Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

Skream! 公式X Skream! 公式YouTube Skream! 公式アプリ

INTERVIEW

Japanese

"DAIENKAI 2023" BLUE ENCOUNT×ミキ 座談会

 

いいね!

BLUE ENCOUNT:田邊 駿一(Vo/Gt)
ミキ:昴生 亜生
Interviewer:山口 哲生 Photographer:濱谷 幸江

-少し耳にしたんですけど、"DAIENKAI 2023"でもお2組のコラボレーションが観られるかもしれないという。

田邊:僕はもう出てもらおうという前提でいますよ。これまで何度かコラボさせてもらって結構な年月を経ているので、今度の"DAIENKAI"で真価を問われるんじゃないかなって。

亜生:これで似てへんってなったらもう終わりです。

昴生:全部お前(亜生)が悪いんやん。

亜生:いや、そっちも少しは寄せてくれないと。こっちが追いかけるばっかりで。

田邊:頑張ります。全力で食生活にこだわっていきます。

亜生:カロリー、カロリーで。

昴生:だって今もう別人やで? あそこの会場(東京ガーデンシアター)も、お客さん(との距離)が結構近いんですよ。

田邊:たしかに。2階席より後ろぐらいがちょうどいいのかも。

亜生:そうそう! 2階席より後ろは似てます。

田邊:そこだけチケット代高くしてもらってね。実はそこがS席だっていう。

-そもそもの話ですけど、亜生さんってギターは弾けるんですか?

亜生:(※低めの小声で)あの、バンドやってました。

田邊:すごいね、言い方が(笑)。

亜生:高校のときに。コピーバンド。

昴生:プロのバンドマンの前でよう言えるな?

田邊:なんのコピーをしてたんですか?

亜生:銀杏BOYZとか、ゴイステ(GOING STEADY)とか。

田邊:そっち系なんだ? 青春パンク系。

亜生:僕らは世代がそうだから。

田邊:たしかに。我々世代はそうですね。

亜生:ギター・ヴォーカル。コピーバンドのギター・ヴォーカルやってました。

田邊:お兄さんもツッコむのやめてるじゃないですか。

昴生:この話するとき、絶対にこの口調なんですよ。

田邊:横浜アリーナのときは、(ギターの)音は出してなかったんですけど、全力でパフォーマンスに徹してくれて。

亜生:もう緊張で緊張で、全部聞いて。どうやったらいいかわからないから。

田邊:結構長い時間リハーサルしましたからね(笑)。でも、僕に寄せるのであれば、次はいよいよギターをマジ弾きするときなんじゃないかという。

昴生:あぁ。前は弾いてないしな。

田邊:そうです。今回はちゃんと音が出るようにして──

亜生:(※ものすごく不機嫌な顔をする)

昴生:顔に出すな!

田邊:"日曜劇場"みたいな顔してましたよ。でも、前に亜生ちゃんがやりたいって言ってた楽曲、コード感はそんなに難しくないから。

亜生:ほんと? 僕、ひとりカラオケに行ったときに、自分が歌ってるとこを撮って送ったんですよ。

田邊:ある日突然、僕らの「ユメミグサ」(2020年9月リリースのシングル表題曲)という楽曲を、ひとりカラオケで歌い上げている動画がLINEでポーンって来て。そのあとに"もう準備できてるで!"って。

亜生:もう歌は入ってるから。

昴生:いや、歌はいいのよ。ギターなのよ、問題は。

亜生:じゃあ教えてよ。家に来てもらって。

昴生:お前が行け! なんでお前の家に先生が来なあかんねん。

亜生:だって(田邊が)変なとこに住んでんねん!

田邊:やめとけ! 絶対それ言うと思った!

亜生:変な住宅地に住んでるんですよ! あんなとこ誰が行くねん!

田邊:お前んとこもそうだろ! 変な路線に乗らないと行けないだろ!

昴生:コラボ不安やな......。

亜生:でも、もし今回やるんやったらギター買います。

田邊:マジで!?

昴生:その話はほんまにマネージャーとしてました。"ほんまにやるんやったらギター買うで"って。

亜生:吉本(興業株式会社)のイベントやから、まぁ(経費で)落ちるかって。

昴生:落ちるわけないやん!

亜生:いやいやいや! ゼロはおかしいと思う!

昴生:ゼロやろ!

亜生:いや、吉本のイベントを芸人のアイディアで盛り上げたいという気持ちよ。

昴生:じゃあ僕、できるかどうかわからないですけど、ベース買います。

亜生:おい、茶化すな。茶化すんやったらやめろ。

昴生:当日できるかどうかわからんけど、ベース買います。落としてください。

田邊:じゃあ、(亜生と)同じ漫才のスーツ買うんで、落としてもらっていいですかね? 衣装代で。

昴生:それはマジで落とせそうやからやめて(笑)。

亜生:本当にやるなら、僕はこれを機にギター買おうと思ってますよ。これで買ったらいつでも行けるっていうことやから。

田邊:そうね。もしくは、横アリのときに背負ってもらった僕の青いギターって、今はそこまでメインで使ってないんですよ。それをお貸し出しするのはいいんですよね?

亜生:あの青のギター? ええの?

田邊:あげないよ?

亜生:俺、結構返さへんけど。

昴生:で、平気で名前書くタイプ。

田邊:もー、やめてほしいわー。

亜生:ネックの裏に名前書く。

昴生:ひらがなで"あせい"って。

田邊:一番嫌。

亜生:あ、でもそれは(経費が)落ちひんか。

昴生:お前ただ金貰おうとしてるだけやろ。

田邊:金ないんか(笑)。こんなに売れてるのに。