DISC REVIEW
Japanese
2017年08月号掲載
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the irony
フリージアの花束を
九州出身の4人組ギター・ロック・バンド、the ironyによる3rdミニ・アルバム。船津陽史(Vo/Gt)の圧倒的な歌唱力とノスタルジーを誘う美しいメロディを武器とする、自他共に認める王道歌モノ・バンドが、自らのアイデンティティを最大限に発揮した渾身の1枚を完成させた。エッジの効いたロック・サウンドに綴る負け犬たちのラヴ・ソング「アンダードッグ」に始まり、優しいメロディがふたりの門出を祝福するウェディング・ソング「ラストダンス」、毎日の生活で疲弊する心を風船に喩えた軽妙なカントリー・ポップ「balloon」など、愚直な愛も皮肉も呑み込んだ6曲の"良い歌"たち。ピアノの伴奏から幕を開ける珠玉のナンバー「Hallelujah」。地元・福岡を舞台に悲しい別れを描いた渾身のバラードには、the ironyというバンドの真価が詰まっている。
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