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"YATSUI FESTIVAL! 2022"、最終出演者に忘れらんねえよ、山内あいな(サイサイ)、ちゃんもも◎(バンもん!)、新しい学校のリーダーズ、竹内アンナ、THE 抱きしめるズら決定。ニコ生事前特番も
2022.05.26 12:00
お笑いコンビ エレキコミックのやついいちろうが主催する音楽とお笑いのエンタテインメント・フェス"YATSUI FESTIVAL! 2022"。6月18日、19日に開催される同イベントの最終となる第4弾出演アーティスト60組が発表された。
■第4弾発表アーティスト
新しい学校のリーダーズ / I's / ぁみ(怪談家) / 井戸田 潤(スピードワゴン) / 伊山亮吉 / エキストラ / エレキコミック / 大槻ケンヂ / おくまん / 角銅 真実 trio? / かにゃ / 鬼頭 哲(渋さ知らズ) / きみがすきだよ / サツマカワRPG / THE 抱きしめるズ / 鹿乃さやか(君のための歯医者さん) / しまおまほ / ジャパネーズ / シロたろし / 新東京 / 大豆デンキュー / 高城れに / 竹内アンナ / 竹内ズ / 田中 貴(サニーデイ・サービス) / たなしゅう / 玉置標本 / ちびシャトル / チャンス大城 / ちゃんもも◎(バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI) / チュランペット / 月野帯人 / 月見峠 / DJ戦隊デッカチャンヤッコチャン / DJ響 / テニスコート / 堂島孝平 / トリプルファイヤー / どんぐりたけし / 虹のコンキスタドール / ニッキューナナ / 爆烈Q / 橋田じょうじ / ブーメラン学園 / 藤子 / ホシカワ / ポルコ / マキタスポーツ / 街裏ぴんく / 宮下雄也 / ムフロンズ / 無明院タク / 山内あいな(SILENT SIREN) / ようなぴ(DJ set) / ランボルマーチン / れいちも / 惑星ボルヘス / 忘れらんねえよ / 渡部真一(渋さ知らズ) / わんふぁす!
いったん最終となる第4弾発表では、海外でも国内でも勢いよく活動している新しい学校のリーダーズやライヴの熱さが定評の虹のコンキスタドール、ミュージシャン勢も竹内アンナ、THE 抱きしめるズなど層の厚さで勝負。マキタスポーツ、大槻ケンヂ、月野帯人、堂島孝平らの常連陣がどういった登場の仕方をするのかにも注目だ。
■やついいちろうコメント
やついフェス2022最終アーティスト60組の発表です。これにて全アーティストが出揃いました。今年も全部で212組もの出演者が渋谷に集まってくれます。ミュージシャン、お笑い、アイドルなどなどジャンルレスなフェスになっているので、今まで観たことがなかったアーティストに触れられる機会は日本一のフェスになってます。是非皆さん、6月18、19日は渋谷に遊びに来てください!
また近日タイムテーブルが発表となるが、それにあわせてニコニコ生放送で事前特番が決定。豪華ゲストと一緒にタイムテーブルを見ながら今年の"やついフェス"をひもとく。放送は6月2日20時30分からとなるので、ぜひチェックしよう。
▼イベント情報
"YATSUI FESTIVAL! 2022"
6月18日(土)、6月19日(日)
会場:Spotify O-EAST / Spotify O-WEST / Spotify O-nest / Spotify O-Crest / duo MUSIC EXCHANGE / clubasia / 7th FLOOR / LOFT9 Shibuya / HARLEM PLUS / 東間屋
WEB視聴プラットフォーム:LINE LIVE / LINE RECORDS / ニコニコ生放送 / YouTube and more
出演者はこちら
[チケット]
・先着先行一般チケット1日券 ¥6,900(ドリンク別)
※渋谷会場の周遊チケット、当日リストバンド交換
・VIPチケット1日券 ¥35,000(ドリンク別)
※一般チケット同様の内容に加え特典があります
■先着先行(イープラス):https://eplus.jp/yatsuifes/
主催 : やついいちろう
制作:シブヤテレビジョン / トゥインクルコーポレーション / SALMONSKY / ディスクガレージ
協力:中京テレビ放送株式会社 / ディスクガレージ / ニコニコ生放送 / LINE RECORDS / duo MUSIC EXCHANGE / Culture of Asia / 株式会社おたのしみ研究所 / LOFT9 Shibuya
公式サイト:https://yatsui-fes.com/
キー・ヴィジュアル クレジット
アートディレクション:太田雄介 /イラストレーション:我喜屋位瑳務
名古屋会場"NAGOYA GIRLS FESTIVAL"
6月18日(土)キャナルパークささしまパークエリア(1号公園)
オフィシャル・サイト:https://www.ctv.co.jp/nagoyagirlsfes/
主催 : 中京テレビ放送
▼配信情報
"やついフェス2022 決起集会"
6月2日(木)20:30 START
出演 : やついいちろう ほか(出演ゲストは近日発表)
放送プラットフォーム : ニコニコ生放送
視聴URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv337071468
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年内をもって活動休止することを発表したSILENT SIRENが、初のオール・タイム・ベスト・アルバムを2作同時(合計64曲!)リリース。"POPなサイサイ"をパッケージ化した『SILENT』は、インディーズ時代の「ランジェリー」から幕を開け、ライヴ定番曲中の定番曲「チェリボム」や、彼女たちが"ポップ"と"キャッチー"を追求した「恋のエスパー」ほか、聴いているだけで心が踊ったり軽くなったりする曲たちが収められた。リリース年代順に収録されているため、アルバムが進むごとにすぅの声質が徐々に大人びていく"オール・タイム"ならではのグラデーションも堪能することができる。ガールズ・バンドだからこそ表現できる"かわいさ"の結晶のような1枚だ。ボートラとして未発表新曲もあり。(宮﨑 大樹)
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2作同時リリースされるオール・タイム・ベスト・アルバムのうち"ROCKなサイサイ"をセレクトしたのが本作。デビュー時から"読モバンド"であることを揶揄されてきた経験のある彼女たちには、それらに対する熱い反骨精神、気高いロック・スピリッツが宿る――そう思わせてくれる全32曲が収録された。音楽性やテーマ性としては、ダンス・ロックの「フジヤマディスコ」、メロコア・チューン「HERO」、まさかのコラボレーションで驚かせた「天下一品のテーマ」など、11年の活動で培ってきた幅の広さを誇示している。"POPなサイサイ"を表現した『SILENT』と併せて聴くことで、サイサイの魅力とは二面性こそにありと気づくはずだ。なお、こちらには『SILENT』とは異なる未発表新曲が収められている。(宮﨑 大樹)
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スペシャルな企画で行っている年末恒例ワンマン・ライヴを映像化。2019年末のテーマは"HERO"。ライヴ直前には同タイトルのEPが配信リリースされたが、"誰もが誰かのヒーロー!"をコンセプトにパワフルでエモーショナルな一夜を作り上げたライヴだ。ビルを模したポップで巨大なセットが組まれたステージを、目にするだけでも高揚感があって、2020年が結成10周年となったサイサイのプレアニバーサリーのようである。特に2020年はコロナ禍でライヴが開催できない、観客も以前のようにライヴに参加できない状況になってしまったこともあって、ここにある多幸感、会場の一体感は格別なものに見える。「HERO」、「OVER DRIVE」など、のちにアルバム『mix10th』に収録された曲も初披露された。(吉羽 さおり)
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今年2020年にバンド結成10周年を迎えるSILENT SIRENの10周年記念アルバム。本作は、ゴールデンボンバーの鬼龍院 翔(Vo-karu)が提供した、ライヴで盛り上がること間違いなしの「聞かせてwow wowを」、彼女たちにとって初めてアーティストを招いた1曲「Up To You feat. 愛美 from Poppin'Party」など、いろいろな味の曲が入ったまさに"mix10th"="ミックスジュース"な1枚に。"自分たちにとってバンドとは、メンバーとはどういう存在なのか"という問いへの答えが歌われたリード曲「Answer」は、今後のバンドの歩む道を祝福しているかのよう。ガールズ・バンドの象徴的な存在として走り続けてきたバンドの未来はこれからも明るいと確信した作品。(宮﨑 大樹)
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SILENT SIRENが平成最後の"サイサイの日"である平成31年3月13日にリリースする6thアルバム。リード曲である「恋のエスパー」は、彼女たちが本作で"ポップとは?"、"キャッチーとは?"と突き詰めた末に完成したアップ・チューン。底抜けに明るいサウンドとすぅから放たれるエネルギー溢れる歌声は、聴いているだけで活力が満ちていくようだ。掛け声を入れる部分や振付も用意されており、ライヴ映えも間違いなし。そのほか神泉系バンド、フレンズのひろせひろせ(MC/Key)が手掛けたシティ・ポップ「Letter」でサイサイの新しい表情を見せたり、「ALC.Monster」や「Attack」ではアグレッシヴな演奏も見せたりと、彼女たちの魅力を多角的に捉えた作品に仕上がった。(宮﨑 大樹)
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ほのかに切なさが宿るイントロの印象的なギター・フレーズと、ブルージーで疾走感があるビートに乗るポップな"nineteen nineteen"のコーラスをアクセントに、眩しい夏のシーンが浮かび上がるサイサイの新しい夏曲。日が沈む前に、夏が終わる前に、あの子に想いを伝えなきゃとソワソワ、ドキドキとしている臨場感をメロディとサウンドで紡ぎ出す「19 summer note.」は、いつも共に曲制作を行っているクボナオキだけのアレンジでなく、メンバーそれぞれもアレンジを手掛けた。現在、3月から続く全国ツアーの真っ最中であり(早くも現ツアーからのライヴ音源も収録)、高いモチベーションとバンド・グルーヴが、このアレンジに存分に発揮された。これからのライヴ、フェスに映える1曲に、c/w曲「天下一品のテーマ」も必聴。(吉羽 さおり)
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レーベルを移籍して初のフル・アルバム。2017年は『フジヤマディスコ』を始めとする3枚のシングルをリリース、メジャー・デビュー5周年を記念するツアーを国内外で行い、初の武道館公演2デイズも大成功に終わらせるなど、タフなガールズ・バンド・ライフを思いっきり体現してくれた。そうした活動の集大成であり、新たな一歩となる力強さがタイトルに表された1枚。デビュー以来の魅力であるポップ・チューンがアップデートされた印象の「パパヤパヤパ」の明るさや楽しさと、緊張感漂う「KNiFE」のエッジの効いたサウンドの両面にバンドの魅力を感じることができる。新たなアンセムになること間違いなしの「ODOREmotion」など、ライヴでの再現が楽しみな、とてつもないエネルギーに満ちた作品だ。(岡本 貴之)
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ポップさやパンキッシュな曲、切ないバラードからキュートでちょっとシニカルな曲など多くのサイサイ・サウンドがあるなかでも、"サイサイの代表曲を作る"というテーマで完成した表題曲「ジャストミート」。イントロのキラー・フレーズで心を掴んで、スピード感に溢れ、キメもふんだんに盛り込んだロック・サウンドをかっ飛ばしており、会心の一撃と言うに相応しい。移籍を経て、楽曲的な新しいチャレンジと、これまでの持ち味をより深化させることを同時に加速させる、今の4人の一体感や勢いというものが落とし込まれている。カップリング曲「フユメグ」は、凛とした透明感のある冬の空に映えそうなキラキラとした多幸感のある曲。こちらもサイサイ印が凝縮された、濃い1枚だ。(吉羽 さおり)
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EMI Records移籍第2弾の両A面シングル。前作リード曲「フジヤマディスコ」とは好対照なミディアム・バラード「AKANE」は親への感謝、家族愛が歌い上げられており、タメの効いた演奏が高揚しながらエンディングへ向かう様がドラマチック。「あわあわ」はカラフルでキュートなポップ・ソングながら、サウンド自体は結構ラウドなところが面白い。この2曲は共にTV番組のテーマ・ソングということもあり、ある程度テーマに沿ったものになったようだが、カップリングの「Kaleidoscope」は意外性のあるアレンジが聴きどころ。鋭いキメを多用してポスト・ロック的な演奏を聴かせる序盤から、ダンサブルにリズム・チェンジして開放感を感じさせるサビ、3拍子を挟んで間奏に入っていく展開まで、緊張と緩和が実に巧みで、サイサイの新しい魅力を発見できる曲だ。(岡本 貴之)
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昨年12月30日に行われた東京体育館でのワンマン・ライヴで、ユニバーサルミュージック内のレーベル"EMI Records"に移籍、バンド・ロゴも変わることを発表したSILENT SIRENの移籍第1弾シングル。"フジヤマディスコ"というタイトルからはちょっとユーモラスな曲なのかな? という第一印象を受けるかもしれないが、とんでもない。冒頭のギターのカッティング、ベースのスラップを聴けばグッと身体が前のめりになるはず。演奏からも歌詞からも"ガールズ・バンドの頂点を目指す"という彼女たちの意気込みがこれでもかと伝わってくる楽曲になっている。CD初収録の「ワカモノコトバ」を含むメンバー・セレクションによるベスト・アルバム『Silent Siren Selection』も同時リリース。 (岡本 貴之)
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青春パンクをかき鳴らしていたTHE 抱きしめるズが、それまでギタリストだった篠崎大河がリード・ヴォーカルを取る形で復活。メンバー交代も経て、満を持して新体制初アルバムを完成させた。メロディアスなギターから始まるモータウン調のオープニング・チューン「偉大な凡人」から、これまでのイメージをなんとも美しく塗り替える。何度転んでも諦めなかった篠崎だから歌える、再始動を宣言するナンバーに、聴き手を優しく包み込む素朴な歌声がハマっていて好印象だ。リード曲「Have a good life」では爽やかなメロディと、シンセサイザーも採り入れた近未来的サウンドの融合で新境地をアピール。哀愁と深みを増した詞世界と、懐かしさもあるグッド・メロディにキュンとする。意欲溢れるリスタートに拍手を贈りたい。(稲垣 遥)
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初期衝動がほとばしりまくりの、問題作であり1stアルバムである『脳内デート』でとんでもないインパクトを残したTHE 抱きしめるズ。今作ではサウンドが大人になってます!(といっても、メンバーは23 歳にして童貞記録を更新中のようですが......)前作のような勢いを全面に押し出した楽曲もいいけれど、センチメンタルなソングライティング・センスが光る今作に、彼らの真骨頂をみました。甘酸っぱい青春系とあなどってかかるとエラい目にあいますよ。純真無垢なフレーズにストレートすぎる楽曲が相まって、よからぬ化学反応を発生してる。銀杏BOYZ ではアツすぎる......、おとぎ話よりもうちょっとロック色が強いのがお好みという方、THE 抱きしめるズを聴いてみて!!(花塚 寿美礼)
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現6人メンバーで10周年を迎えたバンもん!の3度目のメジャー・デビュー・シングルは、キャッチー且つキュート且つコミカルなサウンドでメンバーの個性を引き出したQ-MHzによる「NINJA NAKAYOSHI」と、切ない恋心をメルヘンなメロディに乗せかわいく歌う清 竜人による「あの子の前ではこんなに優しい顔はしないでいてね♡」の豪華両A面。エンターテイナーとしての自信、この先の未来へと目を向けたかのようなチャレンジ精神、そして不屈の魂。"ノーリミットラブアンドピース"をキャッチコピーに掲げ、それぞれが自分が好きなことを全力で肯定してきた彼女たちの勇ましい姿が目に浮かぶ。壮大で、でも等身大で、少女のようなかわいらしさもあり、大人のカッコ良さもあり。華麗にアップデートしたバンもん!の傑作の1枚。(藤坂 綾)
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バンもん!の約4年ぶりとなるフル・アルバムが完成。文句なしに素晴らしいし、間違いなく自信作だろう。10周年を迎えますます自由度と純度を増していくのは、それぞれの人生に責任を持ち、それをしっかりと受け入れているからこそ。アイドルなのに人間臭くて、アイドルなのにリアルで、それでいてとことんハッピーへと導いてくれる姿は、まさに人生そのもの。今作ではメンバーそれぞれがプロデュースした曲も収録され、6人の個性や人間性もよりいっそう浮き彫りになっている。誰もが理想や完璧を求めてもがき、その不様さに気づいてはまた落ち込んだりして。そんな人生を美しいと讃え、生きる力に変えてくれる魔法のようなリアルがこの1枚には詰まっている。そしてバンもん!の新たな旅がまたここから始まる。 (藤坂 綾)
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バンもん!初のベスト・アルバムが完成した。ファン投票の結果を反映して制作された本作には、ライヴ・アンセムとしてファン以外からの認知度も高いグループ初期の名曲「ショコラ・ラブ」もあれば、昨年2020年に発表された「ゴッドソング」、「レジェンドあいらぶゆー」も収められ、彼女たちがいかに長く愛され続けてきたかが伝わってくる。デビューから約9年の活動の中での変化と進化はもちろん感じられるのだが、むしろ、自己を肯定してくれて、元気と勇気を与えてくれる"心のビタミン剤"とでも形容できそうな、ずっと変わらない核の部分こそが本作の真価だと言えるだろう。新曲は「O」。エモーショナルなストリングスと鍵盤が効いた軽快なバンド・サウンドに乗せて、一途で、壮大で、切ない愛の形が歌われた。(宮﨑 大樹)
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自主レーベル"NAKAYOSHI RECORDS"からの第1弾リリース。作家として参加したのは、田中秀和(MONACA)、朝日(ネクライトーキー/Gt)、ラブリーサマーちゃん、村カワ基成の4人。個性豊かな作家陣が名を連ねているが、どれもがバンもん!のカラーに染まっているのは、彼女たちの強力な個性と作家陣からの愛の賜物だろう。冒頭の歌い出しと歌詞から耳を持っていかれる「ゴッドソング」は中毒性抜群。カラフルな音世界は、バッド・ニュースばかりの昨今の空気を吹き飛ばすパワーを持っている。改めましての自己紹介ソング「6 RESPECT」はファンキーでゴキゲンだし、嫌なことを忘れて踊り狂いたくなる「時刻は真夜中、踊れ少年!」、甘く浮遊感の漂う「この世に君が生きてる限り」と良曲揃い。(宮﨑 大樹)
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"ポスト・アイドル"を掲げ、グループ名をバンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHIに改めた彼女たちが完成させたアルバムは、オール新曲且つその全曲をメンバーが監修したという会心作だ。鈴姫みさこが叫ぶ"バカヤロー"が強烈な印象を残す壮大な新SE「BKYR」から幕を開ける本作は、BABYMETALの「KARATE」に対抗すべく彼女たちのスタンスや姿勢を"相撲"で表した「SUMOU」、バンもん!版「Burn」(DEEP PURPLE)だという「DAN PATSU SHIKI」、ライヴ映え間違いなしのリード曲「イミ・ナイ・ダンス」、優しいサウンドに女の狂気を乗せた異色の1曲「おやすみmuse」とバラエティ豊か。"ポスト・アイドル"のメッセージ性も相まって、アイドル史における記念碑的な1枚が生まれた。(宮﨑 大樹)
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ダブルA面の今作は、HISASHI(GLAY/Gt)が楽曲提供&プロデュースを手掛けた。このタッグは、メジャー1stアルバム『完ペキ主義なセカイにふかんぜんな音楽を♥』収録の「君はヒーロー」以来だ。「BORN TO BE IDOL」はザ・アイドル・ソングのポップさにバンもん!らしいカルチャーと、多ジャンルのミックスで、ユーモラスでキャッチーな曲に。「恋する完全犯罪」は80年代の歌謡ロックな香り漂う。ちょっぴり怖い内容も、6人の色でポップに仕上がる面白さがある。HISASHIに"個性の大渋滞"と言わしめるほど、どんな曲をぶつけていっても、ポップでぶっ飛んだウルトラCの着地をする独自のフィルターが、ソングライターの創作欲をかき立てるのだろう。改めてバンもん!のキャラの濃さを思い知る1枚だ。(吉羽 さおり)
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不甲斐ない自分も君のことも、愛情たっぷりに全肯定するロック・アンセム「Q.人生それでいいのかい?」で幕を開け、6人それぞれの"やりたいこと"を詰め込んだソロ曲が続くミニ・アルバム。山あり谷ありの人生をありのままに描きつつも、タフネスをポップに昇華していて、バンもん!のパワフルさがまっすぐ打ち出された作品だ。ソロでは、それぞれの好きなアーティストやルーツとなる人に作曲をお願いし、歌詞や曲のジャケットまで個々が手掛ける徹底ぶりに制作の楽しさが伝わる。ソロのトップを担うのが恋汐りんごの「クッキンアイドルりん♡りん♡汐りんのテーマ」で、いきなり突き抜けたパワーで走り出すのもいい。むくむくと湧き上がっている6人のエネルギーを思いきり浴びてほしい。(吉羽 さおり)
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昨年再メジャー・デビューを果たした"アイドル界のミクスト・メディア"を謳う6人組のメジャー1stフル・アルバム。15曲という収録曲数にも驚きだが、それ以上に感心するのは楽曲の振れ幅の広さ。それもそのはず、楽曲はQ-MHz、HISASHI(GLAY)、NAOTO(ORANGE RANGE)、在日ファンク、ゆよゆっぺ、アカシックなど個性の強いアーティストたちが提供している。ハッピー&キュート且つエモーショナルな歌声で乗りこなす6人。隅々まで遊び心とポジティヴィティが通いながら、時折切ない表情を見せるところもポイントだ。バンもん!の歴史を語るうえで欠かせない楽曲「ショコラ・ラブ」のアンサー・ソングも収録。6人の強い想いが隅々にまで溢れた、エネルギッシュな作品だ。(沖 さやこ)
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初のダブルAサイド・シングル。男性でも引きそうなひがみ、恨みは影を潜めつつ、実はそうした破壊衝動を押さえ込んで自分と戦いながらも、それこそ"いいひとどまり"と自覚する切なさは過去最強。しかしそこはメロディを磨き込んだことで、むしろ柴田隆浩(Vo/Gt)の力の限りの正直さと誠実さが違和感なく耳に入る仕上がりに。一方、相変わらず被害妄想一歩手前の自尊心で"スマートなんかなりたくない"と歌う怖がりの側面も健在。が、ドライヴする音像は案外スマートだったりして、音楽的進化を忍ばせるあたりがいかにも柴田隆浩である。そして「スマートなんかなりたくない」のCMエディションに柴田が思う"そんなことはスマートじゃない"が明確なので併せて聴いてほしい。このシングルがどこまで届くか? 節目になりそう。(石角 友香)
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以前のグランジ・テイストのささくれた音像にも説得力があったが、柴田隆浩、梅津拓也の新体制"忘れらんねえよ"が打ち出してきたのは、意外にもハイファイで音圧もあるストロング・スタイル。しかも1曲ごとにカラーは異なり、思い込み満載の男が、吠えるだけでなくそのままの"俺よ届け"と歌う表題曲でのタフになったヴォーカルはまっすぐ刺さる。対照的に、そんな自分を俯瞰しつつ想いを寄せる人の幸せを願う「うつくしいひと」の切なさと清々しさは新しい。また、全曲でサポート・メンバーのマシータがドラムを演奏している中でも、そのスキルが光るハイパー・ラウドで重厚な「俺の中のドラゴン」のバカバカしさも忘れらんねえよならではだ。開き直りでも逆ギレでもなく、俺全開なのに暑苦しくないバランスに見事に着地。(石角 友香)
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例えば忘れらんねえよの柴田に、クリープハイプの尾崎世界観のようなロック詩人としての才能があったら、例えばバンドにフラワーカンパニーズのような艱難辛苦を乗り越えたキャリアがあったら、それはそれで"尊敬"の対象になってしまうだろう。ドラムの酒井が脱退するバンドの節目に、新たな決意を込めたこのベスト・アルバムには、冒頭から酒井への手紙のように受け取れる「別れの歌」が淡々と、しかし熱く綴られる。他にも新曲2曲を含め、今1番新しい忘れらんねえよからスタートし『犬にしてくれ』、『あの娘のメルアド予想する』、『空を見上げても空しかねえよ』、『忘れらんねえよ』から19曲の代表曲をセレクト。バカで被害妄想で、でも誰よりあなたを笑顔にさせたい。限りなく我々の隣で戦う男たちの真実の記念碑だ。(石角 友香)
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テレビ・ドラマを発端に"こじらせ男子バンド"としてバズを起こすなど、前作『あの娘のメルアド予想する』で再びダメな部分を吐露して以降、焦点が定まった今、投下されるのはタイトル通り、何度こけても好きなことに向かっていく"ばかもの"の歌ばかりだ。一聴、青春パンクみたいなシンプルさだが、その実、シンプルなサウンドで成立するだけのリアルな思いが詰まったタイトル・チューンや「俺達の日々」。この2曲には"世界を変えんのは優等生じゃない ばかみたいに泣いてコケにされて見下されたやつさ"という同じ歌詞が登場する意味も大きい。そして歌い始めたばかりの10代の如き柴田の声に心震える「今夜いますぐに」、殺伐と真実がせめぎ合う切実な「ここじゃないけどいまなんだ」。一塊の意志に満ちた強烈なシングル。(石角 友香)
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数々のフェス出演等、精力的なライヴ活動で、その名のごとく一度見れば忘れられない強烈な印象を残してきた3ピース・ロック・バンド、"忘れらんねえよ"の1年7ヶ月振りの2ndアルバム。1stの特徴であった柴田隆浩(Vo/Gt)の"可笑しくもやがて悲しき"個人的葛藤を歌う世界は若干影を潜め、より力強く包容力を見にまとったことにより、柴田自身の心情の変化とバンドの成長を感じさせる。先行シングル曲「この高鳴りをなんと呼ぶ」「僕らパンクロックで生きていくんだ」で聴かせたクオリティの高い粒揃いの楽曲たちをたっぷり堪能できる名盤だ。マイナビCM曲、アニメ「はじめの一歩 Rising」OPテーマ曲収録、BEAMSとのコラボ等タイアップの話題について柴田は"手段であって目的じゃない"とはいうものの、これまで応援してきたファンにとってこれらは忘れらんねえよからの回答であり、大きなプレゼントだ。 (岡本 貴之)
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