JavaScript を有効にしてご利用下さい.
Japanese
"ルーツを感じさせる音楽を作りたい"とフロントマンの尾崎雄貴が以前語ってくれた。だがそれはとても難しいことで、影響を出し過ぎると、既存の音楽の焼き増しになってしまう。だがその"自らの根源"ほどきらきらした純粋な思いが込められたものはないだろう。前作『PORTAL』は、Galileo Galileiの音楽愛が爆発した非常にピュアな作品だった。今作はそこから一歩先に行き、流れを汲みながらも独自の音楽性や精神性を深めている。ギター、ベース、ドラム、シンセ、それぞれの楽器の音も際立つアレンジになっており、より洗練されたギター・ロック・サウンドへと昇華。前作から9ヶ月でその成果が出ているのは、バンドのポテンシャルが高い証だ。彼らの音楽への冒険心は、ここから更に燃え上がるに違いない。
北海道出身の5人組Galileo Galileiのメジャー2ndアルバムは、彼らが彼ららしくいるための挑戦だ。彼らは今年3月に拠点を東京から札幌に移し、メンバー全員で共同生活をしながら自作スタジオで曲作り、レコーディング、ミックスをセルフ・プロデュースで行っている。プログラミングやシンセなどを大胆に使ったアレンジに溶けるバンド・サウンド。淡い水彩画のように透明感に溢れた音は、そっと寄り添うようにあたたかく優しい。だがそれと同時に物悲しくもあり、心に眠る焦燥感を静かに煽る。架空の街をモチーフにした14曲のストーリーに誘われ、ゆっくりと溺れていくような不思議な感覚に陥った。新たな入口の扉を開けた5人。この先にはどんな出来事が待ち受け、彼らはどんな物語を描いてゆくのだろうか――。
新たな冒険心を出す前に、ちゃんと地に足のついたアルバムを作りたかった
スキルを育てる場所がやっと作れたんで"ここからかな"って気がしてます
進化からの覚醒――Galileo Galileiの描く新世界『Baby, It's Cold Outside』
新たなストーリーが幕を開ける! 現在と未来を歌うニュー・シングル
2012.12.28 @赤坂BLITZ
2012.04.28 @Zepp Tokyo
2011.11.20 @新木場STUDIO COAST
Show More
Skream! 2024年09月号
Laughing Hick ホリウチコウタの能ある君は僕を隠す
Lucky Kilimanjaro maotakiの"一食入魂"
Academic BANANA 齋藤知輝の"大切なことはすべてラブソングが教えてくれた。"
フィルフリーク ツカダユウキの“サブカル部!”
月蝕會議エンドウ.の"月蝕會議室24時"
"SPARK!!SOUND!!SHOW!! チヨの部屋"
GANG PARADE ユメノユアの"ROCK ON!#YuaPlaying"
挫・人間 下川リヲの“モノホンプレーヤーになれねえ”
THE BACK HORN 松田晋二の"宇宙のへその緒"
cinema staff 「萌えもemo」
フクザワさんによるあの曲のイメージイラスト