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INTERVIEW

Japanese

夢みるアドレセンス×蒼山 幸子(ねごと)

2018年04月号掲載

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昨年はメンバーの卒業、復帰、さらに新メンバー・オーディション"なれんの!?夢アド!?"で選ばれた水無瀬ゆき、山下彩耶、山口はのんが加入......と、激動の展開を見せた夢みるアドレセンス(以下:夢アド)。その新体制の第1弾シングル『桜』がリリースされる。今回は、カップリング「プラスチックガール」の作詞作曲を務めたねごとの蒼山幸子と、夢アド7人によるスペシャル座談会を敢行した。

夢みるアドレセンス:荻野 可鈴 志田 友美 小林 れい 京佳 水無瀬 ゆき 山口 はのん 山下 彩耶
ねごと:蒼山 幸子(Vo/Key)
インタビュアー:高橋 美穂 Photo by 上溝恭香

-こうして、夢アドの7人全員と蒼山さんが対面する機会は、今までもあったんですか?

蒼山:初めてです。

荻野:初めてです。

蒼山:レコーディングのときに、ね、可鈴ちゃんとは。

荻野:はい。水無瀬もお会いしたんだよね。

志田:え、そうだったの!?

水無瀬:(来るって聞いたんで)会いたくて、ずっと待ってたんですよ。

荻野:わざわざ来てくださったんです。はらドーナッツ持ってきてくださって、優しい!

-お持たせのセレクトが女の子らしいです(笑)。

蒼山:みんながかわいいんで(笑)。

-普段ガールズ・バンドをやっているとはいえ、アイドルの7人に囲まれると圧巻じゃないですか?

蒼山:すごい新鮮です。

-しかも蒼山さんは、初めての楽曲提供なんですよね。その経緯をうかがえますか?

蒼山:楽曲提供のお話を、去年の12月くらいにいただいたんです。夢アドちゃん、もちろん名前は知ってたんですけど――

夢アド一同:ありがとうございます!

蒼山:過去にもいろんなアーティストから楽曲提供を受けている、他にはいないアイドルですよね。私は今まで、ねごと以外では、歌詞だけ提供することや、自分が歌としても参加する楽曲の制作に関わることはあったんですけど、歌詞と曲を提供することは初めてだったんです。でも、やらせていただけるならチャレンジしたいと思って、過去の曲も聴かせてもらって、どういう歌を歌ってほしいかを考えながら、楽しく作らせてもらいました。

-「プラスチックガール」は、かわいらしいんですけど、アイドル・ソングとして捉えると新鮮ですよね。

蒼山:"プラスチックガール"っていうタイトルなんですけど、夢アドちゃんは本当にみんなかわいいじゃないですか。女の子ならではのしたたかさというか......つらいことがあっても、意地を張ってでも、きれいに笑うんだってことはかっこいいと思っていて。ジャンルは違いますけど、ねごとをやっていても、そう思うことってあるんですよ。なので、かわいいんだけど芯が強いことが聴いた人に伝わるように歌詞を書きました。

-この歌詞と曲を受け取って、どういう印象を持ちました?

荻野:夢アドって、わりとガツガツした曲が多いんです(笑)。いけいけどんどん! みたいな。だから、こういうおしゃれな曲は歌ったことがなかったんです。自分が歌うというよりは聴くタイプの曲だったので、嬉しい反面、今までで一番歌い方に悩んだんですよね。

蒼山:そっか。

荻野:そうなんです。今まではちょっとくらい音が外れてもいいからガシガシ歌うぜ! っていうスタンスだったんですけど、「プラスチックガール」は、きれいな曲だけど歌詞の芯は強いので、どうやって表現しようか......でも、苦しい悩みじゃなく、楽しみながら悩んでレコーディングしました。

蒼山:デモを作って仮歌を入れたんですけど、自分で歌っても難しかったんです(笑)。

夢アド一同:(笑)

蒼山:でも、7人の声色は絶対にあると思っていたので。できあがったものを聴いたら、ちゃんとそれぞれの個性が出ていて、それが重なって素敵な世界になっていたので、ちゃんと歌いこなしてくれたなって思いました。