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COLUMN

アルカラ 稲村太佑の「なんでもドラマ化計画」【第2話】

2012年09月号掲載

アルカラ 稲村太佑の「なんでもドラマ化計画」【第2話】

お疲れ様です。まさかの第2回があったんですね!!何気ない写真を一気にドラマ化してしまうその名も「なんでもドラマ化計画」のお時間がやってまいりました。お相手はわたくしアルカラのボーカル・ギター・タンバリンたまにバイオリンの稲村太佑がお送りいたします。

第2話「メール機能が別な発展を遂げたならの巻き」


昨今では、待ち合わせ、友達や恋人との連絡手段として携帯電話のメール機能を当たり前のように使っている。「もうすぐつくよ」とか、さらに「よろしくおねがいしますm(__)m」など、顔文字をセットにしてよりリアルに気持ちを伝えるという小技も横行し始めた。さらに絵文字やデコメなどに発展していき、写真までもメールで送れる時代がやって来た。もはや地球上の何処にいようとも瞬時にリアルでホットな情報を共有し合える時代が来たと言って過言ではない。

そんな携帯電話が普及する前は、ポケベル(ポケットベルの略)というのがあったのだ。稲村少年が若かりし頃、緑の公衆電話にテレホンカードを差し込んでよくピポピポメッセージを送ったものだ。ポケベル出現当初は「あいうえお変換機能」が無く「10-724106」(いまなにしてる)など数字のみで自分の気持ちを相手に伝えたりした。他に「1410」(明日)と「14106」(愛してる)「106410」(TELして)など凄く似ているものも多く、読む側にとっても暗号を解読するような楽しみがあったりした。

それ以前になるとまず家の電話、そして手紙、電報、モールス信号、早馬、のろし、大声、など遡っていけば切りが無い。ただ、ひとつ言えるのがここ20年ほどで「急激な情報伝達手段の変化」がなされたという事である。

今回、前置きが長過ぎたが、もし携帯電話というものがこの世に存在せず「メール機能というものが別な形で発展したのなら」を考えた。その答えがこれだ!

「電話」ではなく、「電車」にてメッセージを伝えるというもの。1通50000円、3文字まで、いかがでしょうかー?終電割、始発割もあります。ラッシュ時は混雑するため一駅ずつとさせていただきます。なお漢字の使用はできません。すべて平仮名にてお願いします。

あ、あの、こんな感じでいかがでしょうか?えっと、いまから「電車男」のドラマでもレンタルしにいこうかと思います。どの時代も気持ちを伝えるためにみんな精一杯やってきたんだぜ。

それでは最後にこれ解読してみてください「8286 178 10020 02106 10144-2」

当コラムでは「この写真をドラマ化してください」という投稿も随時募集しております。ちなみに前回は0件でした。有り難うございました。

想像力の果ては宇宙の果て。
みんなも楽しい想像(妄想)を。んじゃー。

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