DISC REVIEW
Japanese
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DOES
MODERN AGE
モダン。現代的という意味を持つ言葉だが、日本においては少々古風な響きでもある。現代的なのに古風、それはDOESの音楽に通ずるものがあるのではないだろうか。歌謡曲の味を含む和風メロディと美しい日本語、そして洋楽的でスリー・ピースの枠に囚われないアレンジが施された、非常にカラフルなアルバムだ。氏原ワタルが「自分が好きなものの影響が出るのは当然」と言っていたが、その通りとはいえそれをサラッと言えてしまう彼にこれまでのDOESとは違う大きな余裕と度量を感じた。音にも詞にも“伝えたい”という意思と“伝えていく”という決意が迸っている。高らかに掲げられた新章宣言はどこまでも痛快で、心華やぐのも不可抗力だ。第二期DOESの充実した今と晴れやかな未来を感じられる、素晴らしいアルバムです、本当に。
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- 2025.01.19
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