DISC REVIEW
Japanese
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毛皮のマリーズ
Mary Lou
メロディ、サウンドともに、その響きのなんと甘酸っぱいことか......(感涙)。聴けば一発で"この人だ!"と分かる、志磨遼平のちょっと鼻にかかったクセのある声で歌い上げる、"Mary Lou" への純粋無垢な愛情。それを包み込むのは、池田貴史(100s)のオルガンとともに鳴らす、優しくて夢見心地な雰囲気のサウンド・アンサンブル。軽快なリズムに、広がりのあるサウンドとキャッチーなメロディを重ねて作り上げている楽曲の仕上がりは、60~70年代のフィル・スペクター作品をほうふつとさせる。そして、Track.3「デュマフィスの恋人」は、そんな「Mary Lou」へのアンサー・ソングとして作られたという。ピアノが悲しげなムードを演出する1曲は、少女から大人になり、人生の終焉を迎えた"Mary Lou"への鎮魂歌のよう......。たまらなくドラマチック!
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