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INTERVIEW

Japanese

Leap Light

 

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Member:綾部 壱晴(Gt/Vo) 上江洲 佳(Ba) 秋元 ライス(Dr)

Interviewer:高橋 美穂

-歌詞の世界としては、子供から大人になる、まさに綾部さんの今を切り取っている感じがするんですけど、これは意識的なものなのか、書くとそうなってしまうのか、どちらなんでしょう。

綾部:後者ですね。すごくいっぱい曲を作ってるんですけど、バンドに出す曲は厳選していて。そこで選ばれる曲は、短時間で書いた曲が多いんです。ギターを弾きながら出てきたメロディと歌詞を、あとでちょこちょこ修正するっていう書き方なんですよね。

-感情を大切にされているんですね。ただ「世界一長い夜」は"曲作りに凝った"とおっしゃっていましたが。

綾部:曲を作るときはいつも、僕が最初に弾き語りの動画をグループLINEにアップして、そのあとのスタジオでメンバーと合わせていて。ベースは基本ノータッチで、ドラムは"こうしてほしい"って言うんですけど、そこで凝ったかな。アバウトな指示しかしないくせに、(秋元に)実際にやってもらって"それは違う"って言ったりしていました(笑)。

秋元:大変ですよ(笑)。

-無茶な要望を秋元さんにしつつ(笑)。綾部さんご自身の歌もキーが高いですよね。

綾部:ライヴでも、最初は声が出なかったです。

-この曲からも感じますけど、"大人になりたくない"という気持ちが綾部さんの中にもあるのでしょうか?

綾部:あると思います。群馬に母親の実家があって、小さいころは夏休みとかに遊びに行ってたんです。この前久々に行ったら懐かしくなって、帰りの車の中で"あぁ、大人になっちゃってるわ......"って思ってしました。

-じゃあ、年を重ねたら歌詞のテーマも変わっていきそうですね。

綾部:たぶん変わっていくんでしょうね。この1年だけでも変わったんで、まだまだ違う音楽になっていくと思います。

-この曲(「世界一長い夜」)を"BIG UP!"に登録してから、リアクションはありましたか?

綾部:ちょいちょいTwitterに上がってます。嬉しいですね。

-ゆくゆくはアルバムなども、全国流通で出したいですよね。

綾部:いやぁ、本当にそうですね!

-今度、"GIANT LEAP"の無料招待イベント(8月8日に専門学校ESPエンタテインメント東京にて開催される"GIANT LEAP THE LIVE vol.1")にもご出演されますが、意気込みを聞かせてください。

綾部:優秀アーティストに選ばれたっていうより、選んでもらったと思っているので、音源で伝わらない部分をバチっと出せればいいかなと。

-楽曲からは、汗水垂らして歌い鳴らす様子が見えますが、実際のライヴは?

綾部:そのまんまだと思います。

-ちなみに、先ほど"いっぱい曲を作っている"とおっしゃっていましたが、生みの苦しみはないタイプですか?

綾部:いや、いっぱい作るけど"ダメだ"ってなっちゃうんです。

上江洲:新曲の動画を見せてもらったあと、しばらくスタジオに入らなかったら、"もうあの曲(バンドで合わせなくて)いいや"ってなったこともありました。

綾部:曲を作り終わってライヴでやっても"やっぱり好きじゃないからやりたくない"ってなることもありますね。歌いたくなくなってしまって。

-お客さんにウケるからやるとかじゃなく、自分の感情が乗るかどうかが本当に大事なんですね。

綾部:そう、まさにそうなんです。