DISC REVIEW
Japanese
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植田真梨恵
夢のパレード
前作の表題曲「ふれたら消えてしまう」でも実体がないからこそ獲得したその感覚を大切に生きていきたいと思わせてくれたが、Track.1「夢のパレード」も、具体性やポジティヴィティは描かれていない。ただひたすら疾走する素のコード・ストロークが季節の変わり目の風のようにリスナーの背中を押し、リフレインするメロディと植田のまっすぐな歌声が心を舞い上げる揚力として作用する。すごく音楽的だ。Track.2「サイハロー -autumn ver.-」はピアノとヴァイオリンと道路を行く車のフィールド音が寂しさと自由を描き出す。初期曲の音源化ということでファンにとっては嬉しい収録だ。今回、最もストレートなギター・ポップなのはTrack.3「210号線」。故郷を題材にしつつ懐かしささえ力にする、ある種フラットな彼女の強さを感じる曲。
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- 2025.02.20
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