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Overseas
ブルックリン出身のインディー・ポップ・バンドの2nd。ギタリストの脱退や今作を作る過程で解散ギリギリのところまでいくなど色々と苦労したらしいが、逆にそんな様々な出来事が今作のエネルギー源になったようで、ピュアなポップさやサーフっぽさなど前作の雰囲気を残しつつも、シンセの音の広がりや妖艶でダークな雰囲気に変化と進化を感じられる意欲作になった。彼らの音楽は別世界に連れて行ってくれるようなものではなく日常を追体験しているようなタイプのものだ。その感覚は今作でも変わらないが、前作よりも内省的な歌詞に注目したい。特に“君がどこに向かって走っているのか分からないけど、僕はいつでもここにいる”と歌う最後の曲の歌詞は今のバンドの立ち位置を象徴しているように思える。
昨年末にリリースしたEP『Summertime』でリスナーもメディアも虜にし、そのただ1枚で注目を浴びたTHE DRUMS。デビュー前からNME誌の表紙に大抜擢されるなど、海外主要メディアが"今年最高の新人" とこぞって特集を組み、全米最大の音楽ショーケースSXSWでは、彼らを一目見ようと会場は超満員となったという。まさに"待望" の状態でリリースされる1stアルバムは、インディ・ポップ・バンドとインディ・ポップ・サウンドブームの中で、抜きんでたメロディ・センスが光っている。ローファイでありながら、胸高鳴り心弾ませるまさにギター・ポップ直系の切なくドラマティックな世界。先述の華やかな話題なんてなんのその、ピュアで美しくもポップに弾けたなめらかな歌は、そんなこと忘れて私たちを酔わせてくれる。
KITSUNE MAISON、この間7が出たばかりなのに、もう8がリリースですか。相変わらずのスピード感。それだけ、面白いインディ・バンドが多いということなのか、それとも流行のサイクルがさらに加速しているということなのか。今回も、TWO DOOR CINEMA CLUBやDELPHICといった今が旬のアーティストから、THE DRUMS、MEMORY TAPESを始めとした、これからのアーティストをコンパイルした充実の内容。ディスコ・ポップからエレクトロ、インディ・ロックまで、ヴァラエティの豊富さとコンピとしての統一感を両立させているところはさすがの仕事。今の潮流をしっかりと追い続けているからこそ・・・と、言うよりは先導しようとしているからこそと言うべきか。
もう神様なんて信じない――新生DRUMSの告白
衝撃の新章へ。THE DRUMS、帰還!!!
2010年最重要新人バンド“THE DRUMS”鮮烈デビュー!!!
2012.05.21 @渋谷duo MUSIC EXCHANGE
2010.08.08 @千葉マリンスタジアム&幕張メッセ
2010.06.14 @渋谷duo Music Exchange
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Skream! 2024年09月号
the paddles柄須賀皇司の“おかんの口から生まれました”
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