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Japanese
"終活クラブ 2nd EP「ハイパー005」Release 2MAN series【ハイパーウルトラ超特急ツアー】" 11月17日(日)渋谷 Spotify O-Crest OPEN 18:30 / START 19:00 w/ Dannie May
1曲目「マジックシャワー」が白眉の出来。音楽の力を信じ、言葉を曲に乗せ、リスナーと一緒に歌う意義を高らかに鳴らす様に目頭が熱くなる。これまでより素直な筆致が響くのは、彼等が重ねてきた経験が血となり肉となり、自信と説得力になっているから。「ふたりの暮らし」の"今んとこ夢は乾燥機"等、生活を捉えたフレーズも光る。だが一方で、先行配信で驚かせたミクスチャー・ロック「ダンシングマニア」ではダークな魅力も新展開。さらに、楽しくきゅんとするメロディでポップに振り切った「アストロビート」と10曲10様の心模様に寄り添う。大きな会場でのライヴやイベントのトリを任されるようになってきた彼等の気合がこもったネクスト・フェーズ。
一度聴くとふとしたときに脳内再生してしまう中毒性の強いダーク・ポップ「玄ノ歌」から始まる物語。自然哲学"五行思想"のそれぞれの要素が持つ"5色"をテーマにした5曲を収めている。もちろんその意味を調べながら聴いて深みにハマるのも良し。だがフラットに再生してみても十分フックとなるナンバーが目白押しだ。血の通った温かな歌を響かせる「朱ノ歌」、田中タリラ(Vo/Key)がピアノ弾き語りで歌う珍しくシンプルなアレンジが染みる「木ノ歌」、Yuno(Cho/Kantoku)によるまろやかな言葉選びで愛を歌う「白ノ歌」、すでにライヴ定番曲の「黄ノ歌」と、沈んだ気持ちに寄り添いつつ、最後には前を向けるようにと作られた楽曲群。バンドの真心が一貫して伝わる、彼ら史上最も力を与えてくれる作品になった。
3人組コーラス系バンドによる、建前と本音がテーマの2作連続EP。その"ホンネ"のほうを冠した1枚が本作だ。それゆえ厭世的な部分や繊細な心の内が表現された曲が並ぶが、ただ言いたいことを直接的にぶちまけただけでもなさそうなのが、人間らしくて面白い。カオティックなシンセが引っ張る四つ打ちダンス・チューン「ええじゃないか」、シンガロングできるフレーズが配された「一生あなたと生きていくなら」はライヴ映えするだろうし、「小舟」はトラックを作り込むイメージの彼らがギター1本をバックに歌う初のアコースティック・ナンバーで、強力なフックになっている。他にもエッジィ且つ横ノリできるユニークな「負け戦」、リスナーを鼓舞しつつバンドの物語にも重なる「異郷の地に咲かせる花は」と、楽曲のレンジを一気に広げる。
前作『終活新布教盤』でメジャー・シーンへの布教を開始した終活クラブが、早くもメジャー2nd EPを発表。掛け声にクラップとライヴ映え要素満載の表題曲「ハイパー005」は、MVもライヴ映像で構成されオーディエンスとの一体感まで映像化、またスラップ・ベースが効いた中毒性抜群の「マイ魔法陣を囲むダンス」はSNSに振付動画をアップする等、踊れるロックを提示する。そんななか「君だったら」では、淡い恋心を思い出すピュアさとロマンチックな美メロが際立つ。そしてラストの「せいのく」は"こんな転調も大嫌いだ"と言い放ちながら転調する大サビのハマり具合が痛快だ。癖のある意味深い歌詞とライヴにフォーカスしたキャッチーさがバンドの"らしさ"として確立されている。
"音楽を終わらせる為の音楽"を始めるために結成された終活クラブがメジャー・デビュー。これを機にさらに広く布教していくべく"新"布教盤がリリースとなる。終活クラブらしい痛いところを突く尖った歌詞をキャッチーなダンス・ロックに乗せた「しょうもないなあ」、音数の増減によるコントラストで轟音を際立たせた挑戦的な1曲「詠唱」、ディレイの効いたギター・リフに"2000年代のJROCK"が色濃く薫る「六畳にて」、ピアノの淡々と繰り返す旋律が洗練された雰囲気を纏うミディアム・ナンバー「めぐる」と、振り幅を見せつける全4曲。正体を隠しアイコニックなキャラクターを前面に出すネット・カルチャー的側面を持ちながら、ライヴを意識した踊れるロックを鳴らす、新時代のネクスト・ブレイク筆頭候補のメジャー・デビュー作に注目だ。
目を引く意味深なバンド名にポップなキャラクター、少年あああああ(Vo/Gt)の個性的な脱力系ヴォーカルに少しひねくれた歌詞。それでいて夏フェス映えしそうなJ-ROCKを鳴らし、独自の世界観を構築している5人組バンド 終活クラブ。"終活"という一見重たく映る言葉に"悔いを残さないように音楽を最後までやり切る"という熱い思いを込めるひねりの効いたワード・センスは、歌の中でもいいスパイスになっている。チャイナ感漂うサウンドが耳に残るミディアム・チューン「嘘マフィア大暴走」、手拍子や合いの手を盛り込んだキャッチーなダンス・ロック・ナンバー「ハチェットダンス」、ライヴでの大合唱が浮かぶアグレッシヴな1曲「感情とマキシマイザー」に、最後のメロウな横ノリ曲「環状線」では新たな一面も覗かせた1st EP。
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