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Overseas
イギリスの4人組ロック・バンド PEACEが、アメリカに渡って、ウッドストックにある森に囲まれたスタジオでレコーディングした3rdアルバム。ソウル・ミュージックやゴスペルの影響を絶妙のさじ加減で取り入れたことで、UKギター・ロック然とした前2作とは違うバンド像を打ち出している。ちょっと後期のTHE BEATLESを思わせるところもある。プロデューサーは米英でNo.1になったTHE LUMINEERSの『Cleopatra』を手掛け、プロデューサーとして名を上げたシンガー・ソングライター、Simone Felice。サウンド面もさることながら、スピリチュアルな面で彼が与えた影響は大きかったようだ。"慈愛こそが新しいロックンロール"というSimoneらしいメッセージは、バンドと彼の魂の交歓の賜物だ。
B-TOWNと呼ばれるバーミンガムのインディー・ロック・シーンの急先鋒として2012年にデビューした4人組。彼らが2年ぶりにリリースする2ndアルバムには精力的にツアーを続けながら遂げてきた成長がしっかりと反映されている。80年代のネオ・サイケ、90年代のマンチェスター・サウンドの影響を、自分たちの個性としてよりはっきりと意識したうえで、それをどう聴かせるか。そこで試した様々なアイディアが成長を印象づける変化として表れている。因みに日本盤は海外のデラックス盤にライヴ・バージョン3曲を加えた計21曲を収録。1番の成長はツアーを続けながらこれだけたくさんの曲を書き上げたことだ。中には原点回帰を思わせる曲もあるが、それが今後、どう彼らの音楽に反映されるかも楽しみだ。
UKを揺るがす話題の新人だが、ハイプと侮るなかれ!バーミンガム出身の4人組、PEACEのデビュー・アルバム『In Love』。キャッチーなメロディにトライバルなリズムを駆使し、まるでFOALSとHAPPYMONDAYSが融合しかつてのマッドチェスターを再燃するかのようなグルーヴが持ち味だが、THE BEATLESにTHE SMITH、さらに90’sブリット・ポップ勢のエッセンスを感じ、英国伝統的なギター・サウンドの潮流を軽やかに渡っているようなおもしろさがある。現代っ子ならではのジャンルに囚われない雑食性とクラブ・シーンで感化されたという身体性には、ありそうで他にはマネできない、唯一のオリジナリティとして成立している。今夏SUMMER SONICでその真相を窺おう。
新作を完成させるうえで大変だったのは、たくさん作った中から曲を絞ることだった
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2013.09.10 @渋谷duo MUSIC EXCHANGE
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