DISC REVIEW
Japanese
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それでも世界が続くなら
消える世界と十日間
1曲目「人間の屑」から、曲ができた順番に収録されたドキュメント的なフル・アルバム。今作もまた一発録音で、4人がかき鳴らす音、呼吸、それらが絡み合いせめぎ合って生む音像を盤に閉じ込めた。緊張感のある咆哮や物思いの温度感を表現していくエフェクティヴなギターやベース、心の動きとシンクロするドラムなど、サウンドにはいわゆるJ-POP的なキャッチーさも優しい言葉もない。そういったところから零れてしまう、もっとワクワクを探している人や、あるいは今ある毎日とうまくフィットできない人と、うまく繋がってほしい音楽だ。このバンドの心と言えるものにより意識的となって、力強く刻印していったアルバム。独りの痛みも闇も安らぎも知るからこその音楽やロックに、出会ってみてほしい。
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- 2025.05.14
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