Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

Skream! 公式X Skream! 公式YouTube Skream! 公式アプリ

COLUMN

THE BAWDIES JIMの機材バカ一代!【第12回】

2012年02月号掲載

THE BAWDIES JIMの機材バカ一代!【第12回】

どうも、皆さん、こんにちわ。JIMです。
LIVE THE LIFE I LOVE TOUR 2011のファイナルである日本武道館も無事に終え、2012年を迎えました。
皆さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくね!

そして武道館は本当に最高の一言です。
あの日かいた汗や、あの空気感や、皆の気持ちを感じた身体が愛おしすぎて、武道館の日から四日間風呂に入れませんでした。笑
いや、でもほんとに、なんか流れていってしまう気がして、どうしても身体を洗いたくなかったのです・・・。
しかし!いつまでもそんなセンチメンタルになっていてもしょうがありません!
今はもう(あたりまえだけど)風呂に入っていますし!前を向いて進んでいっている訳でございます。
2月には新しいシングル「ROCK ME BABY」も出るし!3月にはSONICSとのツーマンツアーもある!
そして6月にはワンマンツアーもある!
楽しい年になりそうだ!うおーーー!

さてー!!エフェクター作りなのですが、ただいま製作中のPLEXIくん、ちょっと時間がなくて外箱をドリルで穴あけしてないんです・・・。ということで今回もお預けになっていしまいました・・・。
本当にごめんなさい!!次回までには必ず・・・!!!!

ということで、今回何の機材についてかこうかな、と考え、こいつはいいな!というものを見つけました!
これまで、このコラムでは僕のライブ使用機材だったり、レコーディング機材だったりしたのですが、今回は僕の家庭用機材!
家でギターを弾いたり、パソコンで録音などして遊ぶ際に役立ってるものを紹介したいと思いますよ。
ずばりこれです!!

うおー!おっきいー!ペダルもついてるー!
はい、ということで今回ご紹介します機材は、VOXのToneLab EXでございます。
さて、何だこのでっかい機材は?と思いの方も多いと思いますが、簡単にいいますとこいつはマルチエフェクターといった種類のものでして。

マルチエフェクターというのは、いわゆるコンパクトエフェクターっていうものが持っているエフェクト。
例えば歪み系だったり空間系だったり、そういった数々のエフェクトを、これ一つにまとめちゃいました!みたいなやつです。
僕がライブで使っている(このコラムでも前に紹介してます。)エフェクターボードみたいなのが一つの機材になった、みたいな解釈で全然OKです。

そして、数あるマルチエフェクターの中から、なぜこいつを選んだのかといいますと、実はこのエフェクターの中には、もちろん多数のエフェクターが入っていて、なおかつ、さらにたくさんのアンプが入っているのです!!
アンプが入っているといいましたが、正しくはアンプシミュレーターがはいっていまして。
いろんなアンプの音をモデリングし、そういったいろんなアンプの音が出せる!っていう訳なんですが。
VOXアンプの音や、FENDERアンプ、MARSHALアンプ、さらにはMESA BOOGIEとその数なんと33種類!
さらにはキャビネットを変えたりもできて、めちゃくちゃ数多くの音が楽しめます。
で、そのアンプシミュレーターの再現度とか音がとても良い!良い!
僕、こういったマルチエフェクターっていうのはずっと買ってこなかったのですが、最近のは音もいいし便利だしいうことなしですね。

例えば家のパソコンで録音したりするときも、ここはVOXアンプじゃなくてFENDER系のアンプかな?とか、それで足下のエフェクターはディレイにしよう!とか、そういったのがこれ一つで簡単にできるっていうのがお気に入りの理由です。
もちろん、普段使わないようなMESA BOOGIEの音とかでドンシャリサウンドを堪能したり・・・。
家のアンプは一つでもこいつ1台あればいろんな音が出て楽しい!という訳です。

そしてこれがツマミアップの写真。

あと、ほんとエフェクターのこととかわからないギターを始めたばっかりという人にもお勧めしたいです。
たとえば、オーバードライブとか、ディストーションとか、ディレイとかコーラスとか、名前は聞いたことがあっても、実際音を出してみないと、これらのエフェクターっていうのがどうゆう風に音が変わるとかわからないと思うので。
こういうマルチエフェクターで弾いてみるとわかるしね。
それで、気に入ったり、こういう音のエフェクターが欲しいってなったら、楽器屋さんにいって、それのコンパクトエフェクターを選んだりとかね。
もちろん、オーバードライブっていうエフェクターがあったら、作ってるとこによってやっぱり全部音が違うからね。
おおもとのオーバードライブっていうのは一緒だけど、ここのはハイが気持ちよく出る、とか、ここのはミドルがすごいね、とか。そういった細かいところで選ぶんだったらやっぱりちゃんとコンパクトエフェクターで選んでみるといいと思います。

でも、ほんとこれはおすすめ。
これのもうちょっと安い、廉価バージョンとかもあるんですが、それだと1万円くらいだろうし。
家でギターを弾くのにはもってこいのおもちゃです。

さて!キザバカ、今月はここまで!
もうすぐ皆さんの手に「ROCK ME BABY」が届くと思うと、とても楽しみです!!
ギターもかなり凝りましたので、何度も聴いてみると、いろいろな発見があって楽しいと思います。
今回は初めてシタール弾いたりもしたしなー。ふふふ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございましたー!
では、また次回!