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Japanese
いきなりピアノの弾き語りにストリングスを加えただけの「水色の夏」で始まるから、4人編成のバンドなのにバンド・サウンドじゃないと驚かされたが、2011年結成の彼らが満を持して完成させたこの1stフル・アルバムは楽曲が求めるまま、バンド・サウンドにこだわらないアレンジに挑戦した作品なんだそうだ。その結果、バンドが掲げる"エヴァーグリーンなポップ・ソング"は80年代にまで遡って、洋楽と邦楽の影響や、様々な要素が入り混じるバラードからダンサブルなロック・ナンバーまで、多彩な全12曲に結実した。バンド・サウンドにこだわらないアレンジは逆にメンバーそれぞれの個性を際立たせる結果にもなった。伸びやかな倉品 翔の歌声やポップな楽曲を楽しみながら、楽曲を支えるバンドの演奏にも耳を傾けたい。
季節感溢れるグッド・メロディを奏でる4人組バンド、GOOD BYE APRIL初の全国流通盤。透明で温かくて、陽だまりのような声。3曲目の「さまよい森のリンゴ」を聴き終わった瞬間思わずため息が漏れた。ヴォーカル倉品の伸びやかで澄んだファルセットを聴いて、知らず知らずのうちに息を詰めていたようだ。そして、アルバムを締めくくるバラード「I ‘m for you」は、大切な人への愛を優しく感動的に歌いあげ、そのスケール感が素晴らしい。全ての楽曲が美しいヴォーカルと安定感のあるリズム隊と音色豊かなギターで彩られ、1つ1つの良い音が見事に調和し、水彩画のように四季の風景や空気を描き出す。“季節感”と“調和”。日本が誇れる良質のポップ・ソングがここにある。
バンド・サウンドにこだわらない多彩な12曲が際立たせるGOOD BYE APRILならではの個性とは?
2016.06.11 @下北沢LIVEHOLIC
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