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SAKANAMON、Czecho No Republic、なきごと、osageら出演。murffin discs主催"murffin night"、イベント初の海外公演を台湾にて11/20開催決定
2024.09.05 13:00
音楽レーベル/マネジメントの"murffin discs"が主催するイベント"murffin night"。イベント初となる海外公演として"murffin night 2024 in Taiwan"が、2024年11月20日に台湾 台北 THE WALLにて開催される。
"murffin discs"からの出演アーティストは、osage、SAKANAMON、Czecho No Republic、なきごとの4組。さらに、ゲストとして台湾のアーティスト 公館青少年 GGteensの出演も決定。
osage、SAKANAMON、なきごとは、今回が初めての海外イベント出演となる。Czecho No Republicは今年の9月28日、29日に台湾 苗栗飛牛牧場にて開催されるイベント"Let's Camping 一緒にキャンプ行かない?來去露營吧"にも出演が決まっており、今回で4回目となる台湾でのイベント出演となる。
チケットの発売は、9月9日よりスタート。日本国内からでもチケットを購入することができるため、ぜひチェックしてほしい。
■山口ケンタ(osage/Vo/Gt)コメント
osage初の海外。台湾という場所において、どんな化学変化が起こるのでしょうか?
Brand new alternative rockband from Tokyo,Japan.
お互いに忘れられない1日にしましょう。お世話になります!
■藤森元生(SAKANAMON/Vo/Gt)コメント
初海外公演なんです!とても楽しみです!
愉快な仲間達で爆音を台湾の風に乗せます!台湾のご飯を肴にいっぱい飲むぞ〜!!
■武井優心(Czecho No Republic/Vo/Gt)コメント
大好きな台湾にレーベルのバンド達と一緒に行けるだけでも楽しそうなのに、台湾からは公館青少年 GGteensも出演するという事でこれはもうお祭りですね。僕らとしても台湾のライブハウスでやるのは久しぶりなのでとても楽しみです!沢山の人に会えるのを楽しみにしています!
■水上えみり(なきごと/Vo/Gt)コメント
初めて海外でライブします。
海も言語の壁をも越えて、音楽というものに触れ合える素敵な日にしたいです!
初めまして台湾、よろしくお願いします!
▼イベント情報
"murffin night 2024 in Taiwan"
11月20日(水)台湾 台北 THE WALL Live House
開場 18:00 / 開演 18:30(台湾時間)
出演:osage / SAKANAMON / Czecho No Republic / なきごと / 公館青少年GGteens(台湾)
[チケット]
前売 NT$1,000 / 当日 NT$1,200
チケット発売日時:9月9日(月)13:00(日本時間)
購入はこちら
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チェコとSKY-HIのコライトには驚いたと同時に、チェコの武井優心(Vo/Ba)も日高光啓(SKY-HI)も根っこに常識をひっくり返すパンク魂を持ち、ワールド・ピースを願う部分で、出会うべくして出会った印象を持った。そして肝心の楽曲は駆け出したくなるような日常のアンセムに。異種混交感というより、エバーグリーンなポップ・チューンなのが頼もしい。カップリングはメロディの良さ、メッセージの普遍性を再認識させるセルフ・カバー。ピアノとアコギのシンプルなアレンジがタカハシマイ(Cho/Syn/Gt/Per)の歌を際立たせる「For You(AcousticArrangement)」、盟友が参加した「MUSIC(チェコと12人の仲間たち)」も曲と存在の愛され度合いに心が震える。(石角 友香)
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躍動するパーカッション、選び抜かれたシンセやシーケンス。圧倒的な抜けの良さと同時にチェコらしい不敵感漂う「Dream Beach Sunset」、近いサウンド・プロダクションの「BB」、武井のトーキング風ヴォーカルが聴ける「Dreamer」。いつもどおりロックのヒストリカルな部分をベースに真新しいアンサンブルを聴かせる八木類作品「ゴッホとジョン」、待望の初収録となるタカハシマイ作詞作曲の「Shiny Girl」は、彼女が内在させている牧歌的な部分とスペイシーな部分が融合したメロディ・ラインがユニーク。波の音から始まる青い恋をイメージさせるチェコらしい甘酸っぱい「Blue Holiday」もパーカッションがこれまでにない聴感を生んでいて新鮮。白飛びするような夏感の眩しさ、生命力、儚さが詰まっている。(石角 友香)
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躍動感のあるシンセのメロディとアコースティック・ギターのカッティング、そして"これぞチェコ!"なシンガロングがイントロから上昇感たっぷりなタイトル・チューン「Forever Dreaming」。サウンド的にはこれまでの延長線上にありつつ、"まだ終わりたくない やり遂げたいよ"、"手に入れたいんだ あの日見た夢を"という、武井優心にしては珍しく熱い歌詞にも注目。カップリングには八木類らしいスラップスティックな「24 Factory」と、タイトル・チューンの英語詞バージョンを収録。そして2種類あるうちの"チェコVer."盤には名曲「ダイナソー」のエレクトロニックなバージョンを、"ドラゴンボール超Ver."には懐かしい「ロマンティックあげるよ」のカバーをそれぞれ収録している。(石角 友香)
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武井優心という人は美メロ・メーカーでありサウンド・プロダクションを見通せるセンスとを持つとともに、世界に対する諦念とそれでも何かに美を見出そうとする心意気がおしゃれなサウンドからこぼれ落ちるところがあると思う。それをアンビバレンツで歪なものじゃなく鳴らすことに最も成功したのがこの『Santa Fe』なんじゃないだろうか。選りすぐりのシンセ・サウンドだからこそ感じることのできる切なさと上昇感の同居はTrack.1の「Firework」で冒頭からダイレクトに刺さり、神聖さとニッチさが相まった鍵盤のサウンドと匿名的なヴォーカル処理が印象的なTrack.4「Beautiful Days」、おとぎ話とサイケデリアが大展開するTrack.7「クワーキーワールド」など、稀有な体験ができる逸品。(石角 友香)
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チェンバー・ポップとゲーム・ミュージック風のシンセが融合したイントロからウキウキさせて、跳ねるビートとホーンがミュージカルを思わせるアレンジでさらに開放的な気持ちを誘う「For You」。透明で突き抜けるタカハシマイのヴォーカルのいいところも満載されている。が、よくよく聴くと"美しい日々は過去のもの"......と最後の最後で分かる歌詞の構造は、武井優心の作家性か。カップリングはかのSEX PISTOLSの「ANARCHY IN THE U.K.」をチェコらしいエッジの効いたシンセ・ポップに大幅アレンジ。八木もタカハシも相当、好き放題のシンセを乗せているのが痛快だ。原曲を知らない人は、この曲そのもののかっこよさを知るのにもいい機会かも。彼らのセンスが凝縮されたシングルに仕上がっている。(石角 友香)
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イントロのシンセ・ベースに一瞬、ドラゴンボールの登場感とのシンクロを聴きとるのは聴き手の勝手な想像か。そこから一気に上昇するような歌メロ、シンセ、リズムが一体になるカタルシス、お得意のリズム・チェンジ、"Yeah!"の掛け声がこれまで以上にインディー・ロック感を漂わせる痛快なタイトル・チューン。リヴィングのキッズ(文字通りの子どもという意味)のドラゴンボール原体験になるかと思うと、ますます痛快だ。カップリングの「Come On」は軽快で隙間も多い音像に笑いながらエゲつない一言を投入。八木類作詞作曲の「Sunday Juggler」は彼らしい諧謔性を牧歌的な曲調に乗せたスパイシーな1曲。ラストの「Yeah Oh!!!!!!!」はライヴの入場SEとしてファンにはおなじみの小品。短いが切なくも美しい。(石角 友香)
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ファストなビートにキラキラしたメロディやコーラス、だけどパレードの中にいて虚無を感じてるようなオープニングの「Amazing Parade」からして、音楽的にもメッセージ的にも今のチェコはポップでエクストリーム。打ち込みの気だるいダンス・チューン「Clap Your Hands」はUSインディーと昨今のディスコ・ファンクを彼ら流に消化した印象だし、コラージュ的に配置されるタカハシマイの声も魅力的。また、THE STROKES meets MGMTなセンス溢れる「Hello, My Friend Sophie」、アルバム全体のテーマというか、武井優心の本音が窺える「Changing My Life」など、どこを切っても新しい音楽の海に勇敢に漕ぎ出すこのバンドの心意気が鳴っている。楽しさの中に彼らの切実な思いを見出した時、このアルバムは身近なものになる。(石角 友香)
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昨年10月にリリースされた1stフル・アルバムも好評なCzecho No Republicから早くも届いた2ndミニ・アルバム。The Mirrazのオープニング・アクトに抜擢されたことで注目を集めた彼らだが、遊び心たっぷりなポップなサウンドと同世代のUSインディとも共振するポジティヴなヴァイブに溢れた音楽性で人気を集めている。今作も勢いそのままにエネルギッシュでキュートな作品だ。シンセが印象的でパワフルなタイトル・トラック「ダイナソー」から楽曲も粒揃い。多彩なリズムの変化もさることながら、巧みなコーラス・ワーク、そしてソングライティングもさらに磨きがかかった印象。より多くの音楽ファンに聴いてもらいたい作品だ。(遠藤 孝行)
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ストリングス入り編成に初挑戦した7thフル・アルバム『HAKKOH』、フィーチャリング・ゲストを迎えた配信シングル"PLUS ONE"シリーズを経て、今改めて放つ剥き身の3ピース・サウンド。歌や各楽器がかち合っては全力疾走しているほか、"どうしてそうなる?"的な捻りを効かせたワールド全開の展開も満載。リード曲の「おつかれさま」からは結成17年目を迎えた今だからこその温かい眼差しが感じられる曲で、総じて、現在進行形のバンドの魅力を真空パックしたような作品だ。お題があるからこそ自由になれる大喜利と同じ原理で、ライヴをテーマにした藤森元生(Vo/Gt)のソングライティングは抜群の仕上がり。15周年ツアー・ファイナルのライヴ音源も収録されている。(蜂須賀 ちなみ)
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今年2022年11月11日で結成15周年を迎えるSAKANAMONが、2年半ぶりとなるフル・アルバム『HAKKOH』をリリース。本作には、NHK「みんなのうた」名曲カバーにて参加した「南の島のハメハメハ大王」や、たかはしほのか(リーガルリリー)をゲスト・ヴォーカルに迎えた「1988」、宮崎市の魅力を発信する"宮崎食堂"へ書き下ろした楽曲「つつうららか」、インディーズ時代からファンの間で高い人気を誇る「妄想DRIVER」の2022年バージョンなど、結成15周年に掛けて全15曲が収められている。バンドの真骨頂とも言える洗練されたギター・ロック・サウンドを主軸としながら、初めてストリング編成に挑んだ楽曲も収録されるなど、3ピース・バンドとしての表現を拡張し続ける彼らの意欲作となった。(山田 いつき)
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1曲目に収録されている「ことばとおんがく」のイントロで、いろは歌のコーラスが左右から交互に聴こえた瞬間に、このアルバムに仕込まれている様々な仕掛けへの期待が高まった。ネクライトーキーのもっさ(Vo/Gt)が参加する「かっぽじれーしょん」では、軽快なメロディと共に展開される聴き間違いをテーマにした会話風の歌詞が、まるでコントのようで、思わずくすっと笑ってしまう。レの音が鳴ったら文字が入れ替わる「レ点」や、いろは歌のアナグラムになっている「いろはうた」など、各曲に異なった言葉遊びが展開され、日本語の面白さや美しさを再認識できるアルバムとなっている。遊び心たっぷりに繰り広げられる彼らの言葉と音楽の世界を、ぜひ歌詞カードを片手に堪能してほしい。(伊藤 美咲)
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5thミニ・アルバム『GUZMANIA』から半年で発表するアルバム。人の心を天体に見立て、遠く離れた人々の心に自分たちの音楽を届ける"着陸船"=LANDERというテーマのもと、人生の様々な場面を、ユーモアとペーソスを交えながら、あくまでもポジティヴに歌った全12曲が収録された。軸足をライヴに置いているバンドらしい硬派なバンド・サウンドと、90年代のJ-POPの影響――つまり、ロックの影響だけにとどまらないポップ・ソング作りのセンスおよびスキルが絶妙に、いや、過剰に入り混じる曲の幅広さは彼らならでは。「WOULD YOU LIKE A HENJIN」は初の完全打ち込み曲なんだそう。ダンサブルなリズム・アプローチに滲むブラック・ミュージックからの影響も聴きどころだ。(山口 智男)
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非モテだ、オタクだ、一発でわかりやすいバンドでもない、そんなことはわかっちゃいるが、何が正解なんだ? そんな逡巡を抱えたまま、音楽体験としてのスリリングさで鬱屈を突破しようとするSAKANAMONらしさは不変の4thフル。00年代NYのポスト・パンクを彷彿とさせるTrack.1「UTAGE」の寛容さ、彼らがファンクを昇華したらこうなるというTrack.4「UMA」、ラウド/ミクスチャーの新鮮さだけじゃない、べらんめぇ調なのに抜群のフロウで言葉を当ててくる藤森のカンの良さにも驚くTrack.9「ラストボス」、そしてJ-POP風でもある親しみやすいメロに溢れる音楽愛の裏返しとも言える現実への焦燥と微かな期待が見える希少なシングルになった「PLAYER PRAYER」など、繰り返し聴きたい12曲。(石角 友香)
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2017年に精力的に活動を始めてから、"murffin Audition 2018"のグランプリを獲得し、今年4月に『ニュートラルe.p』をリリース、そのツアーも大盛況......と順調に階段を上っている4人組、osage。しかし、今作を聴くと、嗅覚や味覚をも刺激する歌詞も、どんなジャンルにも通底するようなポップ・センスも、器用に見えて"もどかしさ"がガソリンとなっている印象を受ける。その人間臭さに惹かれた。1曲目「アナログ」の歌い出しから炸裂する、儚いほどに美しい山口ケンタのハイトーン・ヴォイスにも、バンドの精神性が表れている気がした。言葉と音の豊かな表現が絡み合う「ginger air」などから、ありきたりとは一線を画す未来も見えてくる1枚。(高橋 美穂)
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東京発2人組ロック・バンド なきごとが、約1年半ぶりとなるフル・アルバム『ふたりでいたい。』をリリースした。本作には、オープニングを飾る激しいロック・チューン「sniper」、揺れる心情を透明感のある歌声とサウンドに託した「ゆらゆら」といった新曲4曲、そして昨年リリースしたデジタル・シングル『君と暮らしの真ん中で』、『素直になれたら』からの6曲を追加した全10曲を収録。前作のボリューム感(2枚組/全22曲入り!)を思うとずいぶんコンパクトに収まった印象を受けるが、その分彼女たちの魅力がダイレクトに伝わる作品に。また初回限定盤付属のDVDには、今年4月に行われたZepp Shinjuku (TOKYO)公演のライヴ映像が収録されているので、こちらも必見。(山田 いつき)