムでは、作品を幕開ける曲というとアッパーなぶち上げナンバーが置かれていた印象があったため驚いたが、全12曲を通して聴くと、彼らがこの激動の時代でどういうことを考えていたのか、感じとることができる気がする。続く「猫騙し人攫い」からは、ビレッジマンズストア節とも言える多彩なロックンロールが並び、最後は「LOVE SONGS」に辿りつく。「ラブソングだった」にも出てくる言葉が「LOVE SONGS」では明るく聴こえるというところにも、注目して聴いてみてほしい。(三木 あゆみ)
-
昨年"村立"15周年を迎えたビレッジマンズストアの2020年初リリースは、バンドが持つ好対照な表情を、リスナーにこれでもかと叩きつける両A面シングル。水野ギイのヴォーカルとシンプルなギター・サウンドから始まる「アダルト」は、素朴な質感の歌謡的な歌メロが印象的だが、別れの気配を纏った女性の心情を描いた歌詞を水野の剛強な歌声が彩ることによって、醸し出される独特の色気と包容力が切なく胸に迫る。一方、"ビレッジマンズストア節"とでも言うべきロックンロール・サウンドが鼓膜をつんざく「People Get Lady」の、言葉遊び的な歌詞には、どこまでも"音を楽しむ"バンドのスタンスが表れているようだ。止まるところを知らない"名古屋の暴れ馬"の今が惜しみなく爆発した濃厚な1枚。(五十嵐 文章)
-
2012年に全国デビューし、様々な逆境と立ち向かいながらも活動を続けてきた"名古屋が生んだ暴れ馬"が、とうとう名刺代わりの1stフル・アルバムを完成させた。昨年10月からサポート・ギターを務めていた荒金祐太朗(Droog)が正式メンバーとして加入して初作品ということも影響してか、過去最高にフレッシュ且つエネルギッシュで爆発力があり、隅から隅まで気合が漲った音像を体感できる。昨年12月にリリースされた1stシングルから2曲、2ndミニ・アルバムに収録されているライヴ定番曲の再録、2017年1月に開催された名古屋DIAMOND HALLワンマンの来場者特典として配布された楽曲の再録など全10曲を収録。中でもラストを飾る「正しい夜明け」のドラマチックに展開するサウンドメイクはお見事だ。(沖 さやこ)
-
バンド初の全国流通シングルは、ギタリスト 加納靖識の脱退後、4人での再出発となる作品。そのタイトル曲「トラップ」は、歌い出した瞬間思わず英詞と聞き違えてしまったほどの巧みな言葉の乗せ方と水野ギイ(Vo)のテンションの高い歌唱に圧倒される。途中のテンポ・チェンジやサビに登場する"Mr.Lawrence"(映画"戦場のメリークリスマス")など、映画的なストーリーを連想させる展開が面白い。「最後の住人」は疾走感があるものの、必要以上に音を詰め込まずストレートで開放的な空気感の曲。効果的なコーラスがメロディのキャッチーさを一層際立たせており、正直こちらの方がリード向きでは? という気もする。「ザ・ワールド・イズ・マイン」は廃盤となった幻のデモ音源収録楽曲の再録。(岡本 貴之)
-
名古屋を拠点に活動する5人組バンドの3rdミニ・アルバム。数々のフェスやサーキット・イベントに出演して着実に全国区へと知名度を広げている印象があるだけに意外だが、2年半ぶりのリリースとなる。James Brownばりの声色でのシャウトから始まる1曲目「ビレッジマンズ」から全力疾走なロックンロールが続き、「スパナ」のドラマチックな旋律で前半のピークを迎えてからブルージーなギターのイントロで始まるミディアム・テンポの「盗人」へと進むあたりは、スタジオ・アルバムでありながら彼らの熱狂的なライヴを体験しているかのよう。その楽曲たちには瞬間瞬間を燃やし尽くすような切なさを感じさせる。(岡本 貴之)
-
2003年に結成された"名古屋の暴れ馬"こと5人組バンド、ビレッジマンズストアの2ndミニ・アルバム。いきなりビビらせて耳を傾けさせる冒頭の「最高の音出し」はズルい!スピーカーを突き破って出てきそうなヴォーカルとサウンドを一聴すると"一筆書き"的な直情型バンドに思いがちだが、曲名とは裏腹に甘いハミングが古い洋楽ポップスを思わせる「地獄のメロディ」、センチメンタルなロック・バラード風「ミラーボール」で聴かせる激しくも抒情的な歌と演奏はなかなかの芸達者ぶり。曲順そのままにステージに持ってこれそうなライヴ感で統一されているが、短めの曲で締めくくるラストはグズっていた子供が突然泣き止んで眠りだしたようで微笑ましい。激しさ故の可愛さすら感じさせる1枚。 (岡本 貴之)
-
至極痛快なり。始動から10年目での満を持した初フル・アルバムにおいて、彼女たちはその類まれなるケダモノぶりをフルに発揮しているのだ。ノークリックで録ったという激烈な「限界突破(2023ver.)」、パクチーに対するヘイトをファンキーに綴った「ゲゲゲのパクチー(2023ver.)」、BMI 25以上の民たちから熱い共感を得るに違いない「バイバイポムニィ~デブよ大志を抱け~」、失恋女子への応援歌「くだらない男に捨てられたくらいで落ち込まないで」、奇想天外な斬新トリッキー・チューン「異世界転生バンドマン」、バンドのリアルを歌った「虎の娘、名はラミー」。そして、彼女たちのこれまでを描いた「歩み」と、これからを託した「パレードはつづく」。全編聴きどころしかない1枚かと!(杉江 由紀)
-
新たなベーシストを迎えて新体制となった4人組ガールズ・バンドの2年ぶりの新作。バンドマンとして生きていく楽しさも厳しさも同居した1枚で、ファンキーなアレンジに乗せて盛り上がる前代未聞のパクチーdisパーティー・ソング「ゲゲゲのパクチー」から、内面の葛藤を曝け出す「Who are you?」、「1110」まで、曲ごとの感情の浮き沈みが激しく、虎の子と言いながらこれでもかと人間臭さが出ている。特筆すべきは、マザー・ヤナギ(Vo/Key)の歌唱力の高さと、演奏が感情の起伏に寄り添ったアレンジになっていること。20代前半でキャリアも浅いバンドながら、堂々たる貫禄を感じてしまうのはそんなところからだ。ラストの「太陽はまた昇る」は、すべてが報われるような清々しい気持ちにさせてくれる。(岡本 貴之)
-
超能力戦士ドリアンの約2年ぶりの新音源。この2年間ライヴに力を入れてきた印象のある彼らが自身のレーベルから発表するミニ・アルバムは、本誌読者ならあるあるだろう「被りまくりタイムテーブル」や、ライヴ定番曲であり"〇〇と同じ"シリーズの新作「ヤバイTシャツ屋さんと同じ人数」(本家を意識したと思われる高音ヴォーカルも入った仕上がり)などを収録した。「ドラゴンの裁縫セット(笑)」は、懐かしい小学校時代の裁縫セットをテーマにしたナンバー。目のつけどころのユニークさに加え、言いすぎだしリズムにハマっているのも含めて笑ってしまう彼ららしさが今回も炸裂しているが、新鮮な驚きは「寝るまでは今日」だ。お洒落なダンス・ミュージックにいい声の低音ラップまで披露しており、作品のアクセントになっている。(稲垣 遥)
-
前作を発売した4日後に、ステイホームのお供にとなんと8週連続で新曲を配信リリースすることを発表したドリアン。その8曲+未発表曲+ボートラ収録というミニ・アルバムのボリュームを超えた1枚が到着した。やっさん(Gt/Vo)の思いつきツイートに寄せられた、リスナーの"やりたいけど自粛してること"を曲の中で実現させた「今は曲の中やけど」は心が温まるし、けつぷり(Gt/Cho)が"カンデミーナグミ"好きを公言していたことから決定したタイアップ曲「カンデみ~んなハッピー!」は、このなんでもありな彼らほど"タイアップ"に適任のバンドはいないのではと思うほどの仕上がり。Twitterに投稿されている各曲の手作り感溢れる映像&"フラッシュ動画"を彷彿させる「万有インド力」MVも併せて楽しもう。(稲垣 遥)
-
初の本格的な全国ツアーや東阪ワンマンの経験を経て、リスナーの存在をより実感したという超能力戦士ドリアンの2ndミニ・アルバム。"全曲キラーチューン"を念頭に制作したというだけあって、これまで以上にキャッチーさが爆発! さらに、新たにエンジニアを迎えて制作が上げ潮に乗ったことにより、初のメタル曲やシャウトにも挑戦するなどの曲調の振れ幅だけでなく、各パートのフレーズの聴き応えも増している。また歌詞の部分でもいわゆるネタ曲だけでなく、ラストに据えた「満足バロメーター」を筆頭に、バンド自身のメッセージを込めたナンバーも必聴。聴き手、そしてライヴに来る人全員を楽しませたいという彼らの信念はより強く根付き、"名盤"と自らで太鼓判を押す自信作となった。(稲垣 遥)
-
"ワン!チャン!!~ビクターロック祭り2018への挑戦~"でグランプリを獲得し"ビクターロック祭り2018"への出演を果たしてから一気に注目度を上げた、いきものがかりと同じ編成の抱腹絶倒3ピースによる初の全国流通盤。自主制作盤でリリースした楽曲の再録と新曲の計5曲を収録している。笑わせて盛り上げるステージ・パフォーマンスだけでなく、リズム隊が不在という編成を生かし、ユーロビートやエレクトロなど、バンド・サウンド以外のジャンルに振り切った楽曲展開ができる"なんでも屋さん"っぷりも彼らの強みだ。ひたすらにキャッチーなメロディやパロディ・センスも人懐こい。今回の5曲は、自分たちに関連する事柄をテーマにした楽曲がほとんどのため、歌詞の側面から見てもバンド自己紹介編と言える。(沖 さやこ)