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Japanese
[TENDOUJI "EASY PUNK PARK in East"] 7月15日(金)前橋DYVER OPEN 18:30 / START 19:00 w/ 秀吉 / youth
中学の同級生4人がほぼ素人ながら20代後半に意気揚々と結成したバンド、TENDOUJIが勢いそのままに今年10周年を迎えた。プロデューサーも入れず4人だけで作り上げたという最新作は、節目を飾る気合の入ったセルフタイトル・アルバムでありながら、肩肘張らず純粋に音楽を楽しむ大人たちのラフなムードが漂う。結成当初から変わらない"仲間と楽しいことをしていたい"というマインドが生み出す、純度の高いTENDOUJIサウンドが存分に詰め込まれた。そんななか「Just Because」では"ベッドルーム・オルタナ・テイスト"という新たな一面も。ネクスト・フェーズへの期待も高まる。ぜひライヴハウスに"遊びに"行って、喜怒哀楽を昇華する陽気で自由な"EASY PUNK"に身をゆだね、この名盤とともに踊りたい。
モリタナオヒコ(Gt/Vo)が、映画"フットルース"に触発されて書いたという「Killing Heads」は、まさにアメリカのビッグなエンターテイメントにあるスケール感と、彼らのインディー・ロック魂が見事に融合。そしてモリタと双璧を成すフロントマン、アサノケンジ(Gt/Vo)作曲の「Something」は、伝統的なパワー・ポップの香り漂う、持ち前の甘いメロディ・センスがこれまで以上に輝く。この2曲に、初めて外部からプロデューサーとして片寄明人(GREAT3/Vo/Gt)を立てたことが、バンドを見事にネクスト・レベルに押し上げた。TENDOUJIのようなローファイ・サウンドの良し悪しは、"間"や"ニュアンス"で決まる。その空気みたいなものの中に含まれるポテンシャルを引き出す腕はさすがだ。
"僕たちに明日はない"、"あるのはそう 今日/今この瞬間だけ"。「明日はない」でそんなふうに幕を開ける秀吉のニュー・アルバム『ロックンロール』は、図らずもバンドの初期衝動をそのまま詰め込んだ意義深い1枚になった。疾走感のあるパンク・サウンドが意表を突く「叫び」で綴る弱者の叫び、タムが打ち鳴らす躍動的なリズムの中で自由の意味を問う「潮騒」、幸せの在り処を探しながら孤独を歌うミドル・バラード「メリーゴーランド」など、ソングライティングを担う柿澤秀吉(Vo/Gt)の生み出す楽曲は、今作でかつてないほど大きな広がりを見せた。今バンドがやりたい音楽を貪欲に鳴らしながらも、リスナーが自分の心と向き合わざるを得なくなるような繊細で感傷的な秀吉の世界観は健在だ。
「秀吉」というバンドとの出会いは、2008年に入ったばかりの頃だろうか。インパクトのあるバンド名と、それにそぐわない程に透き通った声に惹かれたことを覚えている。美しく優しいメロディ・ラインと、温もりを伴った歌声。奇をてらわず、素朴できちんと体温の感じられる世界が広がり、聴く者の共感を得るのだろう。等身大の飾り気ない言葉が、過去と現在をありのままに受け入れ、かつての自分を解放してくれる。それは学生時代の放課後や故郷の街、家族との日々と姿を変える。懐かしい痛みや甘い思い出が、ありありと自分の中に広がる。今の自分があるのは、かつての自分があったからだ。タイムカプセルのように、あの時の声が思い出を蘇らせてくれるなら、何があっても前を向いて行けるような気がするのだ。
インディー・シーンの雄。DIYを貫いてきたTENDOUJIが、初のプロデューサーを迎えたことで、劇的な進化を遂げた理由に迫る
これが12年目の秀吉が鳴らすロックンロール 何者にもとらわれない自由と初期衝動を詰め込んだ快作誕生!
2021.09.20 @USEN STUDIO COAST
2016.08.20 @新代田FEVER
2011.06.16 @渋谷DUO
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