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INTERVIEW

Japanese

Mr.FanTastiC × Skream! × バイトル

2019年09月号掲載

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Member:メガテラ・ゼロ(Vo) つっくん(Gt) ナナホシ管弦楽団(Gt) ふじゃん(Dr)

Interviewer:村岡 俊介(DJムラオカ) Photo by ポチりさ

Mr.FanTastiC × Skream! × バイトル
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曲を作っているときも、"あ、そういうのここに入れてくるん!"みたいなワクワク感がある(つっくん)


-みなさんアルバイトの経験が生きてますね。ナナホシさんの搬入はあまり生きていない感じですか?

ナナホシ:バイトをしているときに、"こんなん嫌やなぁ"と思ってやめたんです。そこから2年くらいバイトせずにギリギリでやっていて。でも、それがなかったら音楽で食べてなかったかもしれないですね。そういう意味ではやめて良かったのかなと。

つっくん:その間はどうしてたの? 仕送り?

ナナホシ:BGMを作るとか。完パケして2万円とかで。

-アルバイトというより個人事業主。

ふじゃん:だから確定申告とかでは大先輩ですね(笑)。

ナナホシ:そのときはCDのプレスの発注とかも全部やって。

つっくん:作曲から、デザイン、納品まで全部やってたんやろ? すごいな。

-ジャケットのデザインは自分たちではないですよね?

メガテラ:最初のアルバムだけは自分たちでやっていましたね。

つっくん:マジの自主です(笑)。

-グッズとかは?

メガテラ:グッズはポニーキャニオンがやってくれていて。センスがないので、あれは俺らじゃできないですね。

つっくん:音楽以外は苦手です(笑)。

メガテラ:センスはないのにこだわりが強いので、ちょうどいいのがなかなかできなかったんですけど、そこをポニーキャニオンが全部やってくれていて。

-それは一緒にやっている意味がありますね。では、バイトをしながら夢に向かっている学生さんたちにアドバイスなどはありますか?

メガテラ:何よりもお金が一番大事。好きなものを食べたかったらお金がないとダメ、遊びにいきたくてもお金がないとダメ。そのためにお金は大事やから、稼げるときにしっかり稼いで遊んでください。あとは、何か自分で稼ぎたいってなるまでに自分で仕組みを知っておかないと。山勘でやるだけでいいっていう世界はないですから、そのための経験としてバイトをするのは絶対に大切ですよね。絶対に関係ない仕事じゃなければ、経験のためになんでもやっていいと思いますよ。

-全然関係なさそうに見えても生きてますもんね。

ふじゃん:バイトのメリットって、あまり時間に縛られないことで。そのメリットをしっかり使って叶えたいことをしたらいいんじゃないかなと思いますね。

ナナホシ:ただ、夜勤は身体のバランスを崩さないように気をつけたほうがいい。何をするにしても健康第一。

つっくん:なんの仕事でも真面目にやっていれば自分の人生に生かせる何かが得られると思うんです。言葉使いとか、人への思いやりとか、学校だけだとわからないことに気づく練習になるんじゃないかなと。一生懸命やるっていうのは大事かなって思いますしね。

-ではここからはドリームバイトの千さんにバトンタッチします。

千:千と申します。緊張しているので何を言い出すかわからないんですけど、よろしくお願いします。

メガテラ:ヤバいときは止めます(笑)。

千:私は、聴いていて思わず身体を揺らしてしまうようなMr.FanTastiCの曲が大好きで、マイブームは「Liar,Liar」(2019年6月リリースの1stシングル『絶走』収録曲)です。みなさんの中で、これは優勝だっていうようなMr.FanTastiCの曲はなんですか?

メガテラ:全部好きですけど、「バースデーバースデー」(2019年6月リリースの1stアルバム『START DASH TURBO』収録曲)っていう誕生日を祝う曲があって、あれが一番好きですね。

千:私も好きです。いつもライヴで観ていて私も祝ってほしいなって。4月4日が誕生日なんです。

メガテラ:そんな不吉なときに生まれたの?

一同:(笑)

ナナホシ:ちゃんと祝ったれよ(笑)。

千:幸せの4なんで(笑)。

メガテラ:なるほど! 他の曲はある?

つっくん:難しいけど、思い入れのある曲は「ベストアンサー」(『START DASH TURBO』収録曲)かな。僕が最初に作った曲なので。

メガテラ:あれが始まりですもんね。バンドを結成しようって作ってくれて。

つっくん:"バンドを結成しました"、ドンって発表した曲なので、あそこから始まったっていう思い入れが強いです。

ナナホシ:俺も「ベストアンサー」かな。熱が入っちゃう曲で。

メガテラ:ライヴでどんどん気持ち良くなっていくんですよ。

ふじゃん:「ベストアンサー」のイントロで、つっくんにピンスポが当たったときの後ろ姿にグッと来ますね。あと「Envy & Clap」っていう曲があるんですけど、その曲ではお客さんも見えて、メガテラさんの後ろ姿も見えてっていうのが気持ちいいです。

メガテラ:曲もどんどんできていくので、ライヴで楽しい曲が一番になっていくと思うんです。最初に作った曲が強いのでそこに勝てるように頑張っていかないとなと。

千:いつもファンはライヴで踊るとかしてライヴを楽しんでいると思うんですけど、みなさんはどんな気持ちや思いでライヴをしたり、曲を作ったりなさっていますか?

つっくん:"こんなんおもろいんちゃうん"とか?

メガテラ:まずは自分たちとして、とにかくカッコいい、楽しい曲としか考えていないんですよね。あとからお客さんを入れて楽しんでいくことを考えてます。最初から最後まで自己満足のわがままなんですよ。

つっくん:曲とかを作っているときも、"あ、そういうのここに入れてくるん!"みたいなワクワク感があって。ふたり(ナナホシ、つっくん)でデモを作って投げると歌が乗って返ってきて、"あ、ここでそういう歌い回し!"とか、ドラムのレコーディングをするときに"そこでそのフィルを入れるんや!"とかね。

メガテラ:俺らの曲は"マインクラフト"よね。いつまでも遊んで作っていく。

つっくん:曲ができあがって"よし、これで"じゃなくて、そこにどんどんくっつけて作っていくような。ライヴごとにも変わっていくもんな。