DISC REVIEW
Japanese
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或る感覚
ナチュラル / 初夏のピラニア / ロマンチック・アルカイダ
面白くないものは面白くない。自らがいるバンド・シーンに唾を履き続けるフロントマン、ロン(Vo/Gt)の苛立ちと自身の音楽への自信は今回のトリプルAサイド・シングルという形態にまで及んだのかもしれない。さらに誰も思いつかないようないびつなリフが、いわゆる“自然体”を揶揄するようなリリックを際立たせる「ナチュラル」、BPMを少し落とすことでさらに斬りつけるようなギターのフレーズが刺さる「初夏のピラニア」、和×チャイニーズなフレージングといい、16ビートといい、下手するとイロモノになりかねない要素を、ロンのまっすぐな声とクセになるメロディ、シュールな脱力コーラスで無二の空気感を作り出す「ロマンチック・アルカイダ」。トゲトゲしさと中毒性は意思があるから成立する。
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