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INTERVIEW

Japanese

POLYSICS

2010年01月号掲載

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Member:ハヤシ(Gt&Vo&Programming)

Interviewer:佐々木 健治


-そのイベント自体はどういうものだったんですか?

東京ロッカーズとか、P-MODELとかフリクション、ヒカシューとか当時の尖がったバンドが出ていた「DRIVE TO 80s」というイベントがあったんですけど。それの現代版という感じですね。当時出演していたバンドもたくさん出ていて、自分が影響をうけたバンド、リザードだったり、ヒカシューだったり。そういうバンドが出るイベントにPOLYSICSも出ることになったんですよね。だから、その人達へのリスペクトを込めて、いつもとは違うライヴをしたんですよ。

-新鮮でした?

新鮮でしたね。新鮮だったし、気持ちよかった。

-普段は出せない部分をやれたという感じですか?

あれは普段はできないですね。それに、LOFTっていう場所も独特じゃないですか?

-そうですね。

LOFTのあの独特のカラーに合わせてやったという部分もありますよね。

-なるほど。そして、2010年の3月14日には武道館での初ワンマンがありますね。初めての武道館ですが、ちなみに、武道館で観られたライヴはどういうものがありますか?

一番最初に観た武道館でのライヴは、ユニコーンの『スプリングマン』の時のライヴで。解散直前、僕が中学3年生の頃に行って、高校生の時には筋肉少女隊のライヴにも行きましたね。

-武道館っていうと、やっぱり他の場所でやるのとは違うものがありますか?

いやあ、全然違いますね。あの九段下の駅からあの砂利道をいろんな思いを乗せながら歩いていくあの感じとか。そもそも、そこからすでに始まっている感じがする。

-会場に入る前から。

そう。そして、武道館の中に入って、あの蛍光灯がバーッと点いているあの感じとか空気感。あの時点でヤバイと思いますよね。これから、どんなライヴをやってくれるんだろうみたいな。それに、DEVOの初来日が武道館ということもあるし。自分にとっては、凄い場所なんだなと思って、そこでいつかPOLYSICSが音を鳴らせたらどれだけ気持ちがいいんだろうと思っていたから。今回のライヴが楽しみというのはもちろんあるんだけど、やっぱりさっきも言った野音もそうだし、その時その時に目指すステージにチャレンジしてきたわけだし。メジャー・デビュー10周年ということもあるので、そこで武道館でライヴをやれるわけだから、そこでいいライヴができないとダメですよね。

-当日のライヴがどういうものになるかとか、イメージしたりしますか?

そうですね。ストレイテナーの武道館も観に行ってきたんですけど、やっぱり違いましたからね。