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INTERVIEW

Japanese

2009年07月号掲載

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Member:近野 淳一(Vo./Gt.) 一関 卓(Ba.) 渡邉 光彦(Dr.)

Interviewer:佐々木 健治

秋田県から登場した鴉。エモを軸にした熱いロックで、地元では絶大な支持を得ている彼ら。近野淳一の感情を吐き出すようなヴォーカルと確かなバンド・アンサンブルが生み出す音楽は、まさに激情、激唱型ロック。まだ初々しさの残る彼らに話を伺った。

-まずは、皆さんの自己紹介からお願いします。

近野 淳一(以下:近野):ヴォーカル、ギターの近野です。

一関 卓(以下:一関):ベースの一関です。

渡邉 光彦(以下:渡邉):ドラムの渡邉です。

-鴉の結成の経緯を教えて下さい。

近野:2003年・・・。

マネージャー:2001年です。

(一同爆笑)

近野:2001年に結成しました!

一関:2003年に、僕が加入しました。

渡邉:去年、僕が鴉に入りまして。

近野:それで、現在のメンバーになっているという感じです。

-もともとのメンバーが抜けた時に、お二人に参加してもらおうと思った理由は?

近野:卓さん(一関)とはプライベートでもよく遊んだりしていて、その当時、彼が楽器屋で働いていて、そこに行ったりとかいろいろとしているうちに、一緒にやりたいなと。ベースもうまかったですし。なべさん(渡邉)は、対バンとかで彼の前のバンドでのプレイとかも見ていいドラムだと思っていて、ドラムがサポート・メンバーだったのでずっと探していたんで、うちでやらないかと声をかけました。

-加入する前の鴉の印象はどんな感じでした?

一関:僕もバンドをやってはいたんですけど、実際に鴉を観たのは一回くらいしかなくて。でも、その一回観た時もかっこよかったですね。淳一(近野)が楽器屋に来てギターを弾いていた時も、いいギターを弾くなと思っていました。

渡邉:先輩バンドだったので、秋田では一番かっこいいバンドなんじゃないかと思ってました。結構、ライヴも観に行ったりしていましたし。入らないかという話も、すぐに受けました。

-鴉というバンド名をつけた理由は?

近野:由来というほどの由来はないんですけども、もともと僕達がやっていた音楽が明るい感じではなかったので、ちょっと暗い意味やイメージがありつつも、誰でもパッと覚えられるような名前がいいというところから、何となくでてきたのが、鴉だったんです。

-音楽を始めたきっかけは何でしょうか?

近野:高校生の時に、コピー・バンドみたいなノリで始めて、THE BLUE HEARTSとか、その時々で流行ったバンドのコピーをやっていたんですけど、そのうちに自分でも曲を作りたくなって、オリジナルでやり始めましたね。

渡邉:僕も高校生くらいから、黒夢とかHi-STANDARDとかのコピー・バンドです。ライヴハウスとかに出るようになったのは、大学で秋田に来てからですね。

一関:一番最初に弦楽器に触れたのが、中学生の時に、友達が持っていたアコースティック・ギターから始まって、高三の時にベースをやり始めましたね。僕もコピー・バンドからだったので、JUDY AND MARYからTHE MAD CAPSULE MARKETSまで、いろいろと。