Japanese
2015.12.10
ツタロック DIG "LIVE!!" Vol.01
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ツタロック DIG "LIVE!!" Vol.01
12月10日(木)TSUTAYA O-nest
開場 18:00 / 開演 19:00
出演:BURNOUT SYNDROMES / polly / マカロニえんぴつ
料金:スタンディング ¥1,200(税込/1 ドリンク代別)
チケット発売 10月24日(土)10時~
・ぴあ (Pコード:280-379)
・e+ https://sort.eplus.jp/
INFO:TSUTAYA O-nest 03-3462-4420
VENUE INFORMATION
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2022年から毎年ワールド・ツアーを開催し、今年は初のアメリカ単独ツアーを成功させる等、近年ワールドワイドに活躍の幅を広げているBURNOUT SYNDROMES。約3年半ぶりのオリジナル・アルバムはそんな背景もあり、ぐっとスケール感がアップした印象だ。また彼等同様アニメ・シーンでも人気のFLOW、ASCA、東山奈央、CHiCO、halcaといったアーティストもゲスト参加し、各楽曲が全く異なる物語の主題歌のような、カラフルでコンセプチュアルなコラボ・ソングの数々。英詞が増えただけでなくアルバム名の"ORIGAMI"をはじめ"KUNOICHI"、"SAMURAI"、"武士道"といった言葉もちりばめられており、海外でも耳を惹くことだろう。
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2020年第1弾シングルにして、バンドにとって3期目のTVアニメ"ハイキュー!!"OP曲「PHOENIX」。これまでの「FLY HIGH!!」や「ヒカリアレ」は、アニメの登場人物やリスナーの背中を押すような疾走感のある曲だが、今回は闘いに臨む、その瞬間の心地よい緊張感や血が身体中を駆け巡っていくような躍動感を、ビートに写したダンサブルな曲だ。跳ねたリズムとメロディ、コーラスによる高揚感で"さあ/暴れな"と馬力を最大限に上げる。c/w「BREAK DANCER」は熊谷和海(Gt/Vo)がすべてを手掛ける、歌謡性の高いメロとオリエンタルな雰囲気も、エッジのあるギター・ロックもぶち込んで、シャッフルしたエレクトロ。王道と実験とで振り切って遊ぶバンドの姿が見える。
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3ピースのロック・バンドとして、どんなことができるか。それを馬力のあるサウンドで勢いよく爆発させるだけでなく、想像力を膨らませて、頭の中で鳴っている音をなんとか実現しようと手を尽くす。BURNOUT SYNDROMESの音楽はそんなロマンに満ちている。デビュー・シングル『FLY HIGH!!』を聴いた人は、青春期の葛藤を走り抜けて振り切っていく青春ギター・ロックを感じたかもしれないし、続く『ヒカリアレ』でアンセムとしての力を感じたかもしれない。待望のアルバムは、その王道感を踏まえ、ビッグバンを起こしている。脳内を覗きたくなる才気煥発ぶりで、何の変哲もない資材を使っても、とてつもない家や城が建っていくような多彩な曲が並び、スケールの大きさとディテールの細かさに圧倒される。
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デビュー・シングル表題曲「FLY HIGH!!」に続いて、今回の「ヒカリアレ」が人気アニメ"ハイキュー!!"のオープニング曲に2クール連続で抜擢された。3ピース編成で、歌を真ん中に据えたバンド・サウンドながら、壮大なクラシックを思わせるドラマを生み出していくBURNOUT SYNDROMES。この「ヒカリアレ」は、その彼らの最大の武器をふるった曲となった。アンセム感のあるコーラス、上昇していく力強いメロディ、疾走感のあるビートとメロディを支え並走するベース、華やかなフレーズを操り歌を引っ張るギター。すべてが主張しあって、絡み合う、その高揚感にグッとくる。ギターを主体としたロック・バンドとしての意地やプライドをも感じるだけに、来るアルバムが楽しみだ。
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昨年、いしわたり淳治プロデュースによる2ndアルバム『文學少女』をリリースした、大阪出身のBURNOUT SYNDROMESが、シングル『FLY HIGH!!』でメジャー・デビューする。表題曲は、TVアニメ"ハイキュー!! セカンドシーズン"のオープニング・テーマとしてオンエア中だが、和の情緒やフォークの香りも漂わせたメロディは、さらに熱くなり、キャッチーさが強化された。親しみやすさは抜群だ。メロディを磨きつつも、ひと癖ある濃いアレンジやプログレ風に多彩に展開するサウンドの面白さも譲らずにあり、3人の心意気を感じる曲になった。カップリングには、ライヴ映えのするエネルギッシュな「エアギターガール」と、アコースティック・ギターを爪弾き、弦をスライドする生々しい音も封じ込めた美しい「サクラカノン」を収録。
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タイトル曲「文學少女」は、ソングライター熊谷のルーツが表れた曲。さまざまな小説をモチーフにしながら、君と僕との物語を紡ぐ1曲だ。かと思うと、母となった心の機微を綴った「こどものじかん」や、祖母が孫へと伝える切なる思いを描いた「ザ・ワールド・イズ・マイン」、高揚感のあるアンセム曲となったラヴ・ソング「100万回のアイ・ラヴ・ユー」など、8曲それぞれの物語がある、短編集のようなアルバムだ。3ピースながら、細やかな色彩感を伝えるギターがあり、メロディアスなベースがあり、シーンの移り変わりとともにリズムが変わる構築的なサウンドは、ここにあるストーリーをいかに伝えるか考えられたものになっている。主人公の背景や、複雑怪奇な心情をすっと汲み取ることができるのは、音楽ならではだなと改めて感じる1作だ。
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大阪出身3ピース・バンドの初の全国流通盤となる1stアルバム。13歳からバンドを始め来年で早くも10周年を迎えるという彼らだが、決して早熟なわけではなく中学から仲間と1番楽しいことをしていたらこうなった、というバンドマンとして最も幸福な道程を歩んできているような気がする。全曲の作詞・作曲を手掛ける熊谷和海(Gt/Vo)が歌う内容はひたすら心の襞を描くような個人的なものだが、それを完全に理解・共有している石川大裕(Ba/Cho)廣瀬拓哉(Dr/Cho)と一体になることで観客が涙を流すほどの共鳴を生んでいるのだろう。Track.8「東名高速道路清水JCTを時速二〇〇キロメートル超で駆け抜けるのさ」は、まるでこのアルバムですべて終わってもいいというくらいに魂を削るような歌が胸に迫る。
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結成から10年、今やメジャー・シーンを賑わすバンドとなったマカロニえんぴつの最新作は、原点回帰とも言えるシンプルでストレートなロックを鳴らしている。前作の多彩且つ重厚なアレンジから一変、音数を絞り肩の力が抜けたサウンドに。インディーズ時代を彷彿とさせる懐かしさを感じる一方、歌詞には"今"の彼らが詰め込まれている。歌を届け続ける自身を鼓舞する「たましいの居場所」、花火用語を用いたタイトルが美しい「星が泳ぐ」に続き、曲名からして癖の強そうな「街中華☆超愛」で振り切った遊び心を見せると、最後はメンバーそれぞれが今の思いを素直に歌う「僕らは夢の中」でグッと心を掴み締めくくる。"夢を魅せる"側に立った今、彼らが伝えたいのは"ロックバンドは最高だ"というロマン溢れるまっすぐなひと言だった。
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ハッピーエンドへの期待は
10作のタイアップ曲に提供曲のセルフ・カバーと、その豪華さがメジャー・シーンでの活躍を物語るメジャー1stフル・アルバム。アカペラの多重唱で幕を開ける表題曲、レゲエやジャズなどの要素を盛り込み急展開を見せる「トマソン」など、様々なジャンルをロックに落とし込みマカロニえんぴつ色に染め上げた楽曲が並ぶ。中でもインパクトを残すのは「TONTTU」。重いロック・サウンドにハード・ロック・バンドのヴォーカリストを彷彿させる歌声、オルガンをバックに繰り広げる寸劇......とやりたい放題だ。そんな癖のある遊び心満載な楽曲のほか、待望の音源化となった弾き語り曲「キスをしよう」や温かいラヴ・ソング「なんでもないよ、」などストレートな楽曲も。求められていることに応えつつ、やりたいことを詰め込んだ渾身の1枚。
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「はしりがき」EP
マカロニえんぴつによる、全曲にタイアップがついた話題性抜群の作品。表題曲「はしりがき」は"青春"をテーマに描いた1曲だ。青春と聞くと過去だけを思い出しがちだが、今この瞬間も未来も青春になり得ることを気づかせてくれる。また、後半の大胆なアレンジも要チェックだ。さらに、「listen to the radio」ではキャッチーなメロディの中に描かれる"夜を縫い合わして"、"「クズね、でも居た方がいいクズ」"など、どこか切ないけど愛のある歌詞に惹かれるリスナーは多いはず。全曲を通じて、はっとり(Vo/Gt)の持ち味でもあるワード・センスを存分に発揮している。タイアップをこなすごとに新しい表情を見せてくれる彼らが、次はどんな一面を見せてくれるのか、期待が高まる。
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愛を知らずに魔法は使えない
結成9年目のメジャー・デビュー作。メロディの普遍性、怯まず芯を食う歌詞の誠実さを前提としながらも、時には1曲の中で曲調、テンポや拍子まで変えながらバンドの変態性、遊び心を炸裂させている。スタジオに集まって音を鳴らすときの"これぞバンド!"な温度感のまま、広いフィールドへ飛び出す。彼らが挑もうとしているのはおそらくそれだが、このEPを聴けば"きっとやってのけるだろう"と自然に思わせられる。長いことネクスト・ブレイク候補と言われ、その状況も自虐的に歌詞にしてきたが、内的充実と外的契機が噛み合い、いよいよ時は満ちた。"もう迷わず探せるから 繋ぎ留めることも追い過ぎもしない"(「ルート16」)という言葉からも、バンドの今が透けて見える。
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マカロニえんぴつにとって約2年半ぶりとなる待望のフル・アルバム。「レモンパイ」や「ブルーベリー・ナイツ」といった人気曲や、私立恵比寿中学に書き下ろした「愛のレンタル」のセルフ・カバー、TVドラマやCMなどのタイアップ・ソングも多数含む全14曲が収録され、ここ数年での飛躍的な活動の集大成とも言えるような作品に仕上がっている。また、日常で感じる幸せとため息を混ぜるように描いた「hope」や、"少年だった僕たちは/カネを知ってヒトになった"と、大人になって忘れてしまいそうな感情をハッと思い出させてくれる「ボーイズ・ミーツ・ワールド」などの新曲でももちろん、バンドの多様な音楽性と、とにかく魅了されてしまうそのグッド・メロディを存分に発揮。毎日聴きたい"マカロック"が詰まった1枚。
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各メンバーの作曲楽曲1曲ずつ+先行配信されていた「青春と一瞬」を収録。直球ミドル・バラード「ヤングアダルト」、軽快なリズムでザクザク進む「恋のマジカルミステリー」、ロマンチックなメロにおちゃめなリフを重ねる「二人ぼっちの夜」、3拍子と2拍子を行き来しながら紡ぐロック・オペラ「TREND」――と、曲元来の個性を増幅させるアレンジにはバンドの充実っぷりが表れている。全曲の歌詞を書くはっとり(Vo/Gt)のワード・センスも抜群で、膝を打たされまくりだ。アルバム・タイトルは"旬のうちに食べないと腐ってしまう音楽? どうなんだろう、それ"という疑問から。替えの効かない存在としてこのバンドを求める人は着実に増えているし、その結びつきはますます強くなることだろう。
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