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INTERVIEW

Japanese

空想委員会

2015年01月号掲載

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Member:三浦 隆一 (Vo/Gt, 委員長) 佐々木 直也 (Gt) 岡田 典之 (Ba)

Interviewer:沖 さやこ

-雪国だけど、マフラー少女は"スカートはいて自転車こいで"たんですね。

三浦:スカートでしたね。青森の若い女の子は、寒いんだけど意地張ってる感じがあるんですよ。女子高生とかもものすっごいスカート短いんですよ。それなのにストッキングも履かないぐらいの。ただ、マフラーはがっちり! 寒いんでしょ? そんなに我慢してスカート履かなくてもいいのに! と思いつつ、その意地張ってる感じがまた素敵だなと。東北の女子のそういう姿勢はかっこいいですね。

-そこまで考えてもらっているなんて(笑)! 寒さに耐える女子たちも浮かばれます。サウンドもどんどん攻めているので、そろそろ攻めた描写のある歌詞なんてどうでしょう?

三浦:(笑)僕の書く曲は、どの曲も何も巻き起こってないんですよね。

佐々木:でもそういう人ばっかりだと思うよ。

-たしかに人生そうそう巻き起こらないですしね。その巻き起こらないリアリティをドラマティックに、夢のあるものにしているのが空想委員会の音楽だと思います。

全員:おっ!

三浦:じゃあこのままでいいってことですね!

-(笑)演奏陣はどんどん頼もしくなっているので、そのときそのときの三浦さんを出していってくだされば大丈夫です。2014年はメジャー・デビューもして、2015年はこの『空想片恋枕草子』でスタートを切る。どんどんバンドは加速モードですね。

佐々木:やりたいことがどんどん実現していってますね。仕事も辞めて、音楽だけに没頭して。2014年は、高校のころからお客さんとして遊びに行っていたCOUNTDOWN JAPANにも出演できて超嬉しかったです。2013年のCDJでは友達に"あれ? なんでフロアにいんの?"なんて言われて超悔しくて、"うっせーバカ"って(笑)。

三浦:"うっせーバカ"って、返しが子供だよ(笑)。

佐々木:(笑)2013年は悔しいことばっかりだったんですけど、2014年から少しずつ夢が叶ってきてるんで。これから先もどんどん新しい夢を作っていきたいですね。

岡田:2014年は濃厚すぎて目まぐるしすぎて"あれもやらないと""これもやらないと"という感じで。でもそれが経験できたので、2015年は同じくらい忙しくても、1個1個をしっかり見ていけるんじゃないかな、見ていきたいなと思います。

三浦:2014年ほどバンドをやっていて良かったと思った年はなくて。音楽をやっていて、憧れのアーティストさんたちに会えたのは、みんなで頑張ってきたからだと思います。あと"ちゃんと仕事として音楽をやれているんだ""音楽で生活して生きているんだ"というのを"大歌の改新"に出てくれた他のバンドのライヴを観ているときに思って、すごく感動して。だから2015年は"音楽で生きているんだ"と自信を持って活動していきたいですね。

-そして2月1日には"大歌の改新 外伝"として、過去最大のキャパシティ、Zepp DiverCity Tokyoでの単独公演が決定しています。

佐々木:単純に、このバンドでZeppでワンマン・ライヴができるのは嬉しいです。

岡田:憧れのステージだしね。

佐々木:そうだね。キャパも大きいから、もちろん動員は頑張らなきゃいけない。たぶんファンの人もそう思ってると思います。けどやっぱり、このステージに立てるのはお客さんのお陰でもあるし、ライヴ制作の人や会社も"Zeppで行ける!"と思ってくれたから決まったので、いろんな人の期待に応えられるような日にしたいなと思います。2015年の1番最初の大事なライヴになると思うので、しっかり準備をして、思いっきり臨みたいと思っています。