DISC REVIEW
Japanese
2017年11月号掲載
-
鶴
僕ナリ
2018年に結成15周年を迎える鶴のアニバーサリー企画第1弾作品。新たな試みとして、数々のアーティストへの楽曲提供、プロデュースでも知られる磯貝サイモンを起用。「低気圧ボーイ」を聴くと、冒頭のギターの不穏なフレーズ、立ち込める雲のようなベース、荒れ狂う空を思わせるドラムと、曲のテーマを演奏で表現するのが本当に得意なバンドだなぁと再認識。クランチな歪みでかき鳴らすギターも新境地を感じさせる。3人の珠玉のコーラスが堪能できる「Keep On Music」、ピアノをバックに秋野温(うたギター)が優しく歌い上げる「真夜中のベイベー」、ミディアム・テンポのどっしりしたサウンドを聴かせる「北極星」など、聴きどころが多い。"ゴールではなくスタート"であることを宣言する力強いアルバム。
LIVE INFO
- 2025.01.18
- 2025.01.19
- 2025.01.20
- 2025.01.21
- 2025.01.22
- 2025.01.23
- 2025.01.24
- 2025.01.25
- 2025.01.26
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ASP
Skream! 2024年09月号