DISC REVIEW
Japanese
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Plastic Tree
doorAdore
Plastic Treeには一度たりとも裏切られたことがない。この20年余り、どのアルバムもすべてが傑作だったと断言できるのだが、いよいよ今作の秀逸さにはいつも以上に唸らされることとなってしまった。メンバー4人全員がそれぞれに作詞作曲を担えるだけのクリエイティヴィティを持っている点がいかんなく発揮された、各楽曲の高いクオリティしかり。時に感情過多なほど、濃厚な音像がこれでもかと溢れ出す圧倒的な叩きっぷり弾きっぷり歌いっぷりしかり。聴き始めたが最後、受け手である我々にはPlastic Treeというバンドの持つ懐の深さにただただ魅了される選択肢しか残されていないのだ。Plastic Treeの新たなる局面へと向けた、渾身の1枚。ここにきて、彼らはまた不朽の名盤を仕上げてくれたと確信する。
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