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Japanese
"夜韻-Yoin- Presents 東名阪クアトロTOUR" 10月25日(月)名古屋CLUB QUATTRO OPEN 17:15 / START 18:00 出演:夜韻-Yoin- / MAKE OWN LIFE / ユアネス / Re:label
音や言葉に何層も仕掛けや遊び心を編み込んだ楽曲は何度聴いても新しい発見がある。そんなユアネスが完成させた初のフル・アルバムは、過去に発表してきた作品のタイトルの頭文字を繋ぎ合わせて"6 case"と名付けた、文字通り現時点での集大成と呼べる1枚だろう。疾走感のあるロック・ナンバー「アミュレット」、繊細な音像が浮遊感を生む「日照雨」、黒川侑司(Vo/Gt)の息遣いすら聞こえるピアノ1台での歌い出しに、衝動的なバンド・サウンドが加わる「Layer」、ドラマチックな別れのバラード「「私の最後の日」」。既出曲のアレンジVer.に新曲を織り交ぜたアルバムが浮き彫りにするもの、そのひとつの解釈を書くことを許されるなら、昨日から明日へ繋いでゆく"命の意味"のようなものだろうか。
1年ぶりのCDリリースとなる3rd EPは、これまで同様、女性のセリフから始まる全5曲を収録。お互いに想い合っているのに、なぜ別れなければいけないのかというある意味、普遍的な問いに対する逡巡をメランコリックに歌いながら、ピアノ・バラードとシーケンスも使ったテクニカルなロック・ナンバーを並べ、バンドのポテンシャルをアピール。そこから浮かび上がるのは、TVアニメの主題歌や他アーティストへの楽曲提供を経験して、自分たちの世界から一歩外に踏み出したバンドのスケールアップだ。それが最も感じられるのが、太陽に向かうという意味を持つTrack.5「ヘリオトロープ」。大人っぽさという新たな魅力がユアネスに加わった。オルタナとフュージョン両方の要素を持つギターの音色が不思議な響きを放つ。
"死生観"、"人は花のよう"というコンセプトを持つ1年ぶり2枚目のEP。前2作と同じように次の作品と2部作になるという。加えてセリフだけのトラックやインタールード的なインストも含む物語性を重視した構成や、ピアノを使うなど、世界観を作るため基本編成に縛られないアレンジからは、自分たちの表現に対するこだわりが感じられる。そのこだわりは信念と言い換えてもいい。いい曲を作ることはもちろんだが、それだけでは満足できないのだろう。「CAPS LOCK」ではファンク・サウンドも鳴るが、バラードこそが他のバンドにはない自分たちの武器と考えている節もある。ライヴ・シーンで注目を集める一方で、作品をリリースするたびごとにユアネスは、着々と唯一無二のスタイルを確かなものにしている。
今年3月、全8曲を収録した1stミニ・アルバム『Ctrl+Z』で全国デビューを果たしたことをきっかけに、注目度がぐんと上がった福岡で結成された4ピース・バンドが、初めてのEPをリリース。前作と2枚でひとつになるという位置づけの本EPには、Track.2「凩」(読み:こがらし)のイントロとも言える、男女のセリフからなる「変化に気づかない」を含む全6曲を収録した。ファンの間で音源化が待ち望まれていた「凩」をはじめ、エモーショナル且つドラマチックなギター・ロックという、バンド本来の魅力を改めてアピールする一方で、バラードの「夜中に」とじっくりと聴かせる「日々、月を見る」の2曲では、ピアノの音色を使って新たなアンサンブルにもアプローチ。冒頭で再会した男女の交差する想いを情感豊かに描き出している。
福岡を拠点にしながら、早耳リスナーをはじめ、ライヴハウス・シーンですでに注目を集め始めている4人組がユアネスだ。期待の高さを物語るように、2018年2月に彼らが東京で初開催した自主企画はソールド・アウト。満を持してリリースする初の全国流通盤となるこのミニ・アルバムをきっかけに、ポスト・ロック的なギター・サウンドに乗せて、ヒリヒリとした感情とともに青春の鬱屈を歌う彼らの存在は、さらに多くの人に知られることになるだろう。"雨の通り道"と題した1曲目がSEと女性のナレーションだけというところからは、曲の寄せ集めではなく、1個の作品、さらに言えば、ひとつの世界観を作り上げようという意欲が感じられる。激情エモから弾き語り、アーバンなサウンドまで、曲調は思いの外幅広い。
切ない恋心を透き通った声で描き、10代を中心に話題のネット発SSW、あれくんのメジャー初アルバム。「好きにさせた癖に」は965万回、「ばーか。」は749万回と好調な再生回数を誇るが、それらすでに公開済みの楽曲は、すべてガラッとアップデートされている。チルなビート且つミニマムだけど一音一音が際立つ、トレンドを採り入れたポップ・サウンドにリアレンジされていて、海外アーティストを意識したようなあれくんのフェイクも含め、既発のバージョンを知っているとその進化に驚かされるはず。また、半数を占める新曲たちに綴られているのは、これまでの彼の代名詞=ラヴ・ソングの枠を超え、人生の葛藤に向き合った言葉たち。メジャー初作品にして現時点での集大成にとどまらず、新たな自分を切り拓いている。
アコースティックにポップスを奏でるネット発SSW あれくんが、オルタナティヴ・ロック・バンドのギタリスト、クラシックに出自をもつピアニストと出会い、結成した夜韻-Yoin-。そのメジャー1stミニ・アルバムは、愛する人とのすれ違いの物語を描いたノンストップ・ミックス作品だ。全編を通して相手を想う気持ちや命の儚さ、美しさが貫かれたコンセプチュアルな1枚だが、各曲のカラーは絶妙なグラデーションを描いていて、3人の素養に基づく音作りが楽しめるし、環境音も取り入れた立体的なサウンドはストーリーへの没入感も得られる。そして何より、あれくんの抜けのいい歌声は聴く者を肯定してくれる。MVや歌詞カードなど、トータルで演出された世界観に浸ってみれば、自ずと見えてくるものがあるかもしれない。
人気上昇中のユアネスが前作と2枚でひとつの作品になるEPをリリース
次世代のギター・ロックを奏でる4人組、ユアネスがいよいよ全国デビュー
"何かを得るためには、何かを捨ててまでも追いかけないと叶わないって伝えたかった" SSW あれくんがメジャー1stアルバム『呼吸』で表現した、彼の奥底に眠っていた思い
我慢しながらも、平然を装って耐えていかないといけない日常の中で、思いを相手に打ち明けられずに心にしまっている子の代弁をしたかった
このご時世の中で聴いてくれる人に寄り添えるような楽曲になってると思うし、「ばーか。」や「好きにさせた癖に」とは違う視点で恋愛観を描けたのかな
答えを設けるんじゃなくて、世界観を聴いて感じてもらうのが夜韻-Yoin-のやり方
2019.02.15 @渋谷TSUTAYA O-Crest
2019.01.13 @渋谷WWW
2017.11.17 @下北沢LIVEHOLIC
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