Japanese
井澤 惇(LITE)とALI&(80KIDZ)による新プロジェクト"Jag"始動。アフロ(MOROHA)参加の1stシングル「Works」リリース、庄村聡泰(ex-[Alexandros])出演のリリック・ビデオ公開
2021.04.21 19:00
LITE、FULLARMORなどで活動をしているベーシストの井澤 惇と80KIDZのALI&が、ライヴ活動を制限され鬱屈した期間を過ごす中で、その状況を糧として新たな可能性を見出すべく新プロジェクト「Jag」の活動をスタートさせた。
2021年の年明けより制作活動をリモートで行い、ふたりの友人でもあるアフロ(MOROHA)からの協力を得て、1stシングル「Works」を完成。本日4月21日に各サブスクリプションで配信が開始され、また先日[Alexandros]を勇退したドラマーである庄村聡泰が友情出演した同曲のリリック・ビデオがJagのYouTube チャンネルで公開されている。
Jag - Works feat.アフロ - Official Lyric Video
2021年になって2回目の緊急事態宣言が発令された時、僕とALI&さんは2人でオンラインゲームをしていました。オンラインという仮想空間で皆で遊んだりできるのであれば、音楽の制作もリリースも出来るのではないか。そんな話から音楽制作という名の新しいゲームを始めました。そして同じような気持ちを持つ同志が沢山いる事にも気づきました。皆に協力をしてもらいながら、今後も活動していきたいと思っています。
―― LITE 井澤 惇
▼リリース情報
Jag
1stシングル
「Works feat.アフロ」
NOW ON SALE
配信はこちら
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海外のトップ・バンドが狭義のジャンルに収束していないことや、時にはR&Bなどトップ・トレンドを放ち続けるアーティストがロックよりよほどエッジーだったりすることは往々にしてある。日本のバンド・シーンが細分化してスキル・アップするのももちろんいいけれど、このアルバムはそこで勝負していない。いいメロディがあり、時に大仰なアレンジがあり、しかも楽器の音の分離は最高。冒頭からドラマティックな高揚感が押し寄せる「Rise」から、怒涛のツーバス、トリッキーな曲展開がジェットコースター級のスリルを生む「Kick&Spin」は激流級のカタルシス。メロディの強さに浸りたくなる「Forever Young」「Travel」の流れは、今なかなか得がたい普遍的な輝き。それをベタに聴かせない音作りとビートの勝利!(石角 友香)
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12月にリリースされるバラードは甘いラヴ・ソング、という常識を覆す。タイトル曲「spy」はサラリーマンを経験しながらバンド活動をしていた川上洋平(Vo&Gt)の心情と葛藤を歌ったロック・バラードだ。粉雪のように柔らかいストリングスと、鋭さを内包するバンド・サウンドが作り上げるスケール感は、鳥が羽ばたくように優雅で、胸を突き刺すように切々としている。ふとした瞬間に誰しもが頭を過る"もしあのときこうしていたらどんな人生だったんだろう"――。想像を膨らませた後に現在の自分を見たとき"こっちに来たことは間違ってなかったよ"と笑ってくれるような優しい曲だ。"我が人生に悔いはない"胸を張って真っ直ぐそう歌う彼の清々しさは、青空のように雄大で美しい。(沖 さやこ)
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「このアルバムのタイトルってなんだろう?」って思った人もいるのではないだろうか?ボーカル川上本人曰く、アルバムのタイトルだけじゃなく、歌詞についても全く意味がないと強調しているそうだ。確かにそうかもしれない。何故なら全曲の歌詞全てがノンフィクションなのだ。特にtrack.3の「Rocknrolla!」なんて自己紹介飛び越えて己の人生暴露状態。そして前作からアルバムの雰囲気もガラリと変わって、骨太ロックを炸裂させながら、リズムを急変させて楽曲の印象を変化させている。ラスト曲の「サテライト」はしっとり切ないバラード。サビ部分の伸びやかなファルセットが美しい。柔軟性を感じさせながら、しっかりとした1 本の芯があるアルバムだ。(成田 早那)
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